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Yamareco

記録ID: 1312906
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

ガク沢ノ頭〜滝谷山〜ブドー沢ノ頭(※1)

2017年11月13日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.4km
登り
1,127m
下り
1,139m

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
1:24
合計
9:35
6:23
35
ミミズク沢林道入口
6:58
6:58
103
林道終点
8:41
8:47
30
県境稜線
9:17
9:28
35
ガク沢ノ頭
10:03
10:16
74
1507m
11:30
11:48
15
滝谷山南西の岩場
12:03
12:24
21
滝谷山
12:45
12:45
8
ブドー沢ノ頭直下(退却)
12:53
13:08
74
地形図1590m付近
14:22
14:22
35
林道跡出合
14:57
14:57
23
葡萄沢林道出合
15:20
15:20
38
葡萄沢林道始点
15:58
ミミズク沢林道入口
車道は翌日14日夕方から冬季閉鎖(葡萄沢から奥)
http://www.uenomura.jp/2017/10/post-128.html
天候 晴れ(※2)
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
表記の三座は埼玉県と群馬県の県境稜線上の登山道のない山で、利根川と荒川のそれぞれの支流の分水嶺です。
埼玉県側からでも登れますが、ミミズク沢林道を上がってガク沢ノ頭へ、ブドー沢ノ頭まで縦走して葡萄沢林道へ下る周回予定でしたので、群馬県側から入山しました。
コース状況/
危険箇所等
※1
ブドー沢ノ頭は頂上直下で引き返しました。

※2
天気予報は『晴れ、昼過ぎから曇り』でしたが、良い方に外れ、夕方まで晴れでした。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/tenki.html
朝日に輝く山稜
2017年11月13日 06:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 6:52
朝日に輝く山稜
ガク沢ノ頭三角点1618.6m
2017年11月13日 09:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:21
ガク沢ノ頭三角点1618.6m
山頂にありました。
2017年11月13日 09:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:20
山頂にありました。
山頂の様子
2017年11月13日 09:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:21
山頂の様子
浅間山がよく見えます。
2017年11月13日 09:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:21
浅間山がよく見えます。
高天原山〜大蛇倉山
2017年11月13日 09:23撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:23
高天原山〜大蛇倉山
浅間山の右、志賀高原の山
2017年11月13日 09:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:24
浅間山の右、志賀高原の山
北アルプス、白馬乗鞍岳方面
2017年11月13日 09:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 9:33
北アルプス、白馬乗鞍岳方面
この看板は奥秩父のあちこちにあります。
2017年11月13日 10:39撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 10:39
この看板は奥秩父のあちこちにあります。
中間の尾根=白泰山〜三国山
奥の尾根=和名倉山〜甲武信岳
2017年11月13日 11:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 11:30
中間の尾根=白泰山〜三国山
奥の尾根=和名倉山〜甲武信岳
高天原山(中央)方面
2017年11月13日 11:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:30
高天原山(中央)方面
御座山〜茂来山方面
2017年11月13日 11:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:30
御座山〜茂来山方面
三国山(左のモヒカン形)の右奥は小川山
2017年11月13日 11:32撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:32
三国山(左のモヒカン形)の右奥は小川山
大蛇倉山〜石仏〜弥次ノ平〜御座山〜前衛峰〜赤火岳
2017年11月13日 11:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:33
大蛇倉山〜石仏〜弥次ノ平〜御座山〜前衛峰〜赤火岳
左奥は新三郎〜1685.3m△〜1626m
右手前は諏訪山
2017年11月13日 11:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:33
左奥は新三郎〜1685.3m△〜1626m
右手前は諏訪山
新三郎〜1685.3m△〜1626mのズーム
背後の雪山は後立山連峰北部
2017年11月13日 11:35撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:35
新三郎〜1685.3m△〜1626mのズーム
背後の雪山は後立山連峰北部
浅間山の右奥に見えていた志賀高原の山々
右手前のボケて写った木の奥は鼻曲〜浅間隠
その奥の雪のある山は岩菅山か?
2017年11月13日 11:34撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:34
浅間山の右奥に見えていた志賀高原の山々
右手前のボケて写った木の奥は鼻曲〜浅間隠
その奥の雪のある山は岩菅山か?
赤火岳から新三郎まで
2017年11月13日 11:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:36
赤火岳から新三郎まで
石仏(右)の左奥に八ッの天狗岳がちょっとだけ
2017年11月13日 11:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:36
石仏(右)の左奥に八ッの天狗岳がちょっとだけ
重畳たる山並み
2017年11月13日 11:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 11:40
重畳たる山並み
諏訪山の奥は荒船山塊〜毛無岩
浅間山の真正面は経塚山
2017年11月13日 11:41撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:41
諏訪山の奥は荒船山塊〜毛無岩
浅間山の真正面は経塚山
三国山から赤火岳まで
右方で左右の平らな山の奥が御座山
2017年11月13日 11:41撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:41
三国山から赤火岳まで
右方で左右の平らな山の奥が御座山
真っ白い石灰岩が点在
2017年11月13日 11:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:46
真っ白い石灰岩が点在
樹間越しに見る展望絶景の小ピーク
向こう側は凄い絶壁
2017年11月13日 11:49撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 11:49
樹間越しに見る展望絶景の小ピーク
向こう側は凄い絶壁
滝谷山(三角点はありません)
2017年11月13日 12:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 12:09
滝谷山(三角点はありません)
頂上は疎林で展望はまずまず
2017年11月13日 12:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 12:12
頂上は疎林で展望はまずまず
南八ッがよく見えます。
2017年11月13日 12:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 12:13
南八ッがよく見えます。
新三郎〜1685.3m〜1626mの彼方に後立山連峰
2017年11月13日 12:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/13 12:16
新三郎〜1685.3m〜1626mの彼方に後立山連峰
滝谷山からブドー沢ノ頭
2017年11月13日 12:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 12:16
滝谷山からブドー沢ノ頭
諏訪山北尾根には眺望の素晴らしいヤツウチグラ
(以後、下山するまで写真は撮らず)
2017年11月13日 12:17撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 12:17
諏訪山北尾根には眺望の素晴らしいヤツウチグラ
(以後、下山するまで写真は撮らず)
残照に映える山の端(は)
2017年11月13日 15:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/13 15:53
残照に映える山の端(は)

感想

表記の三座は埼玉県と群馬県の県境稜線上の登山道のない山で、利根川と荒川のそれぞれの支流の分水嶺です。
埼玉県側からでも登れますが、ミミズク沢林道からガク沢ノ頭へ上がり、ブドー沢ノ頭から葡萄沢林道へ下る周回予定でしたので、群馬県側から入山しました。

ミミズク沢林道は地形図に記されているより100mあまり奥の、ミミズク沢の水線末端が終点でした。
林道は法面が崖で上がれない所が多く、この終点から稜線上の1507m北尾根に取り付きました。途中に大きな岩場がありましたが、スタンス&ホールドがしっかりしており、古びた目印や鉈目もありました。
1507m南側鞍部にザックを置き、カメラのみでガク沢ノ頭へ。山頂標示類は皆無でしたが、三角点標石がアセビのヤブの中にありました。
十数m南側へ行った所からは高天原山方面や浅間山がよく見えました。

ザックのデポ地点へ戻って小憩後、縦走の仕切り直しです。
1507mの先で、等高線1480mがこの稜線の最低鞍部でした。
1546mは直下が土壁のような急斜面。左側に明瞭な巻き道がありました。
1560m付近から前方の稜線上に、樹間からはほとんど垂直の大きな岩場(岩山)が見え、あの天辺に立てば素晴らしいパノラマが広がっているだろうなぁと予想していました。

そこは1610mの等高線が広がる北西の地点で、稜線を南下して来た場合にはとても岩場には見えない、木の生える小さな普通のピークでした。基部からの標高差は10m程度で、地形図には表示されていません。
天辺へ上がってびっくり!南西の高天原山から北は全て見え、浅間連峰の右奥には志賀高原の山々が見えていました。
天辺の北西側は、地形図では等高線が密なだけで崖記号はありませんが、足元には明らかに崩落した形跡があり、真下は見えませんでした。崖っぷちに立ったままでは怖過ぎ、とげのある灌木に膝を付いて写真を撮りました。

滝谷山からは、それまでは見えていなかった南八ツや諏訪山のヤツウチグラが見えました。目の前にはブドー沢ノ頭が見え、まさか退却せざるを得ない状況になるとは全く予想外でした。
ガク沢ノ頭から滝谷山まで、寄り道しながらでも2時間半ほどでしたので、滝谷山からブドー沢ノ頭へは1時間弱だろうと見当をつけていました。

ブドー沢ノ頭直下は地形図からは想像できない急斜面で、つかまる立木は疎らで間が空き過ぎ、地面には落ち葉が積もってとても滑りやすい状況でした。上がるだけならまだしも、稜線のコルまで戻って西側斜面を葡萄沢林道へ下る予定でした。
高度計は1634mで、あと標高差24m。時間にすれば10分ほどだろうと思われましたが、滑ったら下まで落ちそうな急斜面でしたので、安全を優先し引き返すことにしました。山は無事に下山してこそなんぼ、所詮 道楽の世界です。
またいつの日にか再登する機会があれば、今度は埼玉県側から行ってみたいです。

登山地図には『ヤブ激しい稜線』とありますが、ササヤブは全て枯れ果て、ヤブはガク沢ノ頭頂上やその北東の等高線1560mピークなど、シャクナゲやアセビが茂る所だけで、稜線そのものはアップダウンも小さく、歩きやすかったです。

天候にも恵まれましたが、予想外の素晴らしい眺望が楽しめる稜線でした。
滝谷山へ行かれる方には、1610m等高線上にある小ピークに立たれることを強くお勧めします。

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