秋の遠足 下山時における時間の流れの相対性理論 火打山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,911m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:50
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 9:50
しかし天気予報が芳しくなく、出発前日に仲間の一人が左膝の故障を訴えたのを機に急遽予定を変更。
秋雨前線をかわせて、紅葉や温泉などのオプションが見込め、かつ負荷が少なそうな山域を探す。
夕方メールを交わし合い、条件に合った妙高山・火打山を提案し二泊三日の予定を一泊二日に変えた。
小屋泊のつもりが一軒は既に満員で、もう一軒も四人は期待薄と思いテント泊に決める。
そしてその夜突如流れ始めた鼻水に悩み、翌日病院に行き体温を測るとやはり38度を越えていた。
天候 | 行動中はほぼ曇りだったが、小雨が降ったり晴れている場面もあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
出発当日(プロローグ)
鼻水が止まらないので午前中で仕事を終え、体温を測ると38度3分の熱。
夕方まで安静にしてみたが、目立った回復はないままに出発時間となる。
途中新小岩駅で途中下車しスーパーで買い物をし時間つぶしに一杯やる。
待ち合わせの逗子駅へ移動して友人の車に拾ってもらい登山口へと向かう。
初日(13日)
薬の効果に加え車の中で休ませてもらったこともあり体調は小康状態。
高速を下りてコンビニを探し回ったため、予定より遅れて登山口に到着。
8時まで仮眠をとり各自準備を始める、出発時には雨は小降りになっていた。
紅葉の回廊を標高を上げていく、10時には雨はやみ周りの景色が見え始めた。
景色の良さとは裏腹に、風邪薬の効果が切れたのか登りが酷く辛く感じる。
泥濘の道に苦労し、コースタイムを大分オーバーして黒沢池ヒュッテに到着。
小屋内に欧米顔の小屋番さんがいたのでテント泊の受付をしテント設営。
設営した後、一人妙高山へと向かう(他の3人は昼寝という名の待機)。
コースタイムは4時間半だが3時間あれば戻ってこれると考えていた。
乗越まで上がると妙高山が姿を現し、険しい道を下っていくと水場に到着。
途中咳が止まらなくなり薬を飲む、15時を回ってまだ2100mを越えた辺り。
このまま山頂を目指すと帰着が18時を過ぎてしまうので戻ることにした。
16時20分にテント場に到着、宴会を終えると寒いので早々に眠りついた。
夕食はチゲ鍋を作った、ワイン1本と缶ビール2本を持参したが飲み切れず。
テントの外は星が綺麗だった、らしい…
二日目(14日)
皆は寒かったというが寝袋(montbell♯2)と厚着のおかげで暖かく眠れた。
深夜喉が痛くて一度起きたが、朝になったら体調は随分と回復していた。
鍋の残りを温め直し、残ったワインと一緒に頂いてから火打山へ向かう。
前日ほどではないがかなり泥濘は残っていて、滑らぬように慎重に歩く。
晴れていた空はどんどん雲と霧に覆われて今にも雨が降りそうな気配。
茶臼山、天狗の庭を経由して火打山の山頂に到着したが眺望は望めなかった。
こちら側から見る北アルプスも期待していたのだが…
山頂で食事をとり下山、高谷池ヒュッテ前に来ると晴れ間が現れ始めた。
その後は晴れたり曇ったり、雲の流れが速いので気圧の境目なのだろう。
11時半頃にテント場に戻り、残った食材を調理して昼食をとった。
13時頃に下山を開始、紅葉を愛でながら約3時間かかって登山口に到着した。
ここで「登りの方が遅いのに、下りの方がずっと長く感じる」という話題がのぼる。
この現象は友人によれば相対性理論の応用で説明することができるらしい。
※(下山速度が)光速に近づくに連れ、時間の流れは遅くなっていく的な…
他に様々な現象をこの理論で語っていたが、所詮戯言なので軽く聞き流した。
帰りに諏訪SAに寄って温泉に入浴し、横浜の友人宅に送ってもらった。
三日目(エピローグ)
昼間は友人が出場するカヌーレースの応援、夜は海外赴任する友人の送別会。
急な計画変更や体調不良などあったが、良い週末を過ごすことができた。
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