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Yamareco

記録ID: 127156
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

早月尾根 - 剣岳

2011年08月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:41
距離
15.1km
登り
2,365m
下り
2,350m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3:25 登山口発
6:10 早月小屋 (10分休憩)
8:27 剱岳山頂 (登頂5時間2分)
9:05 剱岳下山
10:55早月小屋 (15分休憩)
13:50登山口着 (下山4時間45分)
天候 晴れ、後曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸道(立山IC)から馬場島 約50分
馬場島駐車場は30台くらい駐車可能(無料)
午後には満車になっていたが少し離れたところにも駐車場あり駐車の心配は要らない。
コース状況/
危険箇所等
平日の登山は熊よけの鈴が必要な道。
馬場島から20分程の急坂を登ると平坦道になる。
2段目の平坦道にはじめて1000mの標高プレートがあり、
ここから標高200毎のプレートに追われる登山となる。
早月小屋までは樹林帯の急登で、ぬかるみが所々あるので注意。
早月小屋を過ぎてからは岩場の交わる急傾斜だが慎重に歩るけば問題はない。
水の補給は早月尾根でペットボトルを購入する以外にないので、多めに携行する。
下山後の温泉は立山ICまで行く場合は、アルプスの湯がおすすめ。公営の立派な温泉でこれで600円は安い。
住所:富山県中新川群上市町湯上野8番地
登山口(下山時に写す)
2011年08月13日 17:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 17:04
登山口(下山時に写す)
憧れを持って登ります(下山時に写す)
2011年08月13日 17:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 17:02
憧れを持って登ります(下山時に写す)
標識1000m(下山時に写す)
2011年08月13日 17:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 17:01
標識1000m(下山時に写す)
赤谷山、猫又山が白みかける
2011年08月13日 14:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:04
赤谷山、猫又山が白みかける
標識1800m
2011年08月13日 14:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:04
標識1800m
大日岳・奥大日岳方面
2011年08月13日 14:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:06
大日岳・奥大日岳方面
剣御前
2011年08月13日 14:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:07
剣御前
剣御前
2011年08月13日 14:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:53
剣御前
剣岳シルエット
2011年08月13日 14:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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8/13 14:53
剣岳シルエット
標識2000m
2011年08月13日 14:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:51
標識2000m
早月小屋、誰もいない
2011年08月13日 14:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:56
早月小屋、誰もいない
標識2200m
2011年08月13日 14:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:57
標識2200m
標識2600mここから険しくなっていきます
2011年08月13日 15:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:01
標識2600mここから険しくなっていきます
チングルマ
2011年08月13日 15:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:04
チングルマ
ミヤマキンバイ
2011年08月13日 15:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:06
ミヤマキンバイ
片側が落ちている
2011年08月13日 15:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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8/13 15:17
片側が落ちている
タカネマツムシソウ
2011年08月13日 15:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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8/13 15:19
タカネマツムシソウ
トリカブト
2011年08月13日 15:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:23
トリカブト
19ミヤマトウキ
2011年08月13日 15:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:25
19ミヤマトウキ
20モミジカラマツ
2011年08月13日 16:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:30
20モミジカラマツ
切れ込みを覗く
2011年08月13日 15:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:28
切れ込みを覗く
本当に上れるの?
2011年08月13日 15:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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8/13 15:29
本当に上れるの?
イワツメクサ
2011年08月13日 15:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:31
イワツメクサ
2011年08月13日 15:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:33
頂上
2011年08月13日 15:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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頂上
喜び
2011年08月13日 15:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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喜び
2011年08月13日 15:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:37
剣御前の後ろに尖った槍ヶ岳が見える
2011年08月13日 15:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 15:51
剣御前の後ろに尖った槍ヶ岳が見える
白馬方面
2011年08月13日 16:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:00
白馬方面
薬師岳、大日岳
2011年08月13日 16:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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8/13 16:07
薬師岳、大日岳
カニのヨコバエからたくさんの人が登って来ている
2011年08月13日 16:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:17
カニのヨコバエからたくさんの人が登って来ている
山頂を後にします
2011年08月13日 16:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:18
山頂を後にします
ココを分岐する目印
2011年08月13日 16:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:19
ココを分岐する目印
下りには役立つ鎖
2011年08月13日 16:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:20
下りには役立つ鎖
イワギキョウ
2011年08月13日 16:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:24
イワギキョウ
ウサギギク
2011年08月13日 16:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:31
ウサギギク
2011年08月13日 16:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:39
大日岳
2011年08月13日 16:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:40
大日岳
よくこんな険しい山に道をつくったものだ
2011年08月13日 16:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:42
よくこんな険しい山に道をつくったものだ
小窓
2011年08月13日 16:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:43
小窓
早月小屋までの尾根道
2011年08月13日 16:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:44
早月小屋までの尾根道
下り時に写す。
2011年08月13日 16:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:47
下り時に写す。
ココまで降りてきて全景が見えた
2011年08月13日 16:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:46
ココまで降りてきて全景が見えた
剣岳
2011年08月13日 16:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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8/13 16:48
剣岳
タテヤマリンドウ
2011年08月13日 16:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:56
タテヤマリンドウ
ヤマハハコ
2011年08月13日 16:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 16:59
ヤマハハコ
2011年08月13日 17:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 17:00
下山
2011年08月13日 17:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 17:03
下山
良く整備されています
2011年08月13日 17:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 17:04
良く整備されています

感想

今回の登山計画は4時30分登山開始、10時30分に剣岳山頂、11時下山開始、16時
登山口着。
交通渋滞もおあり6時間(夜間割引6,550円)をかけて8月11日20時10分に立山ICを通過。口に何か咥えた狐が前をうろうろ、23時馬場島に着いた時は10台ほど駐車していた。夜食を食べた後、仮眠。
車のドアが開閉する音に目が覚めて外を見るとヘッデンをつけた男性が準備体操をして出発していった。時間は12日3時。
もう一度寝ようとしたが、寝つけずに出発することとする。
既に数台の車の室内灯が点いている。この時間に外に出て夜空を眺めている人が数人いた。登山口を尋ねる。きれいな星空が見える。道すがらにきれいなトイレあり。
やはりこの時間に登山口にて数人の若者が雑談している。先行者が2人いると教えてもらう。3時25分登山開始。
闇夜にヘッデンを頼りに急な坂を20分ほど上がっていくと平坦な道に変わる。
誰もいない平日なら熊が出そうだ。
所々ぬかるみがあり、1000mのステンレス製標高プレートが切り株のベンチの間に設置されていた。
ここからは樹林帯の急な登山道が始まる。
1600m位の所で第二先行者に追いつく。先程準備体操をして出て行った若者だった。
標高プレートの設置は怪しいが、平均をすると200mあたり25分くらいのペースだ。
これで行くと、標高差2000mは5時間を切って到達できることになる。
4時20分頃から夜が白み始めるが、登山道のぬかるみや木の根を見分けれるようになったのは5時近くなってからだ。
2000mを越えて第一先行者に追いつく。しばらく行くと早月小屋が目の下に出てくる。
想定より意外と近かった。先程の人がこのあたりは2200〜2300m位のはずだ、と教えくれたので、GPSの気圧計を見ると2215mとなっていた。しかし、2200mのプレートは早月小屋を過ぎてしばらくしないと出てこなかった。
早月小屋でトイレと小休憩をしたあと、2200mプレートにて、おじいさんが休んでいた。聞くと、早月小屋に泊まって今日は剣沢小屋まで行くとのこと。早月小屋は昨夜2人しか泊まりはいなかったこと。3日程かけて美女平から立山駅まで歩いていくとのこと。
そう言って歩き出したがとても遅い。今日これで剣沢小屋まで行けるのだろうかと心配になる。
この辺りから岩場になるのでストックをしまって、来る道中に職人の店で買った450円の革手袋をはく。これが結構、具合良かった。
2600m地点で5時間経過まで後1時間余りになって間に合いそうだったが、ここから斜度が急で、手を使って登っていく。鎖場などもあるが問題になるほど怖いところは無かった。
結局、登頂は5時間2分かかってしまった。
快晴で、遠くに小さく富士山まで見える。冷たい風が強い。
半袖でいたので寒くなって、軽食を食べた後30分ほどいて下山する。
2600mを越えた辺りで先程のおじいさんが食事をしていた。
心配になって聞くと、これで登山は最後なので剣沢までたどり着けなければテントでビバークしても行くそうだ。山が好きな人だ。
頂上であんなに寒かったのに早月小屋では缶ビール(600円)を飲んでしまった。
早月小屋から降りていると、登山者が次々と登ってくる。
その人たちと話になったのが、標高プレートの事なので、途中からチェックしてみた。
1800m→1770m・1600m→1560m・1400m→1450m・1200m→1250m・1000m→1035m
大ざっぱに見てこんな事になった。1400mから1600mまでは標高差100mしかない。
また、1800mから2000mまでの標高差は200m以上あったと思う。
いつもの事だが、下山は膝に来てこたえる。結局、休憩も含めて下山に4時間45分かかっている。上りと変わりないのが情けない。それだけ体力が無いと言うことだ。
全体としての感想は、思っていたほど距離はなかったが、高低差があるため下山時は堪えた。剣岳の印象からするとこの登山道はやさしい道だった。
自宅に着いたのは深夜割引が使える13日0時30分(深夜割引4700円)で、こちらの方がもっとこたえた。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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