鶏冠山(西沢渓谷からピストン)

2017年11月05日(日) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,217m
• 下り: 1,220m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:19
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:56

6:27 西沢渓谷駐車場
6:40 6:40 ねとりインフォメーション
6:47 6:47 徳ちゃん新道登山口
6:52 6:53 二俣吊橋
7:04 7:19 鶏冠谷出合
8:47 8:48 チンネノコル
9:48 9:51 第三岩峰（山梨100名山標柱）
10:11 10:23 鶏冠山
11:32 11:34 チンネノコル
12:33 12:34 鶏冠谷出合
12:56 12:56 二俣吊橋
13:03 13:05 徳ちゃん新道登山口
13:09 13:09 ねとりインフォメーション
13:22 13:22 西沢渓谷駐車場
13:23 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆駐車場までのアクセス☆
国道140号沿いに入り口があります。
山梨方面からアクセスした方が分かりやすいかな。
("西沢渓谷入り口"の看板あります)


☆市営駐車場☆
●場所：東沢山荘から渓谷側に降りた所
●料金：無料
●収容台数：40台くらい

朝6時到着でほぼ満車でした。
近くには道の駅の大きな駐車場があるので、そちらのほうが安定して停めれるかと思います。

コース状況／危険箇所等

☆コース全体☆
積雪や凍結箇所はありませんでした。
踏み跡やマーク、指導標はあるので気をつけて歩けば道迷いはしません。
危険な場所には鎖やロープが設置されていますが補助が無い所も多いので最低限は自力で登り降りできた方がいいです。

基本的にバリエーションルートなのである程度慣れた方じゃないと難しい山なのかな、と思いました。


1. 西沢渓谷入り口~鶏冠谷出合
●鶏冠山への分岐までは良く整備されている散策路。
●鶏冠谷出合で渡渉あり。この日は橋が無かったので靴を脱ぐなりしないといけなかった。

2. 鶏冠谷出合~第一岩峰
●樹林帯の急登。

3. 第一岩峰~第二岩峰
●鋸歯状の岩陵帯。
●両側が切れ落ちているので要注意。

4. 第二岩峰~第三岩峰~鶏冠山
●樹林帯の登山道。
●シャクナゲが生い茂っていて少しだけ藪っぽい所もありました。

写真

11/5 6:23

西沢渓谷駐車場から朝焼けした鶏冠山。

11/5 6:26

市営の無料駐車場。
こんな朝早くから混雑しているとは思わなかった。

11/5 6:30

ゲートを越えてスタート。

11/5 6:40

トイレがありました。
見た感じ綺麗そう。

11/5 6:43

甲武信ヶ岳への登山道もあります。

11/5 6:48

西沢山荘。

11/5 6:53

吊り橋の上から鶏冠山。

11/5 6:55

西沢渓谷入り口。
大半がそちら側に消えていきました。

11/5 6:55

鶏冠山はこっち。
ちゃんとした指導標があります。

11/5 6:58

沢沿いの細い道を歩いていきます。

11/5 7:01

沢に降ります。
いきなり登山道が崩れていてロープ伝いで通過しました。

11/5 7:04

鶏冠谷出合。
丸太橋は外されていました。

11/5 7:06

この日の水量だと水深は10~20cm位ありました。
行きで靴を濡らすわけにはいかないので裸足で渡渉。
冷たかった…。

11/5 7:19

何とか渡渉しました。
靴を履いて改めてスタート。

11/5 7:20

ここは左のへつりを渡って通過。

11/5 7:29

沢を抜けると尾根登りスタート。
しっかりした踏み跡がありテープもあるので基本的に実線ルートと変わりません。

11/5 7:36

とても綺麗に紅葉していました。

11/5 7:47

この尾根の直登はかなりの急登。
予想以上にキツかった…。

11/5 8:04

少しシャクナゲが鬱陶しい所も。

11/5 8:17

木々の向こうに鶏冠山。

11/5 11:51

結構な所を登っていく。
一般登山道ならロープ等の補助があるレベルだけど基本無いと考えた方がいい。

11/5 8:27

道幅も狭くなってきた。

11/5 8:30

木の根を掴んで全身を使って登っていく。

11/5 8:40

ガレ場を登っていく。
結構大きい岩でも浮石があったので注意。

11/5 8:47

心細い中で勇気を与えてくれる指導標。

11/5 8:50

厳しい登りはまだまだ続く。

11/5 11:16

第一岩峰に到着！
やっと鶏冠山の全容が眺められた！

11/5 9:16

黒金山の向こうに富士山！

11/5 9:17

第一岩峰から第二岩峰の間は鋸歯のような岩稜帯となっている。
高所恐怖症の人は絶対無理だと思う。

11/5 10:59

垂直に近い5メートル位の岩登り。
鎖が設置してあるので案外簡単かもしれない。

11/5 10:57

鎖の根本にはしっかりしたアンカーが打たれている。
昔この山の記事を調べていた時は錆びた針金で固定されていて危ないと見たけど付け替えられたんだな。

11/5 9:28

第二岩峰到着。

11/5 10:56

第三岩峰が大きく聳え立つ。

11/5 9:30

第二岩峰から先は樹林帯。
漕ぐ必要は無いけどシャクナゲが鬱陶しくなってきた。

11/5 9:35

第三岩峰を見上げて。
流石にここは登れない…。

11/5 9:35

迂回路を通りました。

11/5 9:39

迂回路には特に難所はありませんが全身を使って登り降りするのは変わらない。

11/5 9:46

やっと登りきった！
鶏冠山方向が第三岩峰。
木賊山方向だと鶏冠山最高地点へ行ける。

11/5 9:48

鶏冠山第三岩峰！
後ろには奥秩父最高峰の北奥千丈岳と国師岳。

11/5 9:49

富士山の眺めは第三岩峰が一番良かった！

11/5 9:48

第三岩峰の上は丘のようになっていて比較的広い。
ただ縁のほうは激しく切れ落ちている。

11/5 9:49

鶏冠山の最高地点は第三岩峰の北側にある。

11/5 10:04

藪っぽいけど漕ぐ必要は無いレベル。

11/5 10:11

鶏冠山登頂！

11/5 10:16

なんだか可愛い山頂標識もあった。

11/5 10:21

ここでも南側に富士山が見えた！

11/5 10:21

東側には破風山と雁坂嶺から続く奥秩父主脈縦走路。

11/5 10:23

木賊山へは藪漕ぎ必須のルート。
ここから先が鶏冠尾根の醍醐味なんだと思うけど…。
イマイチ自信が無かったので諦めてピストンで下山した。

11/5 11:00

下山時には景色を眺める余裕もできました。
渓谷沿いが凄まじく紅葉していました。

11/5 11:01

右は断崖絶壁。
左側の岩が少しせり出し気味なのがいやらしい。

11/5 11:03

第一岩峰が目の前に。
よくこんな所を降りてきたな…。

11/5 11:04

鎖場を下降。
登りのときに恐怖心を抱いた人はピストンは難しいかもしれない。

11/5 11:08

樹林帯に降りる前に富士山。

11/5 11:28

下り道こそ慎重に。
勾配がキツイうえに登山道が崩れ気味のところもある。

11/5 12:21

太陽が高く昇ったおかげで紅葉がよく映える。

11/5 12:22

オレンジ色に輝く登山道！

11/5 12:34

鶏冠谷出合まで降りてきました。

11/5 12:40

帰りは別に濡れてもいいのでゲイター付けて靴のまま渡渉しました。

11/5 12:54

西沢渓谷まで戻ってこれました。
このまま観光してもよかったけど何だか場違いな感じがしたので帰りました。

11/5 12:56

東沢と西沢の出合。

11/5 13:13

とても平和な散策路。
次は紅葉狩りにここに来たい。

11/5 13:22

駐車場に戻ってきた。
車で溢れていました。

11/5 13:24

紅葉と鶏冠山。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

K21

東沢渓谷にある鶏冠山に登りました。

平和な西沢渓谷の風景とは正反対の特異な岩峰群。
山梨百名山に名を連ねてなければ登ろうとさえ思わなかったでしょう。

渡渉、急登、岩場、藪漕ぎと難コースに相応しく何でもありですが、いずれも程良く人の手が加わっており、僕のような一般人でも手が届くレベルではありました。
そういった意味ではバリエーションルート入門編と言えるかもしれません。

下山した時はいつも以上に疲弊していましたが達成感もひとしおでした。
登山の魅力が詰まった良いルートだと思います。
今度は甲武信ヶ岳まで縦走したいです。