荒海山(300名山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 734m
- 下り
- 729m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:50
天候 | 曇り時々晴れ、午後小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ひと月山から遠ざかっていた。天候が悪かったこと、キノコの採取に行った事でこうなってしまった。雨が予想されるが、大したことなさそうなので決行した。
2016年の7月に北口登山口(新登山口)から登っている。
その時は新登山道は藪があり、旧登山道の合流点まで少し苦労した。
戸坪沢の支沢を二つほど渡渉する。二日前の台風の影響で何時もより水かさがあったが、問題はなかった。取り付きから急登が始まる。ところどころシャクナゲがはびこり、通過に少し手間取るが前回ほどでもない。
ナラ、ブナの混合林に常緑高木(クロベ、アスナロ)が混じり、植生の豊かな山であることが分かる。左手の谷底から沢の流れる音を聞きながらの、山旅は心地よい。キノコなどを見つけながらのんびりと歩いた。
予想された雨も今のところ心配無さそうである。樹間から覗く対岸の紅葉
を愛でながらの山行である。少し傾斜が緩むと、一帯はブナ林が立ち並ぶ
1230mの旧道分岐に着いた。おおよそ行程の半分であるが、このあといく
つかのUPandDNがあり、まして登山道も落ち葉が堆積していて、水を含
みスリップに注意しなくてはならない。山頂近くの急登は登山道がかなり荒れていた。山肌は岩が露出し、濡れた岩と泥に難儀した。幸いロ-プが設置してあるが、身体が振られたりして体力が奪われた。視界が開け登山道が左に寄りだすと山頂は近い。しかし眺望が良いので、周囲の山々の山座同定で歩が進まない。紅葉(もみじ)の赤、黄色が山の一帯を包み込むようにして稜線を浮かび上がらせ登山者を魅了、そして歩を止めさせてしまうのだ。私たちを追い抜いて行った、二組のパ−ティの声が山頂方面から聞こえる。そこは畳六畳くらいの「荒海山西峰(太郎岳)」であった。息つく暇もなく、東峰の次郎岳へ背丈ほどの根曲竹の一帯を、得意な平泳ぎ操作をしながら10分足らずで到着した。その空間も西峰と同じようなスペースである。しかし人があまり人が入らない影響で、周囲の根曲竹が勢力を増し、だんだんと包み込むように入り込んできている。「幸いに風をシャットアウトしてくれて、昼食の間、至福のひと時を提供してくれた。」下山は1230mすぐ下に取り置きしておいた、ブナの倒木の「ムキタケ」をGetして
三時少し前に無事駐車場に着いた。
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