台風一過に大仙丈ヶ岳まで、強風・ガスでちょっと残念

2017年09月18日(月) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,365m
• 下り: 1,373m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:30

7:05 北沢峠
8:03 8:06 薮沢大滝ノ頭
8:47 8:47 小仙丈ヶ岳
9:30 9:40 仙丈ヶ岳
10:05 10:12 大仙丈ヶ岳
10:39 10:51 仙丈ヶ岳
11:13 11:13 仙丈小屋
11:30 11:31 馬の背ヒュッテ
11:40 11:40 薮沢小屋
11:54 11:55 薮沢大滝ノ頭
12:35 北沢峠

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仙流荘隣の無料駐車場は余裕

コース状況／危険箇所等

仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳、やせ尾根注意。

写真

9/18 6:00

6時10分の始発、さすがに台風が過ぎたばかり空は曇天、乗る人も少なかった。

9/18 7:06

広河原からのバスは林道通行止めでストップらしい。
早速支度をして出発。

9/18 7:19

少し登った所で今日の見納めになってしまったアサヨ峰

9/18 7:26

時々日が差し込んできて濡れた苔を照らします。

9/18 7:32

晴れてきたかなと思ったら

9/18 7:54

ガスの中

9/18 8:07

帰りは馬の背からこの道を大滝頭に戻ってこよう

9/18 8:23

森林限界に出ました。馬の背ヒュッテが見えました。

9/18 8:23

風が強く寒い！

9/18 8:48

ようやく小仙丈ヶ岳、駒ヶ岳は見えません。

9/18 8:48

進行方向はガス

9/18 8:54

西側には伊那谷

9/18 8:57

9/18 9:11

登ってきた道、今日はガスと一緒です。

9/18 9:11

馬の背

9/18 9:25

山頂間近

9/18 9:25

雷鳥がいました。

9/18 9:25

親鳥ですね、足管をしていました。

9/18 9:26

ガスが取れていきます。

9/18 9:26

カールの底に仙丈小屋

9/18 9:26

山頂がくっきり

9/18 9:29

9/18 9:32

仙丈ヶ岳山頂、ここで小休止

9/18 9:41

大仙丈ヶ岳方面

9/18 9:41

とりあえず下って行きます。

9/18 9:46

下って

9/18 9:46

山頂を振り返る

9/18 9:46

山頂に続く地蔵尾根

9/18 9:49

少し下った所にお花畑、タカネナデシコの群生がありました。

9/18 9:53

大仙丈ヶ岳がガスの中から姿を見せました。

9/18 9:54

結構なナイフリッジ、強風が怖い！

9/18 10:02

もうひと山越えて

9/18 10:03

三峰川の源流

9/18 10:03

ちょっとしたキレット

9/18 10:05

山頂

9/18 10:08

大仙丈ヶ岳山頂到着

9/18 10:11

仙丈からなかなか変化に富んで面白い、来て良かった。

9/18 10:42

山頂から仙丈に向かって登っていきます。
大仙丈ヶ岳を振り返る。

9/18 11:10

仙丈小屋を下って

9/18 11:15

9/18 11:15

眼下に伊那市の街

9/18 11:15

下はずっと晴れているんだろう

9/18 11:18

小仙丈を眺めながら

9/18 11:26

樹林帯へ入って

9/18 11:31

馬の背ヒュッテを下って直ぐの藪沢を横に進んで

9/18 11:41

まもなく藪沢小屋、水が豊富で静かな所です。

9/18 11:42

小屋の先の沢に出ました。
上の方が日の光で輝いていました。
さらのほぼ水平なトラバースを進んで五合目に向かいます。

9/18 12:35

後は下って下って登山口へ

9/18 12:36

13時10分のバスで仙流荘へ、バスは数人だけのガラガラでした。

撮影機器：

PENTAX K-1 ボディ ペンタックス

感想

y-urano

三連休は台風のせいで全て白紙、それでも最終日は未明までの嵐も静まった。
台風一過の好天を期待して、自宅から15分程でいける仙流荘から北沢峠への始発バスに乗り込んだ。実は身近な山で行ってないところが気になっていた。
仙丈には何度も登ってるが、直ぐその先にある大仙丈ヶ岳には行ったことが無いので、こんな時こそとの思いつきだった。

運行が不安だった始発バスは順調で、厚い雲と強風が吹くなか1時間程で北沢峠到着した。ここからトイレ裏の林道から仙丈に向かったのは自分を入れて3組だけ、雨でたっぷり水気を含んだ森は重苦しかったが時々厚いガスの中から差し込む光が差し込むと一転して輝き出す、そんな変化を楽しみながら樹林帯を登っていった。

1時間で大滝の頭、そこから20分程で森林限界に出た。
ここからは強風で汗をかいた体が一気に冷え込んでしまい、慌ててアウターと手袋をはめた。それでも寒かったが我慢して小仙丈を目指した。
小仙丈からしばらく行ったところで前泊して両俣小屋を目指していたカップルを抜いて進んだ。

ガスが強風時々吹き飛ばされて山頂が覗く頃、2つ手前のピークを間違って登り登山道に戻るところで目の前に大きな雷鳥に出合った。ガスと草紅葉の赤のなかで全然気がつかなかった。
仙丈ヶ岳で雷鳥に出合ったのは覚えていないのでこんな日のプレゼントだと思った。

仙丈ヶ岳で小休止しておにぎりを食べガスが取れるのを待ったが、晴れてこないので進むことにした。
大仙丈ヶ岳は仙丈ヶ岳より50m程低いが、一旦100m程下ってから登り返しだ。
下って直ぐの所にあるお花畑は、散りかけたミヤマナデシコのピンクの群落が鮮やかだった。
ここは最盛期ならたくさんの花で見応えがあったのではと思った。
一旦下って1つ目のピークの前後がナイフリッジになっていて、強風下だったので神経を使った。鎖もロープもないのでちょっとびっくりした。

大仙丈ヶ岳の山頂はおむすびの頂きの様で、晴れていたらここから南アルプス中南部と仙塩尾根が見事だろうと思うと残念だ。
その分付近の尖った山塊に掛かるガス動き、時々広がる青空のコントラストは目を楽しませてくれた。

帰りは仙丈小屋から馬の背ヒュッテ、藪沢を横切って大滝の頭に水平につながる登山道を歩いた。樹林帯や沢、草地などなかなか変化があって面白かった。
もう少しゆっくりしたかったが、こんな日は帰りの人も少ないことから13時のバスの次は15時まで2時間も空く、それなら13時で帰ろうと急ぎ足で下っていた。

台風一過の好天にはまだ時間的に速かったが、そのぶん静かな山行を楽しむことが出来て満足だった。