シシャモナイ 憩の散歩道ルート

2017年10月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 4.8km
• 登り: 609m
• 下り: 608m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:00

6:00 西の河原パーキング
8:45 9:00 憩の散歩道ルート取付き
11:20 11:50 Co210 終了点
12:05 12:05 赤いルンゼ
12:40 12:40 Co70 旧遊歩道
12:47 12:47 海岸
13:00 西の河原パーキング

天候

晴れと強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

オブカル石パーキングから入って西の河原パーキングに下る
（直線距離で西の河原トンネル1,835キロ分の移動）

その他周辺情報

沼前駐車場に前泊。きれいなトイレが利用可能、水は飲料不適。
積丹町西河「温泉旅館北都」の天然温泉シララ姫の湯、日帰り550円。

写真

10/1 5:30

沼前駐車場（積丹トンネルの北側）
立派なトイレの裏にテン泊

10/1 5:55

西の河原トンネルの積丹側パーキングから出発
下山はこちらに降りる計画

10/1 6:22

西の河原トンネル1,835m
25分でオブカル石に到着

10/1 6:39

展望台への急登

10/1 7:04

今日は波が高い

10/1 8:02

アプローチ核心なので登攀体制で臨む
オーバーハングのトラバース

10/1 8:07

といっても手掛かり足掛かりあります
4級−位？

10/1 8:24

トラバース乗越したらそのまま登ってレッジへ

10/1 8:24

そ〜っと懸垂して恐怖のトラバースを回避

10/1 8:58

はい、取り付き

10/1 9:00

1P目登って残置スリング回収

10/1 9:28

2P目

10/1 10:11

3P目

10/1 10:19

テラスにて休憩

10/1 10:25

4P目

10/1 10:46

6P目　Co145

10/1 11:43

Co210　登攀終了
7P目の草付きボロボロは頑張ってヨロヨロリードした

10/1 11:51

稜線は疎林なので歩きやすい

10/1 11:53

踏み跡もある

10/1 11:55

軍艦岩と西の河原

10/1 11:56

神威岬

10/1 12:04

赤いルンゼ (トポの下降路）
落石が怖いので今日はパス

10/1 12:05

この岩山の左を巻いてCo250のコルに向かう

10/1 12:07

捨て縄・・・色地味だよ

10/1 12:17

Co250 コル

10/1 12:20

北北西に伸びる稜線を下るとダンラインのFIXがあった
昔の山道の名残？

10/1 12:33

多少迷ったときはなんとなく左を取りながら、この岩山につながる稜線を目指す

10/1 12:37

手すりが見えてきた

10/1 12:41

Co70　稜線から右に伸びる旧遊歩道を下る

10/1 12:46

遊歩道の入り口

10/1 12:47

海岸に出たところ
ここから遊歩道は見えないが
20mくらい左手に旧展望台

10/1 12:48

とぼとぼ河原歩き
1時間で降りられて素敵

撮影機器：

μTOUGH-3000 オリンパス

感想

kimitar0

【アプローチについて】
・オーバーハングのトラバースから乗っ越した後、左上してレッジに上がる。残置ハーケン2枚と抜けそうなリングボルトがあるので、そ〜っと懸垂すると恐怖のトラバースを回避できる。
・恐怖のトラバースについては前回の記録をご覧ください。(ヤマレコ限定）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1264768.html

【ルートについて】
・憩いの散歩道ルート上に残置はありません。1P目終了点付近にはタイオフできる岩があるので空中懸垂で降りられるが、ロープがスタックしやすいのでお勧めできません。

【下降ルートについて】
・終了点から稜線までは藪が薄いので、すぐに西の河原西壁スラブルートからの踏み跡が見つかる。踏み跡が薄くなってもそのまま稜線を行くと赤いルンゼのえぐれた縁に当たる。
・赤いルンゼの縁からは、正面の岩山を左に巻きながら低いささを漕ぐとCo250の平坦なコルが見える。
・コルからは北北西に下草のほとんど生えていない疎林を下降はじめると、ダンラインがFIXされており旧山道の名残を感じた。多少迷ったら左に意識して進むと見通しが良く降りやすい。
・軍艦岩の右隣にある尖った岩山が見えたら目印にして進むと（その稜線上に旧遊歩道がある）Co70で旧遊歩道に当り、右に伸びる手すりに沿って進むと海岸に降りられた。
・ほとんど藪漕ぎもなく見通しも良いのでテープなどの目印は付けていないが、早くて安全・快適に降りられるので有効な下降ルートとして記録公開します。

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・なお、シシャモナイからの安全な下降路を探るに当たり、AACHさんの2017年6月24日-西の河原西壁スラブルートの記録を拝読し、航空写真から旧遊歩道の位置を特定しました。この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。