【徳山湖】三等・寺尾〜磯谷右岸尾根

2017年11月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 10.7km
• 登り: 735m
• 下り: 735m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:50
• 合計: 7:37

7:04 磯谷ベロリ橋駐車場
7:59 8:03 三等・寺尾（小休止）
9:19 9:37 ・644
11:00 11:17 ・823
12:15 13:26 ・644(お昼の大休止)
14:06 14:06 三等・寺尾
14:41 磯谷ベロリ橋駐車場

のんびり紅葉ハイキングです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道303号で藤橋村→横山ダムより国道417号で徳山ダム方面→カンノセ合掌隧道を抜けて磯谷ベロリ橋手前にトイレのある広い駐車場。

コース状況／危険箇所等

登山道ではありません、道標や目印等は一切ありません。(万が一)出かけられる際は自己責任でお願いします。
取付き以外は危うい所はありませんでした。下りはルーファイを慎重に。

その他周辺情報

道の駅 星のふる里ふじはし
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321

写真

11/12 7:03

磯谷ベロリ橋東側にトイレのある駐車場。

11/12 7:05

素晴らしい自然林尾根がよりどりみどりの徳山湖左岸から、今日は橋を渡って正面に見えてる尾根を登ります。

11/12 7:08

ひとり山歩き倶楽部さんの情報通り、トンネル左手の踏み跡へ。

11/12 7:09

コンクリート壁の切れたところに…

11/12 7:10

確かに道らしきものが。急ですが。

11/12 7:25

灌木にしがみつきながらよじ登ると、いきなり紅葉。

11/12 7:28

古い獣捕獲用の檻がありました。ダム湖に沈んだ暮らしの名残。

11/12 7:34

普通に歩ける尾根道となり、朝日を受けた紅葉に足が進まない。

11/12 7:36

見上げればほら、カエデ類のトンネルですよ。

11/12 7:44

しばらくすると、右手に橋の上から見えてた植林部分。殺風景となり、行程がはかどります。

11/12 7:56

すぐに植林は姿を消し、ウソのような林床スッキリきれいなブナ林が広がります。

11/12 7:59

あっけなく三等・寺尾に到着。

11/12 8:10

ここからさらに行けるとこまで尾根を登っていきます。初めちょっと灌木がうるさいですが、この先はいいという情報があるので、ためらいなく進みます。

11/12 8:12

カエデ類は絶好調。

11/12 8:18

よく見れば、尾根芯直下にヤブを避けている獣道。ありがたく使わせてもらいます。

11/12 8:29

昨日の強風に耐えてくれたカエデ類の紅葉が、朝日に透けて美しいことこの上なし。

11/12 8:31

この標高が長いこと続くので、紅葉もずーっときれいなまま。

11/12 8:34

そして全くヤブのないスッキリした道が続きます。話がうますぎて怖いほど。

11/12 8:42

突然この辺りだけカレンフェルトに。風景が一変します。

11/12 8:45

そのあとこんなボサボサっとした笹が出てきて、本日唯一気持ち良くなかったところ。こんなところはヤマダニ注意です。

11/12 8:51

それを抜けると若丸山の展望。五月連休の激闘が思い出されます。

11/12 8:58

その後はもう、本当にスッキリな道が続きました。ダム湖が出来、もう自然に帰っていくばかりの尾根のはずなのに。

11/12 9:04

存在感抜群の磯倉が近づきます。まだ少し逆光気味。

11/12 9:06

もう、ほとんど公園。

11/12 9:10

ブナも増えてきました。素晴らしい。

11/12 9:13

カエデも負けてません。

11/12 9:15

どーなってるの？ヤブ山じゃないじゃん。

11/12 9:17

人に出合う恐れは200%ない徳山湖左岸の尾根、こんな景色を独り占めです。

11/12 9:22

地形図にある、・644で小休止。磯谷へ降りていく支尾根が案外立派で、三叉路のような感じの場所。ブナ林に囲まれものすごく雰囲気がいい。

11/12 9:37

まだまだ進みます。こんな細くなったりして変化があります。

11/12 9:39

紅葉ピーク帯が続きます。誰もいないので、気兼ねなく大騒ぎ(笑)。出会ったのは鹿の群れ3つと猿の群れが1つ。

11/12 9:41

いいブナがポツポツ出てきます。

11/12 9:46

いいがねいいがね、秋の徳山湖左岸。もう、笑うわ泣くわ？歌うわで、完全に変なオッサンになってます。

11/12 9:51

たまりません。

11/12 9:56

実は、ここが今良いという2日前の山友情報があっての選択。徳山湖左岸はそんな狙いの標高の続く尾根をいろいろ選べるのがいいところ。

11/12 9:59

こういうショットはどこにピントを持っていくといいんだろう？

11/12 10:08

標高700mを過ぎて、ブナ類は徐々に紅葉のピークを越えつつあります。

11/12 10:10

カエデ類はまだまだイケてますね。

11/12 10:14

いつまでたってもヤブも出てこず、紅葉もいいので登行が打ち切れません^^;

11/12 10:26

800m手前あたりで尾根がだらっと広がり、少しヤブっぽく。でも紅葉はいいです。

11/12 10:44

この尾根の一旦のピーク的な800〜820mほどの南北に長い台地に上がると、紅葉のフレームの奥に頂上部に霧氷をまとった磯倉が美しい。

11/12 10:44

少しズームで寄せてみる。

11/12 10:45

さらに寄せ。

11/12 10:46

結局、取付きから800mあたりまでずっとカエデの紅葉が美しかった。

11/12 10:51

ブナの方はさすがに茶枯れ始めていました。

11/12 10:57

地形図の・823付近。尾根はここから一旦下り、磯倉へと上昇していきます。が、今日は紅葉ハイクということで、このへんで。

11/12 11:02

地形図で見ると、西へよさげな尾根が続いていますが、実際はモサモサした感じ。散策はやめ。

11/12 11:04

・823へ上がってみます。

11/12 11:14

すると磯倉がドーンってなポイントでした。これでもう満足。

11/12 11:58

お昼はとてもいい感じだった・644がいいなということで、またまたブナの黄葉を楽しみながら戻ります。

11/12 12:07

日の向きが変わるとまたまた撮ってしまいます。

11/12 12:56

・644に戻ってきました。頭の上はこんな景色。

11/12 12:58

素晴らしい憩いのひと時。時間よとまれ。

11/12 14:09

下山は夕日のマジックショータイム。寺尾のブナもこんなにきれいに。

11/12 14:11

何度も振り返り。

11/12 14:23

最後は急なので気を抜かず慎重に。尾根からの下降点が少し探しずらいですよ。素晴らしい一日でした、感謝。

撮影機器：

LUMIX DMC-G8 ボディ パナソニック

感想

ヤドカリ

土曜日に山友と登る予定が、あいにくの雨予報。日曜に野暮用のある山友は、天気の良い金曜日にさっさと一人で出かけてしまいましたが、かなり良かったとのこと。土曜日の荒天で紅葉が吹き飛ばされてやしないかと気をもみながら出かけましたが、杞憂でした。
単独になってしまいましたが、徳山湖左岸尾根は期待を裏切らず、シーズンの最後でようやく奥美濃の紅葉を楽しむことができました。

ネットで検索しても、ヒットするのは毎度おなじみのいつもお世話になっている一部のブログ記事しかないという超マイナーな山域ですが、目障りな植林がほとんどない、しかもヤブも非常に少ない自然林の素晴らしい尾根がゴロゴロしている徳山湖左岸の山々。
○○百山とか、名のあるピークを目指すとか、大展望だとかが目的のハイカーからは何にもないじゃないか！と言われそうなトコロなんですが、私にとっては桃源郷なんです(^^ゞ

ほとんど読んでもらえないだろうと思いつつ、こういうのが好きな物好きさんのお役にたてればと書いてみました。

コメント

hanamarute

徳山湖左岸
こんばんは、
物好きな　hanamaruteです（笑）
徳山湖左岸　以前から気になってます、気持ち良さそうなところですね。
おっしゃるようにこの辺りの情報は少ないので hermit-crabさんのレコ非常にありがたいです。
最初　題を見つけたとき「おお！」と思いました。

ヤドカリ

Re: 徳山湖左岸
hanamaruteさん、こんにちは。
レコに気づいていただき、一安心しました
徳山湖左岸の尾根は、若丸山以外はほとんど歩かれることがないようですね。
歩いてみればかなり快適な部分も多く、自然が豊かでかなり気に入っています。
特にこの尾根からは磯倉が近くに感じられ、行けるんじゃないか？と思えてきます。
いや、hanamaruteさんなら、とっくに気づかれているかも？