涸沢(北穂高岳 途中敗退)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,490m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:20
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:45
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:35
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋より雪道 |
写真
感想
今年の夏山は天気が悪く、なかなか北アルプスに行けず、小屋閉まいまでに北穂から奥穂に縦走したいと思っていましたが、雪が結構付いていましたので、涸沢でテントを張って、久々に北穂を目指すことに・・・。
<1日目>
上高地のバスターミナルに着くも、閑散としており、登山者らしき人も1、2人しかおらず、大丈夫かな?と思う少々不安のスタートでした。
本谷橋から涸沢までは雪道で、久々の重装備で涸沢ヒュッテ手前からは、さすがにバテました。
テン場は4張しかなく、小屋も20人弱で殆どが涸沢からの写真撮影の方で、思ったより奥穂・北穂に雪が付いており、涸沢でのんびりしようか?と思いましたが、やっぱり上を見ると明日、登りたいと迷いながら寝ました。
約2年ぶりの涸沢からの景色は絶景でした。
夜中の星も素晴らしかったです。
ただ、日が暮れると、尋常じゃない寒さでした。
<2日目>
朝寒く、なかなかテントを出れず、ことままのんびり読書でもしてのんびり1日過ごそうか?と思いましたが、快晴でやっぱり登りたいと思いピストンで北穂を目指しました。
南陵分岐手前からは、トレースが殆どなくなり、分岐から先は全くなくなり膝までの壺足で不安になり20分ぐらい引き返そうか迷っていたところ、後から来られた年配のベテランのご夫婦に、雪の時期は北穂沢経由でということで、急遽、後を付いていきましたが、北穂沢を四つん這い状態で途中まで登り、あともう少しで一般道に合流し、山頂ですと言われましたが、山頂を目指す人はご夫婦と私しかいなく、ご夫婦は小屋泊まりで、下山は1人の為、事故をしたら誰も発見されず、終わりかな?と思い、下山することを告げ、敗退しました。
一般道までも約20分、後ろ向きで四つん這い状態で途中滑って、滑落しそうになりました。
久々に戻るときに、これはヤバいと思いました。
ようやく涸沢小屋に着き、何度かヒュッテで飲み食いしてますが、涸沢小屋で初めてビールと食事をとりました。
涸沢小屋よりテンバを見ると、私のテント1張のみが残っていました。
テン場からは、寒いながらも日が沈むまで約4時間、ずっと外でビールを飲みながら山と雲の形、流れを見ていました。
とにかく空が近いと感じました・・・。
感動しました・・・。
テントは、3張しかありませんでした。
<3日目>
下山だけなので、ゆっくり起きて、ご飯も作るのがめんどくさく、食べずに横尾でビールを飲み、徳澤で何時ものカレーを食べました。
上高地に着くと、スタート時とは違い、観光客で一杯で、私だけ場違いな恰好でした。
登りは上高地で寒いと思いましたが、寒さになれたのか?横尾からは温かく感じました。
<総括>
涸沢はいつも、良いテンバを探すのに苦労していましたが、今回は絶景を見れる場所で、雪の上にテントを張ったので、石のゴツゴツモなく寒さ以外は快適で、静かで涸沢の絶景を独り占めできた気がしました。
2日間で、奥穂を目指した人は5、6人。北穂を目指した人は3、4人ではなかったでしょうか?
奥穂にするか迷いましたが、北穂の絶景を見たく選択し敗退・・・。
少し後悔しました。
今年は天気が悪くGW以降、なかなか北アルプスに行けませんでしたが、最後に涸沢からの絶景を見ることが出来ました。
少々、怖い思いもしましたが、快晴の中、3日間のんびり静かな涸沢でを過ごすことが出来ました。
しかし、寒かったです・・・。
2日目のテンバからの山と雲の景色は、本当に感動しました。
後、4、5年はしんどいながらも、テントでしか味わえない景色と達成感を得るため、頑張って担ごうと改めて思いました。
今回も、良い山歩きが出来ました。
3日間とも晴れて、最高のテント泊の様子、本当に
うらやましいです。
僕は、GWに西穂高に行ったきりで、北アルプスは
遠かったです。
これからもレポ楽しみにしています。
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