のんびり光岳(易老渡から光岳小屋泊)

2017年09月30日(土) 〜 2017年10月01日(日)

• GPS: 35:23
• 距離: 29.1km
• 登り: 2,681m
• 下り: 2,685m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:06
• 休憩: 0:32
• 合計: 11:38

距離 14.3km 登り 2,213m 下り 403m

4:49 スタート地点
5:58 6:11 易老渡
8:26 面平
12:37 12:56 易老岳
14:46 三吉平
16:27 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 9:36
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:32

距離 14.8km 登り 467m 下り 2,278m

5:41 県営光岳小屋
6:00 6:14 光岳
6:28 6:30 光石
6:52 6:53 光岳
7:06 7:25 県営光岳小屋
8:22 8:31 三吉平
9:59 10:07 易老岳
12:49 面平
15:05 15:08 易老渡
16:13 ゴール地点

往路の三吉平〜光岳小屋で一度下っているのは、自分のザックを急いで上まで持っていき、下ってバテてしまった同行者の荷物を担いでいったからです。
両日とも、登りが苦手な人、下りが苦手な人に合わせたペースなので、かなりスローペースです。

天候

30日は1日中快晴、31日朝は快晴、9時頃から雲が上がりお昼には曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

西日本各地から新幹線などで名古屋駅に集合、名古屋駅からレンタカー
飯田ICから矢筈トンネルまで少し複雑です。(カーナビに頼りました。)
最後のコンビニは、飯田ICを下りて5分程のセブンイレブンです。
最後のトイレは少し寄り道になりますが、道の駅遠山郷だと思います。

往路は林道赤石線の時間帯通行止めの看板が闇夜に浮かび上がり、念のため下栗の里経由で入りました。
全体的に急斜面の隘路で、夜の運転は怖いです。
発電所手前に第二駐車場がありますが、ゲートが見えるところまで進むと第一駐車場があります。
復路は時間帯通行止めが外れた直後でしたので、林道赤石線を直進しました。
感覚的には下栗の里を経由すると大変さが倍程度だと思います。

コース状況／危険箇所等

駐車場にトイレはありません。
林道を進み、易老渡登山口の橋から50mほど進むとトイレと登山カード提出所があります。
危険個所はほぼありませんが、易老岳直下に少し岩場があります。

その他周辺情報

道の駅遠山郷のかぐらの湯に入る予定でしたが、名古屋から先に帰れなくなりそうでしたので、名古屋駅近くの山王温泉喜多の湯スパで入浴しました。

写真

9/30 4:49

暗い中、ゲートを越えます。

9/30 5:39

分岐がありました。左は余り聞いたことのない山です。

9/30 5:45

謎の花が咲いていました。

9/30 5:56

易老渡登山口に到着です。

9/30 6:09

1番からスタートです。

9/30 8:09

下の方は植林の杉でしたが、登るとブナ林になってきました。

9/30 8:49

ようやく半分です。

9/30 9:54

苔が綺麗でした。

9/30 10:35

2000mまで来ました!

9/30 11:14

聖岳が垣間見えます。

9/30 11:48

小さな秋

9/30 11:51

ここから少し危険です。

9/30 12:14

光岳方面
結構遠いです。

9/30 12:35

森の向こうに空が見えます。

9/30 12:35

易老岳分岐です。

9/30 13:08

昼寝すると気持ちよさそうな森です。

9/30 13:16

少しだけ紅葉していました。

9/30 13:28

西が開けてきました。

9/30 13:28

木曽山脈が見えます。

9/30 13:29

遠くに御嶽山も見えます。

9/30 13:35

唯一、トリカブトだけがまだ残っていました。

9/30 14:19

たまに紅葉している木があります。

9/30 15:11

こちらは色づくまでもう少しかかりそうです。

9/30 15:54

予想以上の急な登りの後、水場の静高平に着きました。
水は勢いよく出ていました。

9/30 16:10

ハイマツ帯が見えます。

9/30 16:12

凍結融解でできた亀甲土壌

9/30 16:19

光小屋が見えました!

9/30 16:23

もうひと踏ん張りです。

9/30 16:27

小屋前から北側のパノラマ
聖岳、上河内岳が見えます。

9/30 16:27

聖岳と兎岳

9/30 16:28

光小屋に到着です!
営業は終わっているので管理人はいませんが、就寝スペースは自由に使えます。1階は扉が閉まっており、2階から出入りします。
宿泊者は20人弱、8割程度が埋まっていました。

9/30 16:55

まずはおつまみを作ります。

9/30 17:16

炊飯中
麻婆豆腐と鳥鍋を作りましたが、暗くて写真は撮れず……。

いつの間にか夕日も終わってしまいました。

9/30 19:59

夕食後に外に出ると満天の星空!
富士山の向こう、恐らく羽田空港からいくつもの飛行機が通過していきます。

9/30 23:58

光小屋と北天の日周運動

10/1 0:35

富士山から昇る冬の大三角
右の街明かりは静岡市でしょうか?

10/1 0:53

東京の光はここまで届いています。

10/1 4:27

朝食は棒ラーメンです。

10/1 5:16

空が染まり始めました。

10/1 5:26

富士山が近くに見えるのが、赤石山脈の良いところですね!

10/1 5:26

イザルヶ岳に大勢登っています。

10/1 5:33

小屋前からのパノラマ

10/1 5:35

出てきました!

10/1 5:35

富士山の裾野からご来光です。
絶妙に雲のないところから昇ってきました。

10/1 5:38

雲にかかってしまいました。

10/1 5:38

完全に出てきました。

10/1 5:40

光岳山頂に向かいます。
木々も赤く染まっています。

10/1 5:43

今は通れない寸又川左岸林道への分岐でしょうか?

10/1 5:44

まぶしくなってきました。

10/1 5:44

紅葉なのか朝日が当たっているからなのか分かりませんが、赤く染まっています。

10/1 5:46

水たまりに氷が張っていました。

10/1 5:49

向こうが山頂でしょうか?

10/1 5:56

ダケカンバの紅葉です。

10/1 5:58

山頂は目前です。

10/1 5:59

登頂です!

10/1 6:10

少し進むと展望台がありました。池口岳が見えます。

10/1 6:11

なんと、飛騨山脈・槍穂高連峰が見えます!その右は常念山脈でしょうか?

10/1 6:11

こうしてみると恵那山も立派な山に見えます。

10/1 6:11

池口岳、その下を見ると……。

10/1 6:12

光石が見えます。

10/1 6:28

光石から
もう雲が出てきてしまいました。

10/1 6:28

光石から南方のパノラマ
正面は大無限でしょうか?それとも黒法師?

10/1 6:29

光石からの御嶽山

10/1 6:29

光石からの槍ヶ岳

10/1 6:39

池口岳への分岐
踏み跡があるかないかの上級者コースだそうです。

10/1 6:50

手前の聖岳の奥に赤石岳が見えます。
赤石岳避難小屋も見えます。

10/1 6:50

赤石岳の左奥は荒川中岳・前岳でしょうか?

10/1 6:50

さらに左には兎岳、中盛丸山、大沢岳が見えます。

10/1 7:03

足元には立派な霜柱ができていました。

10/1 7:03

小屋に戻ってきました。

10/1 7:04

一面の霜柱

10/1 7:23

聖岳を正面に見ながら出発です。

10/1 7:24

テント場
小屋が解放されているので、テントは0でした。

10/1 7:26

こちらはテント禁止です。

10/1 7:28

紅葉の中を進みます。

10/1 8:03

こちらは綺麗な赤です。

10/1 8:31

明るい森の中を進みます。

10/1 8:31

苔が元気でした。

10/1 8:33

易老岳まで意外と時間がかかります。

10/1 9:05

フォッサマグナのある長野県側はよく崩れています。

10/1 9:06

はるか下に林道が見えます。向こうまで下りるのでしょうか?

10/1 9:56

易老岳に到着です。あとはひたすら下るだけです。

10/1 10:07

急斜面を下っていきます。

10/1 10:30

ごくまれに紅葉した木があります。

10/1 11:14

2000mまで下りてきましたが、まだ1000m以上下らなければなりません。

10/1 11:56

苔むす木にキノコ

10/1 13:57

尾根の急斜面を下ります。
小さな石が多く滑るので、かなり下りにくい道でした。

10/1 14:18

右を見るとブナ林なのですが

10/1 14:18

左は杉林です。
丁度、植生の境でした。

10/1 15:01

橋が見えてきました!

10/1 15:03

ついに易老渡に到着です!
ゴールではありませんが……。

10/1 15:26

下山後の地獄の林道歩きの始まりです。

10/1 16:08

ゲートに着きました!
この後、名古屋に直行し、解散しました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital X Canon

Canon EOS Kiss X3 Canon

感想

carbohedrene

展望が残念とのことで足が遠のいていた光岳ですが、5人でわいわい行くなら楽しいかな?と思って行ったら、予想以上の良い景色でした。
しかも、南アルプスで1滴も雨に降られないという奇跡!

登山道は急斜面でかなり大変でしたが、友人たちと楽しく登れて、美味しいご飯も作り、素晴らしい景色とほんの少しの紅葉も見られる、大満足の登山となりました。