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記録ID: 128564
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山(プリンスルート)

2011年08月16日(火) 〜 2011年08月17日(水)
 - 拍手
GPS
40:20
距離
14.6km
登り
1,491m
下り
2,585m

コースタイム

11:10富士宮口-プリンスルート-14:40赤岩八号館-翌日6:20赤岩八号館-7:20御殿場ルート山頂-剣ヶ峰-お鉢巡り-11:09御殿場口新五合目
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
登山…JR新富士駅より富士急静岡登山バスで富士宮口五合目へ
下山…JR御殿場駅より小田急高速バスで新宿へ
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。
下山後は御殿場温泉会館に寄りました。送迎バス(富士急)もありますが、一時間に一本しかないので、乙女口から出ている小田急の高速路線バスを利用しました。


※後から気づいたのですが、富士宮口から宝永第一火口を経て、御殿場ルートの赤岩八号館に宿泊。翌日富士山頂に登り、時計回りにお鉢巡りをして大砂走りから御殿場口新五合目に下山するというのは、まさに皇太子が辿った(とされる?)プリンスルートそのものでした。御殿場市観光協会のHPにルートマップが出ています。

※富士宮口6合目から御殿場口6合目までは次の通りです。〈 〉は標識があります。
富士宮口6合目分岐を〈宝永山〉方面へ。宝永山第一火口分岐を左へ(御殿庭方向に行かないよう注意)。
宝永山馬の背分岐を〈御殿場6合目〉方面へ。すぐに分岐が現れるので、〈富士山頂 プリンスルート〉方面へ(右に分岐します)。この標識は小さくて背が低いので、見落とさないよう注意が必要。まっすぐ広い道をそのまま行くと砂走りの下山道で、たいへんです。
ここからは落石に注意して進みます。左手の岩に目印のペンキが続いています。
御殿場口6合目分岐に到着したら、〈富士山頂〉方面へ。これで無事御殿場登山ルート入ります。
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
オンタデ
2011年08月16日 11:12撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
1
8/16 11:12
オンタデ
プリンスルート
2011年08月16日 11:18撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/16 11:18
プリンスルート
赤岩八号館
2011年08月16日 15:10撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/16 15:10
赤岩八号館
美しい雲
2011年08月16日 16:23撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/16 16:23
美しい雲
影富士
2011年08月16日 16:59撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/16 16:59
影富士
ご来光
2011年08月18日 17:30撮影 by  SC-02C, samsung
8/18 17:30
ご来光
山頂火口
2011年08月17日 07:11撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/17 7:11
山頂火口
剣ヶ峰の最高地点
2011年08月17日 07:55撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/17 7:55
剣ヶ峰の最高地点
頂上からの景色
2011年08月17日 08:23撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
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8/17 8:23
頂上からの景色
大砂走り
2011年08月17日 10:52撮影 by  HDC-TM70, Panasonic
8/17 10:52
大砂走り

感想

富士宮口五合目より登山開始。
30分ぐらいぶらぶらして高度順応すれば大丈夫だろうと考えて登りはじめた。後で後悔することになるとも知らず。

六合目で富士宮ルートとプリンスルートに分かれる。プリンスルートは、宝永第一火口から馬の背までの間が滑って登りにくいと聞いていたので、八合目からトラバースするルートをとろうか迷いもあったが、富士宮ルートを数珠繋ぎで登ってゆく登山者の列を見て、予定通りプリンスルートへ向かうことにした。
下山者はそこそこいたが、登山者は数えるほどしかいなかった。富士宮ルートの賑わいが嘘のようだ。

宝永第一火口に向かって下り始めると、いきなり雷の音が聞こえてきた。その後も度々聞こえてきたため不安を抱えながら歩いたが、後で聞いたらなんのことはない、雷ではなく自衛隊の大砲の音だそうです。

馬の背までの登りは軽い小石を敷き詰めたような道で確かに登りにくいが、ストックを使い、下山者の踏みあとを辿るか、爪先を蹴りこむようにして登ればそれほど滑ることはないと思います。

馬の背より先はプリンスルートの分岐がいくつかあるので、誤って下山道に入らないよう注意して進んだ。標識もしっかりしているし、これでもかというぐらいベタベタペンキがついているので、明るいうちは間違えようがないと思いますが、夜は気をつけた方がいいかもしれません。

やがて御殿場ルートに合流し、一日目の宿である赤岩八合館に到着。
プリンスルートは、人が多いのは嫌だけれど楽もしたいという自分のような人におすすめです。

宿泊した赤岩八合館は、富士山の山小屋としては珍しく、夜はお代わり自由の手作りカレー、朝食もご飯と味噌汁がお代わり自由で、これも御殿場ルートの魅力の一つです。

ご来光は山小屋から見たが、山頂からのご来光にこだわらなければ、寒い中待っている必要もなく、よかったと思う。

実は山小屋に到着するころから頭が少し痛くなっていた。酸素の薄さに身体が付いていけていないようで、夜寝ているときも脈拍が早く、息苦しくて何度も目が覚めた。やはりもう少し順応してから登ればよかったと反省。

二日目の朝になるとようやく身体が慣れたのか、頭痛は消え、すこぶる体調がよくなった。
一日目に続き二日目もよい天気で、ご来光も見え、お鉢巡りもできた。

下山は御殿場ルートの名物、大砂走り。とても歩きやすく、あっという間に下りてしまった。
最初は砂の深さに戸惑ったが、体重を後ろにかけ、踵をつきだすようにすると歩きやすくなった。場所によっては文字通り自然と走り出してしまうところもあったが、全体的には走るというよりは大股で歩くといった感じだった。
踝まで砂に埋まってしまうので、スパッツをつけていないと、靴に小石が入ってたいへんかもしれません。

初めての富士登山でしたが、天気に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。
次々とやってきては去ってゆく雲。稜線からもくもくと沸き上がってくる積雲は、まるで生き物のようでした。
ご来光にはそれほどこだわりはなかったのですが、丸いオレンジ色の点が顔を出す瞬間はやはり感動します。

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