【立山室堂】一ノ越周遊とみくりが池温泉60周年記念を楽しむ

2017年11月03日(金) 〜 2017年11月05日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 1.5km
• 登り: 225m
• 下り: 0m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:40

9:00 スタート地点
10:40 ゴール地点

GPSログが取れずルートは手で記入。時間も写真の撮影時刻からおおよその時間です。途中で多めの休憩とアイゼン着用ですが、相当ゆっくりのペースです。

天候

11/3（金・祝）快晴　風もほぼなし
11/4（土）風雪・時より吹雪　視界悪し
11/5（日）快晴　風少々あり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

風雪が強くなると足元も見えないくらいになり、目印の竹竿が急に見えなくなるほど。一ノ越に向かう最後の登りが岩と雪のミックスで少しだけ足元悪い。

室堂で登山届を出した際に、「土曜日は荒れるのでお気をつけて」とのアドバイスを頂戴しました。また、一ノ越まででも少なくとも軽アイゼンを持参とのことでした。

写真

11/3 10:16

新幹線で富山到着後、市内を少し散策。レトロな特急立山号（通常運賃にプラス210円の特急券が必要）に乗車。進行方向左側が立山の雄姿が見えるので、さくっと着席。団体さん入れても8割ほどの乗車率でした

11/3 10:49

刈り込みが終わった田んぼに、紅葉、そして遠景に冠雪した峰々が見えて、気持ちが盛り上がる！

11/3 11:26

ケーブルカーでも紅葉が最盛期かもしれないですね。貨車付きのケーブルカーはここだけらしい

11/3 11:52

美女平から室堂までの途中で称名の滝そして、立山がちらり

11/3 12:21

バスでグングンと高度を上げていくと、雄姿が目の前に！

11/3 12:25

劔岳もちらり。なんと美しいことでしょう

11/3 12:33

お決まりの？立山蕎麦。新発売の「甘えびかき揚げ蕎麦」は名物「白エビかき揚げ蕎麦」より100円安く、850円でおいしかった

11/3 13:20

室堂平に来れただけで満足。この辺りは観光客の方が多くて、山登りの人達が異邦人にみえちゃいます

11/3 14:07

みくりが池で水面が鏡のようになる瞬間を待ちます。この時間だけでも楽しい時間

11/3 14:07

もちろん浄土山方面もしっかり映えます

11/3 14:25

天気も良く風もほとんど感じません。今思えば、この日に雄山方面に行くのが正解だったかもしれない

11/3 14:40

絵葉書的になりますが、何枚も写真を撮ってしまう

11/3 14:41

快晴もよいけど、

11/3 16:02

雲があっても美しい

11/3 16:04

とか、言っているうちにどんどん、猛烈に雲が西から流れ込みます

11/3 16:26

大日連山の方も夕日と合わせて雲が猛スピードで湧いてきます。これは今晩の星は見れないか？

11/3 16:32

地獄谷から噴気も上がり、雲の動きと合わせて見飽きない景色です

11/3 16:53

薄っすらと夕日が映える黄昏タイム！

11/3 19:03

そうこうしているうちに、立山三山から月が出てきて、雲をライトアップ！うっすらと星もみえるか？

11/3 19:06

西の大日連山にも月夜に雲と山容が映し出されます

11/3 19:14

さて、みくりが池温泉ですが、この日は60周年記念イベントで、モンベル会長のスピーチや笛の演奏、そのほか、盛りだくさんのイベントが披露されました

11/3 19:44

食事もさらに品数豊富で、山の上で食べる想像以上の豪華夕食を頂戴しました

11/3 21:09

就寝前にみくりが池まで行きましたが、はやり雲が厚い…

11/3 21:12

昼間の晴天とは打って変わって、薄曇りが残念

11/3 21:14

でも、雲があっても立山は素晴らしい！

11/3 21:19

60年も営業されているとこんな夜もあったのですね。

翌日は朝から風雪でお宿に停滞。しかしながら、60周年記念でモンベル会長のトークと手品、笛の演奏でまったりとした時間を過ごします。

11/4 11:33

昼になって少しだけ散策へ。風雪ですが、お隣の雷鳥荘までお出かけ。ライチョウには会えませんでしたが、山菜うどん（700円）をいただいて帰ってきました

11/4 12:10

雷鳥荘の入り口もこんな感じ。

11/5 6:16

朝焼けに負けないぐらい、満月の存在感！

11/5 6:34

室堂山荘から眺めていると、6時半からガヤガヤと声が遠くに聞こえる？！よく見ると、みくりが池温泉前のテラスに大量の人達が！この日はアルバイトの方とかのOB会限定イベントだったらしいので、その方々でしょうか。30年前の学生の頃にバイトしていた人とお話させていただきました。愛されている温泉なのですね

11/5 6:43

山の頂が朝日に照らされますが、風が強そうで…

11/5 6:49

大日連山に朝日が差し込むと、地獄谷から噴気も上がり、朝の活気を感じます（笑）

11/5 8:30

朝食をいただくと、すっかり日が当たり、一面が白銀の世界に！

11/5 8:55

では、ゆるゆると一ノ越に向かいます！

11/5 9:16

シュプールがきれいですね~

11/5 9:20

こちらも登り返しでしょうか？

11/5 10:24

目的地が見えてきました。風強そうですが

11/5 10:25

一ノ越手前で振り返るとこの絶景！

11/5 10:41

雄山の方が風が強そうなので、今回はここまで！

11/5 10:42

槍穂高方面の展望が広がります

11/5 10:43

槍ヶ岳を眺めて下山とします

11/5 10:45

下りはこの絶景を眺めながらの快適なスカイウォーク

11/5 15:00

立山駅に戻ると、またもや特急が。関西人には懐かしい、京阪のテレビカーでした！あとは富山駅近くのお寿司屋さんでおいしいお酒とお鮨をいただいて、新幹線で帰路と夢の中へ…

撮影機器：

Canon PowerShot G1 X Mark II Canon

NIKON D750 NIKON CORPORATION

iPhone SE Apple

装備

備考

一ノ越までは最初はスノーシューでした。昨晩降ったフワッフワの新雪を楽しみながらですが、途中でアイゼン＆ピッケルに変えたので、少し時間をロス。

感想

ga_san

11月の3連休は天気が気になりましたが、立山に行ってきました。初日の金曜日は晴天でしたが、荷物も重いので室堂や雷鳥沢を散策して、そのまま「みくりが池温泉」にチェックイン。60周年記念イベントを楽しみ、食事を楽しみ、温泉を満喫。雪山ハイクよりも、ほとんど温泉旅館への旅行気分です。山の上で営業を始めて60年のお祝いに多くの人が駆けつけていました。元アルバイトの方で30年前に前の建屋で働いていた人や、たまたま参加した人達で100名ほどが泊まっていました。翌土曜日は朝から風雪で時より猛烈に吹き付ける状況となり、無理せず宿に停滞＆近場の散策でこの日はまったりと過ごします。さて、最終の日曜日は朝から快晴となり、念願の一ノ越への散策へ出発！フワフワの新雪をスノーシューで楽しみますが、途中でのぼりがきつくなり、アイゼンに履き替えです。一ノ越山荘手前の坂では岩と雪のミックスですが、それ以外は（正しい装備があれば）快適に上がれます。一ノ越に到着後は急に目の前が広がり、槍ヶ岳や穂高連峰の北アルプス峰々を視界に飛び込みます。この景色を見たかった！ちょうど西からの風も一ノ越山荘で遮られるので、それほど風の影響を受けません。少し休憩してから雄山をしばらく眺めますが風が強い印象で、登るかどうか迷いましたが、ここで下山開始としました。まあ、無理をしないのも大事なことです。下りは銀世界を眺めながらのスカイウォークで室堂まで無事帰着です。

2日目の悪天候が残念でしたが、今シーズン初となる雪山ハイクで朝と夜の美しい風景も満喫できた立山への山旅でした。

※　みくりが池の景色がきれいだったので、ちょっとだけ動画も取りました。