仙ノ倉谷 西ゼン〜平標山〜平標新道


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
平標新道は、終始湿っていて、ぬかるんでいるところもあり、スリッピーです。 |
その他周辺情報 | 岩の湯(町の浴場といった感じ) レストラン北国(がっちり食べられます) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
雨具
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
軍手
ヘルメット
ロープ(8mm×30m)
ハーネス
ハンマー
ハーケン
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
ディッセンダー
渓流シューズ(モンベルサワタビ&サワーサンダル)
|
---|---|
備考 | ロープ、ハンマー、ハーケンは使用せず。 |
感想
西ゼンのスラブは大きかった!
休日出勤で少し残業後、登山計画書やパッキングを済まし、林道ゲートに25時着。
6時まで寝ることにして車中泊。
5時前に先行パーティーの車で目が覚めるも、予定通り6時まで2度寝。
先行パーティーは2パーティー。
6時半ごろ、濃い朝もやが粒になったような雨が降ってきたので、すぐやむと思い待機。7時過ぎに出発。
平標新道は基本的に湿っていて、ところどころぬかるんでいます。
仙ノ倉谷出合に到着。少し休憩し、装備を装着。
〔東ゼン出合〕
ゴーロ歩きをしていくと、東ゼンとの出合に到着。
出合はナメ滝の両門の滝のようで、スケールが大きい!
西ゼンを見上げると、ひたすらナメ滝が続いていく・・・
ここからは、ナメ滝が続きますが、この日は全体的に濡れていて、この数日の高温のせいかぬめっているところも多いので、直登が難しいスラブ滝は右側の草付きを拾いつつ進みます。
小滝は、主に左側を適当に巻きます。
〔第1スラブ〕
入り口に来たら、先行パーティーがスラブを抜けたところ。
もう一組の先行パーティーはスラブの右側で苦戦中。
(あとで沢登りルート図集100選を読み返したら、「あまり右に寄りすぎると傾斜も強くなり、場合によっては進退きわまることがあるので注意すること。」とありました。)
全体的に濡れているので、水流左側を、草付きを拾いつつ上がりました。
上部の傾斜が緩やかになる所まで上がり、ここで水流を右側へ渡り、待機していた先行パーティーの方と少しおしゃべり。
そのあと落ち口までは特に問題ありませんでしたが、全体的に落ちたら止まりそうにありません。
〔第1〜第2スラブ間〕
小滝が続きます。
適当に巻きますが、草頼りの巻きなので、手元の草の強度と足元の草に隠れたスタンスの確認は慎重に。
〔第2スラブ〕
この入口の滝でもう一組の先行パーティーに追いつきました。
写真を撮ったり撮ってもらったり。
先行パーティーは滝の右側から水流右を登って行ったので、こちらは水流左側から。
スタンスが豊富なので苦労しませんが、場所によってはつるつるになるので、登っていく前にルートをよく確認。
足裏感覚が抜群なモンベル・サワタビが大活躍です。
上部は傾斜が強くなり、落ちたらやはり止まりそうにありません。
スラブの出口は滝状になっていて、左側からも巻けそうですが、落ち口を右側に渡って巻きが楽そうな右側から巻きました。
落ち口は微妙に傾斜して少しぬめっているので、ゴム底ではいやらしい。
なお、滝の所に真新しい重ね打ちのハーケンとボルトが。
ボルトは、角度が微妙なので墜落は止められそうにありませんが、セルフビレイに使えるので、デイジーチェーンでなんちゃってビレイして落ち口を右側へ渡りました。
〔源頭部〕
スラブの後は源頭部。
全体がとてもぬめっていますが、ゴム底のままで行けました。
二俣では、右俣に進みました。
〔ヤブこぎ〕
少しして笹の藪に突入。
背丈を越える笹で、視界が効かないため、とにかく進みます。
早い段階で踏み跡を見失い、笹の中の細い涸れ沢のトンネルを拾いつつ登っていきます。
笹をかき分けかき分け、急なところでは引っ掴んで強引に上ります。
かき分ける時は手を回してたので、映画のベストキッドのライトサークル、レフトサークルを思いだしました。
(若い人には分からないかな?)
涸れ沢も途中で消えたりするので、木登りしたりしながら方向を確認しつつ進むと、途中で笹の生えていないところにひょっこり出たので、小休止。
しかし、またすぐに笹藪となり、再び藪の中へ。
池塘まで、ヤブこぎに約1時間かかってしまいました。
左俣の方が良かったかもしれない。
〔平標山頂〜平標新道〕
平標山頂まで来たところ、人でいっぱい。
しかも景色は、山頂だけちょうどガスの中・・・
早々に引き揚げ、平標新道で下山しました。
平標ノ池は、空を映してとてもきれいです。
下山中は、第1スラブも第2スラブも見渡せるところがあり、2度楽しめます。
平標新道は、終始湿っていて、ところどころぬかるんでいてスリッピー。
急いで降りようと思ってましたが、スリップしたら先が落ち込んでいるところが多いので、余りスピードは上げられませんでした。
下山後、駐車スペース脇に流れている清水で沢靴等を洗って、風呂に向かいました。
〔参考文献〕
・沢登り 銘渓62選(2016)
・沢登りルート図集100選(1978)
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