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Yamareco

記録ID: 128054
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜やったら出来た黒戸尾根日帰りピストン〜

2011年08月15日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
10:53
距離
18.1km
登り
2,483m
下り
2,480m

コースタイム

駐車場4:00-竹宇駒ヶ岳神社4:10-笹の平分岐点5:28-刃渡り6:38-刀利天狗6:58-五合目小屋跡7:34-8:22七丈小屋8:40-八合目御来迎場9:21-10:20甲斐駒ヶ岳山頂11:00-12:10七丈小屋12:15-五合目小屋跡12:46-刀利天狗13:15-笹の平分岐点14:11-竹宇駒ヶ岳神社15:20-15:26駐車場
天候 曇り
山頂付近はガス
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷北杜市営駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
梯子・鎖多くありますが、八合目から上の鎖場以外は問題ありません。
刃渡りも鎖がしっかり整備されているので危険は感じません。
予約できる山小屋
七丈小屋
暗闇の中出発します。
神社横の吊り橋がわからず5分ほど迷いました。
2011年08月15日 04:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 4:02
暗闇の中出発します。
神社横の吊り橋がわからず5分ほど迷いました。
刃渡り
想像してたよりとても地味な感じでした。
怖さも感じず
2011年08月15日 06:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 6:38
刃渡り
想像してたよりとても地味な感じでした。
怖さも感じず
刃渡り
振り返って
2011年08月15日 06:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 6:40
刃渡り
振り返って
八ヶ岳
朝方だけ見れました
2011年08月15日 06:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 6:40
八ヶ岳
朝方だけ見れました
梯子登場
2011年08月16日 09:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:34
梯子登場
刃利天狗
2011年08月15日 06:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 6:58
刃利天狗
鎖場もいろいろあります。
ほとんど使いませんが
2011年08月15日 06:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 6:59
鎖場もいろいろあります。
ほとんど使いませんが
山頂方向
山頂は見えてません
2011年08月15日 07:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 7:33
山頂方向
山頂は見えてません
五合目小屋跡
2011年08月15日 07:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 7:34
五合目小屋跡
また梯子
長いです
2011年08月16日 09:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:35
また梯子
長いです
これも長い
2011年08月16日 09:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:35
これも長い
鎖場
2011年08月16日 09:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:35
鎖場
鎖場続きます
2011年08月16日 09:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:35
鎖場続きます
こんなところをすり抜けて行きます
2011年08月16日 09:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:36
こんなところをすり抜けて行きます
まだまだあります
2011年08月15日 07:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 7:49
まだまだあります
どんどん登っていきましょう
2011年08月16日 09:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:36
どんどん登っていきましょう
橋も渡ります
渡るとすぐに梯子
2011年08月15日 08:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:02
橋も渡ります
渡るとすぐに梯子
これ、垂直の梯子です
2011年08月15日 08:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:07
これ、垂直の梯子です
いったい
2011年08月15日 08:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:08
いったい
いくつあるのか
2011年08月16日 09:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:37
いくつあるのか
登ったら右に折れます
2011年08月15日 08:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:10
登ったら右に折れます
七丈小屋
中に人はいるのでしょうが活気が無い
2011年08月15日 08:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:22
七丈小屋
中に人はいるのでしょうが活気が無い
冷たくておいしい水でした
2011年08月15日 08:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:39
冷たくておいしい水でした
第二小屋の横から梯子
2011年08月15日 08:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 8:42
第二小屋の横から梯子
まだまだ
2011年08月16日 09:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:37
まだまだ
3本の剣が見えてきた
あれを過ぎればすぐに山頂だと思っていた
実は、あそこから25分かかった
2011年08月15日 09:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 9:18
3本の剣が見えてきた
あれを過ぎればすぐに山頂だと思っていた
実は、あそこから25分かかった
八合目
2011年08月15日 09:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 9:21
八合目
これは登りやすい
2011年08月16日 09:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:38
これは登りやすい
鎖場が続きます
2011年08月15日 09:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 9:32
鎖場が続きます
続きます
2011年08月16日 09:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:38
続きます
ここ、見た目以上に角度あります
2011年08月16日 09:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:39
ここ、見た目以上に角度あります
こんなところを登ると
2011年08月15日 09:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 9:45
こんなところを登ると
3本の剣に到着します
2011年08月15日 09:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 9:55
3本の剣に到着します
駒ヶ岳神社
ここまでくれば一安心
2011年08月15日 10:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 10:17
駒ヶ岳神社
ここまでくれば一安心
山頂到着です
今回はやり切った感がすごくあります
2011年08月15日 10:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 10:20
山頂到着です
今回はやり切った感がすごくあります
摩利支天までしか見えません
2011年08月15日 10:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 10:24
摩利支天までしか見えません
仙丈ヶ岳方面は駒津峰までしか見えません
2011年08月16日 09:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/16 9:41
仙丈ヶ岳方面は駒津峰までしか見えません
雷鳥オス
後ろ姿しか撮らせてもらえませんでした
2011年08月15日 11:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
8/15 11:03
雷鳥オス
後ろ姿しか撮らせてもらえませんでした
雷鳥メス
2011年08月15日 11:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
8/15 11:04
雷鳥メス
2011年08月15日 11:09撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
8/15 11:09
上から見ると登りの時とは印象が違います
2011年08月15日 11:34撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
8/15 11:34
上から見ると登りの時とは印象が違います
高山植物?
2011年08月15日 11:37撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
8/15 11:37
高山植物?
吊り橋です
やっと下りてきました
2011年08月15日 15:16撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
8/15 15:16
吊り橋です
やっと下りてきました
至福の時
2011年08月16日 09:42撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
2
8/16 9:42
至福の時

感想

とうとう黒戸尾根にチャレンジしてしまいました。

自分にはまだ早いかなとは思いましたが、だめなら引き返せばいいやという軽い気持ちでした。

0:30に駐車場に着き、3時間ほど仮眠を取り、4:00にスタートします。
タイムリミットは七丈小屋まで5時間、山頂まで7時間に設定し、タイムオーバーの場合は即下山することにします。

砂利の車道を少し歩き、神社横の吊り橋を渡るとすぐに登山道です。
しかもいきなり結構な急登です。
樹林帯の暗闇をヘッデンつけて歩きますが、非常に体が重いです。昨日、体調がすぐれなく昼間は寝ていました。たぶんその影響だと思います。まあ、敗退覚悟で来ているので行けるところまで行くことにします。
笹の平分岐の時点で息が上がり、ここで引き返すことも考えましたが、もう少しだけ、せめて刃渡りだけでも見てと思い、先に進みます。
さらに約1時間歩き、少し視界のが開け、鎖のある岩場に着き無意識に渡ろうとしました。渡る直前、
ここはもしかして刃渡り?
自分のイメージと全然違うけど刃渡りのようです。
自分のイメージは、もっと断崖のような険しい岩だったのですが、実際はそうでもありませんでした。鎖もしっかりと整備されていて危険は感じませんでした。
その鎖にも頼らず岩を渡り、通り抜けます。
ここから先は、梯子や鎖場が数多くありますが、八合目までは危険や難しさを感じるところはありませんでした。
そして、体調の方も刃渡りを過ぎたあたりから体の重さも無くなり快調になりました。
その後、黒戸山を巻いて一旦100m程下ります。ここは、帰りの登り返しが辛そうです。
五合目小屋跡を過ぎ下りきると、ここからまた梯子・鎖の連続です。これだけ続くとフィールドアスレチックの様で、結構楽しかったです。
ただ、体力的には大分消耗してきていて、足取りが重くなり始めています。
七丈小屋では、水の補給をし、パンを食べました。そういえば、出発前に何も食べていなかったので本日初の食べ物になります。
七丈小屋を過ぎてしばらく行くと樹林帯を抜け、視界が開けてきますが、ガスが上がってきているため遠望はありません。時々、山頂方面が見え隠れするだけです。
八合目を過ぎ、三本の剣の手前あたりでしょうか、自分の中では今日一番の難所の鎖場がありました。慎重に足の置き場を考えながら登ります。
三本の剣を過ぎるとすぐに頂上かと思いきや、まだ先がありました。
重い足を何とか前に出し、山頂を目指します。
そして、10時20分、山頂到着です。黒戸尾根を制しました。
登山を始めてまだ1年ですが、日本3大急登の一つを登り切ることが出来ました。
成せば成りました。

しかし、下りをどうするか?下りきれるか?
だめなら七丈小屋に泊まろうと考え、下山開始です。

下山開始直後、登山道から少し外れたところに雷鳥のつがいがいました。2m位のところまで近づくことが出来ました。写真を撮ろうともう少し近づいたら逃げられてしまいました。

登山道に戻り、下山を再開します。
七丈小屋まで順調に1時間ほどで下りてこられました。
この調子ならば大丈夫そうです。
黒戸山の登り返しも順調にクリアできましたが、やはり膝が笑い始めています。
少しペースを落としますが、笹の平分岐あたりで足が動かなくなってしまいました。もうあと少しだと自分に言い聞かせ、ゆっくりゆっくり下ります。
最後、吊り橋が見えたときには本当にほっとしました。
駐車場に戻り、コーラを飲んだときは至福のひとときでした。

今回の黒戸尾根日帰り、1年間の登山経験の中で一番疲れました。
ただ、コースは、梯子・鎖多数、樹林帯、岩場、ザレ場、等いろいろ楽しめるので、もっと体力をつけて再度チャレンジしてみたいです。
しばらくは行きたくありませんが・・・

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体力レベル
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