利尻山
- GPS
- 07:30
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,580m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
天候 | 曇りのち一時晴れそのあと曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船 飛行機
8月16日 利尻島一周サイクリング 8月17日 午前:シーカヤック 午後:ポン山トレッキング 8月18日 利尻登山(入山口の北麓野営場まではホテルの送迎車を利用する) 8月19日 鴛泊⇒稚内⇒ノシャップ岬⇒稚内公園⇒大沼野鳥観察館⇒宗谷岬⇒稚内空港⇒羽田 |
コース状況/ 危険箇所等 |
利尻島(りしりとう)とは、北海道北部、日本海上に浮かぶほぼ円形の島。面積182.11km2。日本で18番目に広い面積を有している。北には礼文水道を挟み礼文島が浮かぶ。 地名語源は、アイヌ語のリー・シリ(高い島)。その名のごとく、利尻山を主体とした火山島である。利尻山には高山植物がたくさん分布している。有史以来火山活動の記録は無い。島の東半は利尻富士町、西半は利尻町に属する。 鴛泊港(利尻富士町)と沓形港(利尻町)から、稚内及び礼文島へのフェリーが就航している。また、利尻空港から新千歳空港への飛行機(全日本空輸)が就航している。 島の大部分は利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている。 本泊(もとどまり)には1808年の会津藩樺太出兵の際利尻島隊の本陣が置かれていた。そこで亡くなった隊員の墓がある。 1848年(嘉永元年)7月1日、日本初のネイティブ英語教師となったラナルド・マクドナルドが上陸した。 利尻山(りしりざん)は北海道、利尻島に位置する単独峰で標高1,721m。利尻町、利尻富士町の2町にまたがる山で、利尻礼文サロベツ国立公園内の山域は特別区域に指定され、日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。 国土地理院では利尻山(りしりざん)という名称がつけられているほか、「利尻岳」、「利尻富士」とも呼ばれる。高山植物が生息し、夏季は多くの登山客が訪れる。 約20万年前から活動を行い、約4万年前頃に現在の形に近い物となった。南山麓で8千〜2千年前以前に起きた噴火でマールやスコリア丘を形成して以降、活動を休止している。活動を休止してからの期間が長いため、山頂部を中心に侵食が著しく進み、火口などの顕著な火山地形は失われている。 甘露泉水(かんろせんすい)は、利尻登山道の一つの鷲泊コース3合目付近に湧き出る湧水である。水温は通年約5.5度で1985年(昭和60年)環境省により、日本最北端の名水百選に選定された。 登山者の水場や簡易水道の飲料水、名水「利尻の水」として商品化されている。 頂上は北峰(1,719m)と南峰(1,721m)に分かれているが、最高峰の南峰への道は崩壊が進み危険なため、一般登山者は北峰を頂上とみなしている。西壁、東壁、南稜、仙法師稜がロッククライミングの対象となっている。晴れた日には、南北の頂上から利尻島のほとんど全域と、礼文島、道央・道北の山々や、樺太、樺太の南東に位置するの海馬島(モネロン島)などが見える。 登山道は利尻富士町鴛泊の利尻北麓野営場(三合目)より登る鴛泊コース、利尻町沓形の見返台園地(五合目)より登る沓形コース、利尻富士町鬼脇の林道より登る鬼脇コースがある。 鴛泊コースは最も多くの登山者が利用するコースで、登山道の最初には名水百選に指定されている甘露泉水の湧水もありルートも整備されている。沓形コースは五合目まで車で登れるため距離は短いが、背負子投げの難所や崩落地をトラバースする親不知子不知などがあるため上級者向けといえる。鬼脇コースは崩落が激しいため、七合目以上が立入禁止となっている。 コース中にトイレはないが、鴛泊コース・沓形コースには携帯トイレを使用するための専用ブースが設置されている。携帯トイレ自体は各自で持参し(1個400円)、使用後は持ち帰る必要がある。但し、各入山口には使用済みの携帯トイレ回収箱がある。 軟弱な火山噴出物からなる山体であることから、近年の登山客の急増に登山道が耐えきれず、場所によっては歩道が浸食され周囲より3mも低下する状況が見られる。このため、登山グループ者数の制限やストックにカバーを付けるといった自主規制が進められている。 ・利尻町観光協会 — 利尻町役場 産業建設課 商工観光係内 所在 利尻町沓形字緑町14番地1 電話 (0163) 84-3622 FAX (0163) 84-3365 ・利尻富士町観光協会 — 利尻富士町役場 産業建設課 商工観光係[3] 所在 利尻富士町鴛泊字富士野6番地 庁舎1階 電話 (0163) 82-1114 FAX (0163) 82-1373 ・鴛泊港フェリーターミナル内観光案内所 — 利尻富士町観光協会 所在 鴛泊 電話 (0163) 82-2201 時間 8:30頃〜16:45頃 ・利尻町観光案内所 — 電話 (0163) 84-2349 時間 9:00〜17:00 ・利尻富士町旅館業組合 — 電話 (0163) 82-1473 利尻島にはアイヌ語が由来となる地名が結構ある。 地名 アイヌ語 (意味) 利尻 リイ・シリ(高い・島) 鴛泊(オシドマリ) オ・シ・トマリ(岬の根元にある入り江)地元の子供たちは崖がゴリラの顔に似ている為、ゴリラ山と呼ぶ ペシ岬 ペシ(崖)エンルム(岬) 野塚(ノヅカ) ノツカ(岬の上) ラナルド・マクドナルドの上陸記念碑のある地域 雄忠志内(オチュウシナイ) オチウシ(断崖)ナイ(川) 9月中旬から10月上旬にかけて、鮭の遡上が間近で見られる 夕日ヶ丘展望台 ウエン(悪い)ペシ(崖) 夕日の沈む絶景なポイント ポンモシリ ポン(小さい)モシリ(離れ島) 富士野園地に有る離れ島 クロユリの群生地 オタトマリ オタ(砂)トマリ(入り江) オタトマリ沼や沼浦展望台、沼浦海岸(唯一の砂浜) 鬼脇(オニワキ) オンネワキ(大きい境界) 利尻島で一番最初に開けた町 ヤムナイ沢には万年雪がある。 仙法志(センホウシ) チセホヲチ(小魚が多くいる所) 仙法志御崎公園がある地域 野中(ノッチュウ) ノチウ(星) 沓形(クツガタ) クッツカンタ(岩多きその上の処) 沓形岬公園があり、礼文便発着の港もある 見返台園地は利尻山の5合目にある |
写真
感想
≪かかった費用≫
・羽田⇒稚内往復航空運賃+北国グランドホテル4泊宿泊費 95.000円
・稚内⇒鴛泊往復フェリー運賃 4.160円
・稚内市内⇒宗谷岬 レンタカー 7.460円
・シーカヤックスクール 7.350円
・昼食、ビールその他の経費 約10.000円
合 計 123.970円
ひょんなことからクラブツーリズムの「Web限定利尻5日間フリープラン」というのを見つける。しかしすでに満席であり、キャンセル待ちとなる。数日後、キャンセルが出たとのことで早速正式に申し込みをし、利尻登山を計画する。
羽田⇒稚内の正規往復航空運賃は約90.000円であり、1泊2食付のホテル代込みであることを考えると、極めてリーズナブルなプランであった。
当初は2日目に利尻山へ登頂し、3日目にシーカヤック、4日目に利尻島一周サイクリングの計画を立てていたが、2日目の天候が悪く、2日目にサイクリング、4日目に利尻登山に計画を変更する。これが功を奏し、完璧な好天とはならずもまあまあの天候に恵まれた。自分は百名山ハンターではないが、とりあえず登り難い百名山のひとつを登ったことには満足している。
利尻島の方々はみな親切で、島外からの者を暖かく迎えてくれる。ホテルでもシーカヤックスクールでもコンビニでも同じである。自然も人も素晴らしい利尻島は、また訪れたいスポットのひとつとなった。
http://www.kitaguni-gp.com/grandhotel.html
http://www.maruzen.com/tic/guide/skrishiri.html
http://map.seicomart.co.jp/map/storemap/index.cgi?nbr=21943
なお、全島あげて実施している「形態トイレ」についてはとても感動した。今回初めて携帯トイレを使用したが、自然保護と登山者のし尿問題は切り離せない大問題である。確かに面倒で、また下山口まで自分の尿や糞を持ち帰るというのも慣れるまでは大変だとおもうが、利尻島の素晴らしい自然をいつまでも守るためにも、この制度が定着することを心から祈っている。
http://www.yamatoilet.jp/mtclean/activity/report101.htm
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