剱岳 剱沢ベース 2泊3日


- GPS
- 49:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,038m
- 下り
- 2,033m
コースタイム
400集合、730立山820、940室堂1000--1100雷鳥沢--1240剱御前1250--1345剱沢1435--1500雪渓上部--1550剱沢
8/14(日)晴れ/曇り
530剱沢--600剱山荘615--745前剱--815/945タテバイ--1015剱1035--1050/1226ヨコバイ--1452剱沢小屋--1510テン場
8/15(月)晴れ/曇り/雨/晴れ
610剱沢--655剱御前710--750別山810--1008雷鳥沢--1100室堂1140==1240立山==温泉1300/1400==お食事1615==2020解散
天候 | 8/13 くもり 晴れ 8/14 晴れ くもり 8/15 晴れ くもり 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ケーブルカー(立山-美女平) バス(美女平-室堂バスターミナル) ケーブルカー、バス 4190円(JAF割引(5人まで)3780円) http://www.alpen-route.com/access/fare/fare01.html 時刻表 http://www.alpen-route.com/access/timetable/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
カニのたてばい、よこばいでは合計で約3時間の待ちが発生しました。慣れない人もたくさん山に入っているので、余裕を持った計画が必要。 ●剱沢キャンプ場 1泊 500円 2泊以上 1000円 水場 ・管理事務所前 飲用可(塩素入り) ・テント場中央 沢水そのまま どちらの水場も缶ビールや野菜、スイカなど冷やしてありました。 ●剱沢小屋 ビール500ml 700円 (冷蔵庫でとても冷えてました) ビール350ml 500円 お酒、氷結 500円 ウィスキー 1000円 缶チューハイ 500円 ジュース(ペットボトル) 400円 クッキー、チョコレート、チップスター、つまみなど 500円 ●剱山荘 水 400円 ペット 400円 缶ビール 700円 缶酎ハイ 400円 カップラーメン 500円 カレーライス 1000円 中華丼 1000円 牛すじ煮込み 600円 地ワイン 1500円(1本) 芋焼酎 600円 地酒 600円(1合) ヘルメット 500円 軍手 200円 牛乳 300円 珈琲 500円 紅茶 500円 宿泊したメンバーによると、シャワーも浴びれたとのこと。 トイレ 水洗。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
1日目
初めての立山。初めての剱岳。とてもワクワクして、前日は一睡もでなかった。
今回はメンバーは6人。メンバーのステップワゴンに乗り込む。幸いの3列目。眠ることはできなかったけど、目を瞑っていられるだけありがたい。
高速を下りた地点は晴れていたが、山の方はガスが多そう。駐車場はすでに車がいっぱい。奥の方に止めて、ケーブルカーの駅へ。ケーブルカーからバスに乗り換えバスターミナルへ。天気はスッキリしない。でも、雨じゃないだけマシ。本番は明日。今日晴れなくてもいい。
室堂バスターミナルで、少しまったり。出発すると、雷鳥がお出迎え。癒される。
地獄谷。
水がブクブクしてたり、煙がムクムクしてる。はじめて見る光景でとてもワクワク。キツイ硫黄のニオイ。口で息を吸うと喉がイタイ。
雷鳥平。
色とりどりのテント。きれいな立山の山々に囲まれて、とても居心地よさそう。
少し休憩。奥さんが作ってくれたおにぎりが美味しい。
雷鳥平を出発して、川を渡るとようやく山登りの感じ。テント装備がずっしり重く体にのしかかる。斜面にはお花畑の跡。もう少し早いければキレイだったろうな〜。
別山乗越。剱御前小屋。少し休憩。13:30 剱沢キャンプ場に到着。劔山荘泊の2人と別れる。すでにたくさんのテントで、ほとんどいい場所がない。枯れた水場の際に、テントを張る。
時間がまだ早いので、剱沢の雪渓を見に行くことに。雪渓を楽しんで、テント場へ。
夕食。
前回涸沢でビールにお金をかなり使ったので、今回は、少し持っていったのでお財布にやさしい。剱岳に掛かったガスが徐々に晴れていって、その姿を現す。最高のビールのおつまみ。
リーダーのテントに4人集まって飲み直し。20時頃解散。
明日の準備を軽くして、就寝。
2日目。
2時頃。なんだかもう眠れそうにないので、テントの外に出て、星空を眺める。流れ星が一筋流れる。いいことありそう。
食事を作って、星空を眺める。デジカメで星空を撮ろうとしたけど、無理だった。
5:30テン場を出発。6:00剱山荘で小屋泊の2人と合流。
いよいよ剱岳へ。睡眠時間が少ないのに、元気なのが不思議。
一服剱。最初の登り。ホントに一服。
前剱。
向かう剱岳が大きく姿を現す。「カニのたてばい」が見える。岩にはりついて動かない人々を確認。どうなってるの? 渋滞も確認。覚悟して出発。
平蔵の頭を登る手前あたりから、「カニのたてばい」の渋滞が発生。元々、1泊2日の予定だったけど、このまま渋滞が続けば、それは厳しい。
「もう1泊するか?」のリーダーの問いに全員合意。せっかく来て、頂上を踏めないのはやっぱり寂しい。みんなの気持ちは一緒。
約1時間半。渋滞を待つ。ようやく、カニのたてばいへ。緊張しながら、岩に取付けられた鎖に手を伸ばす、ボルト(?)に足をかける。ボルトも、鎖もしっかりしているので、慎重に行けば問題なし。登り切った後は、ほっと一息。
カニのたてばいを過ぎると、また人だらけ。下山する人々の列。「カニのよこばい」の渋滞。帰りも時間が掛ることを覚悟する。
剱岳 頂上。
人の多さにびっくり。大人気の頂上。記念撮影すると、今までしたことのない自分の笑顔に驚いた。相当うれしかったんだなと自分で思った。のんびり頂上で過ごして、下山。
すぐに、カニのよこばいの渋滞の列に並ぶ。たてばいの並びの時は、まだ列が進んでいたけど、ほとんど列が進まない。早く進まないかな〜 と思っていると。
後方から列を避けてやってくる年配の男性。
「交通整理してくるわ〜」
とみんなに声を掛け、男性は「カニのよこばい」の方へ。
メンバーの中の一人が、男性は、映画「剣岳 点の記」のスタッフ達をガイドしていた人じゃないか、という。
少しすると、列が徐々に動き出す。ガイドさんスゴイ。
渋滞の列に並んで約1時間半。ようやく「カニのよこばい」先ほどの男性は、よこばいの取り付きで不安そうな人に、手足の置き方を教えていた。
いよいよ自分の番。鎖を掴んで、体をしたへ。足を伸ばす。高度感があり、緊張。ガイドさんに、列が早く進みだして助かりました、とお礼。
ガイドさんが到着したとき、あと少しで韓国の女性が滑落しそうだったと、教えてくれた。
もし、滑落した人がいたら渋滞どころではなかった。本当にガイドさんに感謝。
足場が安定すると、緊張感も少なくなる。続いて、「剱岳 点の記」のガイドさんじゃないかと言ったメンバー。ガイドさんに確認すると、ガイドしたよ、の返事。よこばいを進みながら、少し話を聞く。
よこばい通過。
通過すると、たくさんいた人たちがほとんどいなくなる。
不思議。
順調に下山。剱山荘で少し休憩。剱沢小屋でビール500mlと氷結を購入。
食事の準備をしていると、小雨がパラつく。最初はテントに入ったけど、何度か繰り返すので、面倒になり小雨の中、食事。他のメンバーはテントに入ってしまったので、一人で景色を眺めながら。
起きるのが早かったので、今日は早めに就寝。
3日目。
起床予定より20分遅れで目覚める。ホントよく寝た。前日の予報では雨だったが、とりあえず雨の心配もなさそうな空模様。簡単にテント内の荷物を整理して、トイレへ。するとトイレが大渋滞。40分も掛かった。原因は4箇所ある大便器の内、3つが詰まってしまい、1つしか使用できなかったため。
大幅に時間を取られて、食事の時間もなくなりそう。とりあえず、テントを撤収。なんとか出発まで20分あったので、ラーメンを作る。お腹も満たされ、時間になり出発。
剱御前小屋で小屋泊の2人と合流。ザックをデポして、別山に向かう。身軽になっての行動はとても楽ちん。あっという間に別山のピークへ。剱岳を正面に見ながらiphoneをいじっていると、視界に違和感。偏頭痛の兆候が現れた。リーダーに先に下山することを告げて、剱御前小屋へ。小屋で頭痛薬を分けてもらって、休憩。
頭痛の兆候が出たときに、マッサージをしたのがしっかり効いたのか、酷い頭痛にならずに済んだ。
先に下山することを止め、別山から下りてきたメンバーと合流。再びみんなと下山。
楽しい3日間を過ごしました。
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