甲斐駒ヶ岳 北沢峠から

2017年11月03日(金) [日帰り]

• GPS: 07:04
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,146m
• 下り: 1,105m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:03

7:11 仙丈ヶ岳二合目登山口
7:15 7:16 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
7:42 7:46 仙水小屋
8:13 8:18 仙水峠
9:38 9:42 駒津峰
10:05 10:06 六方石
10:49 11:32 甲斐駒ヶ岳
11:37 11:38 駒ヶ岳神社本宮
12:05 12:10 六方石
12:35 12:45 駒津峰
13:12 13:12 双児山
13:28 13:28 双児山南峰
14:11 14:12 北沢峠 こもれび山荘
14:14 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

マイカーで戸台登山口駐車場へ。
隣の仙流荘から南アルプス林道バスで北沢峠へ。
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
文化の日、祝日である今日のバスの始発は6:05．（11/15まで）
3連休の初日ということもあり、早朝にもかかわらすバス待ち客の行列が伸びていました。
6:05初のバスは臨時増便され小型バスが6台も出たようです。
1台目のバスは6:00になる前に早々に出発し、その後4台目くらいからは運転手さんが足りなかったみたいで急遽呼び出して運転手さんの出勤を待っての増便となったようでした。とはいえ、僕が乗った5台目は6:10分には出発してくれました。素早い対応に感謝です。

帰りのバスの最終便は16:00。15:00便は平日のみのはずでしたが、この日は臨時で1便だけ15:00便を出してくれるというアナウンスが朝の行き便のときにありました。ただ、15:00臨時便は1台だけで定員になり次第出発するので15:00前に出発しちゃうこともあるとのことでした。実際この日の15:00臨時便に乗ることが出来たのですが、出発は14:45でした。

コース状況／危険箇所等

●雪、氷に関して
10月の終わり頃に積雪があったようですが、11/3現在は山頂まで雪の気配はありませんでした。北沢峠の周辺の池には氷がはっていて午後でも解けていませんでした。
アイゼン、ピッケルは一切必要を感じませんでした。

●駒津峰(2,740m)を過ぎて六方石を過ぎた直後の分岐で「岩稜の直登コース」と「初心者向け砂礫の巻道コース」のどちらかで山頂に向かうことになります。
その分岐のペイント文字が薄くなっており分り難かったので注意が必要と思いました。
僕は、気付かず「岩稜の直登コース」に進んでしまい、不意に三点支持の岩登りになりました。直登コースに進む場合は、事前にストックをしまう、手袋をはずすなど準備が必要です。

その他周辺情報

●入山届のポストは仙流荘のバス停と北沢峠にあります。
●仙流荘は日帰り入浴が500円で可能。露天風呂サウナ有の綺麗なお風呂でした。
●野菜直売のテントがかなりお値打ちに野菜を売ってました。ワンコインで新鮮な野菜が売ってます。ネギが4本で100円。美味しかった！

写真

前線と低気圧に挟まれてるのにまさかの快晴でした。
天気図の勉強不足です(´・ω・`)
等圧線は少ない。

11/3 5:51

5:45に到着したらこの行列(・_・;)　詳細はアクセスの項目に記載しました。
登山届はここで提出。

11/3 6:02

バス待ってたら夜が明けてきました。

11/3 6:11

ようやくバスに乗れた！　車窓から手ブレ撮影(・_・;)
文化の日の今日はピンクの時刻表。気温は5℃。

11/3 6:25

バスからの撮影。「中央アルプスがみえますよ〜」バスの運転手さんのガイドはツボを押さえていてとても興味をひかれました。

11/3 6:33

バスからの撮影。里の紅葉が真っ盛り♪

11/3 6:46

バスからの撮影。鋸岳。事故が多い難所らしい。

11/3 7:05

北沢峠に到着。トイレはコミコミ。登山ポストは勿論ここにもありました。

11/3 7:08

仙水峠経由で山頂を目指します。

11/3 7:14

長衛小屋のテント場。ここをベースに甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳のW登山をする人が多いのね。

11/3 7:14

長衛小屋。

11/3 7:44

30分後、仙水小屋に到着。休憩せずにスルーしました。

11/3 7:52

樹林帯を抜けてガレ場に出た。ここには見たかった植物があります。

11/3 7:53

白くてモワモワなヤツ(*´∇｀*)　ミヤマハナゴケというらしい。

11/3 7:52

子供の頃プラモデルのジオラマで見たアレがコレだってさ！

11/3 7:53

いっぱいある〜(*´∇｀*)

11/3 8:11

ガレ場を抜けると…

11/3 8:12

仙水峠に到着。ここまで約1時間。ほぼコースタイム通り。

11/3 8:12

仙水峠の展望。

11/3 8:12

ここから樹林帯の急登になるので休憩をとりました。

11/3 8:28

ゆっくり登ろう（;´▽｀A``

11/3 8:53

駒津峰に至る尾根からの展望。ふり返ると仙丈ヶ岳がドーン！

11/3 8:54

甲斐駒ケ岳の山頂も見えた。

11/3 9:40

駒津峰(2,740m)に到着。コースタイム通り。
あの白い甲斐駒ケ岳の山頂はまだ先だ。

11/3 9:40

駒津峰からの仙丈ヶ岳。

11/3 9:40

駒津峰から。
白峰三山方面。北岳の存在感がすごい。

11/3 9:40

駒津峰から。
北アルプス方面。手前の突起は鋸岳かな。

11/3 9:39

駒津峰から。
御嶽山と乗鞍岳の間にうっすらと白山まで見えた！

11/3 9:41

駒津峰から。
鳳凰三山の向こうに富士山がチラっと。

11/3 9:41

さて進もう！

11/3 9:58

岩場が増えてきてストックが邪魔になる。

11/3 10:04

あの岩が六方石かぁ。

11/3 10:05

反対側からの六方石。でかい。

11/3 10:08

「直登↑」ってペイントしてありますが、ここがコースの分岐だと失念していました。
「ここを直登せよ」と誤解(；´Д`A ```

11/3 10:13

こっちが「初心者向け砂礫の巻道」だった。
写真撮ったのになんでコッチに行かなかったのか？謎なのだぞ！

11/3 10:17

直登コース。岩場を三点支持でよじ登って進みます。
ストックをしまって手袋もはずした。

11/3 10:23

ふり返ると駒津峰の向こうに仙丈ヶ岳。

11/3 10:24

白い花崗岩がむき出し。それにしても良い天気だなぁ(*´∇｀*)

11/3 10:29

どこかの大学の山岳部の団体とすれ違いました。みんなヘルメット被ってた。

11/3 10:32

手を使って登る岩場はすごく久しぶりな気がする。なんか楽しいw

11/3 10:37

右手に砂礫の巻道が見えた。富士子ちゃんも❤

11/3 10:47

山頂に到着！　直登コースだったからかコースタイムより30分短縮。

11/3 11:08

てってれー！！！

11/3 10:47

山頂からの八ヶ岳方面。

11/3 10:48

山頂からの鳳凰三山、富士方面。
チョコンとオベリスク。

11/3 10:48

前項に同じ。

11/3 10:48

山頂からの白峰三山方面。塩見岳や赤石岳もみえる。

11/3 10:50

山頂からの北ア方面。

11/3 10:50

北アをアップ。穂・槍〜後ろ立山。

11/3 10:50

御嶽山と乗鞍岳、その間に白山がうっすら。
今雪を被ってるのは北ア以北とこの3座だけかな？

11/3 10:51

中央アルプスも。

11/3 10:58

瑞垣山、金峰山、甲武信ヶ岳方面

11/3 10:52

山頂からの仙丈ヶ岳。

11/3 10:53

山頂にも大きな花崗岩がゴロゴロしてます。

11/3 11:35

山頂から少し離れたところに駒ヶ岳神社奥社があります。

11/3 11:36

11/3 11:36

お参りしましたm(-ܫ-)m

11/3 11:38

奥が山頂です。登頂から一時間経過…さて下ろう。

11/3 11:40

下りは砂礫の巻道で。

11/3 11:51

あれが摩利支天かぁ。ま、いっかw　スルー。

11/3 11:53

六方石がみえる。

11/3 11:55

岩から生えるダケカンバ。すごいな(^-^)

11/3 12:34

駒津峰まで降りてきました。休憩をとって双児山方面を下ります。

11/3 12:55

シラビソの樹林帯を下ったらまたまた登りがはじまり…

11/3 13:09

双児山に到着。帰り道の登りは異様に疲れる(´・ω・`)

11/3 14:11

山頂から2時間半、無事下山です。
お疲れさん(*´∇｀*)

11/3 14:45

15:00発の臨時バスに間に合いました。（定員になり次第出発なので14:45発）汗臭くてスミマセン(´・ω・`)

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

AQUOS SERIE SHV32 au シャープ

感想

qayama

3連休ですが中日の4日に用事があったので日帰りしか無理という状況でした。
週間天気予報では曇り混じりの3連休でしたが前日になって予報が変わり晴れマークのみに！
甲斐駒ケ岳は前から気になっていたのですが、前日の仕事の休憩中にレコ見たり調べて急遽決めた山行でした。
ホントは雪景色が見れたら良かったけど、天気に恵まれた晩秋の甲斐駒ケ岳はサイコーでした。
雪山シーズンに入ったと思って、洗っておいた無雪期用の登山靴をまた使うことになるとは…

南アルプスはマイカーだけで行けるところが少なくて、なんとなく敬遠してきたので今回の甲斐駒ケ岳が南アルプスデビューなのです（;´▽｀A``
深Q百名山25座目！

― 今回の反省点 ―
分岐の見逃しがあったこと。
積雪があったら致命的な事故につながる恐れもあった。
→もっとコースを事前に把握すべき。