記録ID: 1293017
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無雪期ピークハント/縦走
東北
会津のマッターホルン「蒲生岳」(東北100名山)[上り:北壁、下り:久保コース]
2017年10月21日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:19
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 518m
- 下り
- 518m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは30台はOK。 駐車場内には自動販売機、トイレは国道の向かいの「さわやかトイレ」がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:3〜4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ※北壁コースは「2」 ★体力難易度 :2(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :4(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:3(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:1人】 ◆登山道の状況(北壁コース) ・登山口から標高660mのブナ交流広場までは、普通の登山道となり、危険箇所は無い。 ・ブナ交流広場から山頂までの山さくら尾根がこのルートの核心部。全体で鎖場が10箇所程度あり、うち6〜7箇所ほどは補助的な鎖なので、鎖を使用しなくても上り下りできるレベルだが、残りの鎖場は、岩場が少し滑りやすいこともあり、注意が必要な箇所だった。 ◆登山道の状況(久保登山コース) ・標高700m以上の山頂付近は、鼻毛通しを通過する「緩やかな道」と「険しい道」の2つのルートに分かれている。山頂の標識に従い「緩やかな道」で下山したが、緩やかと言っても鎖やロープが連続した登山道だった。 ・鎖やロープ設置箇所は、全体で20箇所ほどあるが、丁寧にステップが切られている箇所も多く、大半は補助的なものだった。ただし、鎖場区間は、下まで滑落するような箇所は無いが、岩場区間は北壁コースより長く、更にトラバース箇所や濡れると滑りやすい箇所もあるので、下山時は注意が必要。 ◆登山道の状況(共通) ・北壁コース及び久保登山コースのどちらも鎖場やロープ設置箇所が多く、登山初心者や高所が苦手な方は、適さない山だろう。今回は、北壁コースが難コースということで、北壁コースを登りで利用し周回したが、どちらから周回しても難易度に大差はないと感じた。 ◆眺望等について ・標高は低いが、山頂はほぼ360度見渡せて、浅草岳や守門岳、御神楽岳も見える。また、眼下には只見川の流れが良く見え、なかなか良かった。 |
写真
撮影機器:
感想
午前中の七ヶ岳に引き続き、本日に2座目は、会津のマッターホルンと呼ばれる蒲生岳に登ります。
当初は、浅草岳に行こうと七ヶ岳から只見町方面に車で戻っていましたが、七ヶ岳同様、標高1300m付近から上部は厚い雲に覆われていたため、標高が低くても楽しめる山を探してみました。
蒲生岳は、標高は低いものの山体を下から見上げると、なんとも凛々しく迫力のある山です。
今回利用した2つの登山道も変化に富んでいて、それなりに刺激的で楽しい山歩きでした。
美しいブナ林を歩いたり、ちょいとスリリングな鎖場があったり、只見川を眼下に眺めることのできるスポットがあったり、小さいながらも色んな要素が凝縮した山かと思います。
標高が低い分、今の季節でも、やぶ蚊やスズメ蜂がいたので、夏場は不向きかもしれませんが、登山経験者なら、涼しい時期は、楽しめることでしょう。
ヒメサユリも結構咲くそうなので、初夏にでもまた再来したいですね〜
<午前中の七ヶ岳に戻る>
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