六甲 紅葉谷
- GPS
- 07:23
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 830m
コースタイム
10:00 風吹き岩
11:30 住吉川 西おたふく山への分岐
13:40 極楽茶屋跡
15:05 炭屋道と魚屋道合流
16:00 有馬温泉BS
合計時間7時間30分 合計距離14km
天候 | 晴れ 寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り JR西宮名塩駅 |
感想
天気予報で、この週末はかなり冷えるとの予報が出ていたので六甲へ行くか京都へ行くか迷ったが、朝の空が青く晴れていたので雨にはなるまいと予想して六甲の西おたふく山から紅葉谷を目指すことにした。
気温が低く空気が澄んでいたので保久良神社鳥居前から神戸の港を眺めた。きらきら輝く波の向こうを辿ると遠くに二上山や葛城山などが見えて案内図をたよりに指さしてみた。しかしゆっくりする訳にはいかない。終点有馬でのバスの時刻表を頭に浮かべて、遅くとも極楽茶屋跡を14時には通過しなくてはいけないと考えた。一瞬、楽勝かなっと思ったが、結果は山の紅葉を右に左に見ているうちに意外と時間がかかり、16時のバスに、ぎりぎりセーフであった。
暗い打越峠を下った黒五谷の真っ赤なもみじに今年は間に合った。急いで住吉道へ行く途中、前方からのハイカーが「山の中腹の紅葉がきれいですよー」と声をかけてきた。お互いに間に合いましたね。来週はもう散りますね。と紅葉を目にすることができた喜びでにこにこ顔である。
西おたふく山の上り道から見る東おたふく山方面の眺めは絶景である。が急がねばならない。極楽茶屋跡までは舗装路を行く。晴れてはいたが吐く息は白くなり耳たぶは冷たい。手指の先がかじかんだ。紅葉谷へ入ると日は射さず薄暗い。身体の芯まで響く寒さだ。おまけに前日の雨で土はぬかるみ石は濡れて滑りやすい。急下りが途切れ道が少し平坦になったころ、上に青空が見えて来た。向こうにはロープウェイが行き交っていた。上部の木々はもう葉を落としていたが、紅葉谷河原あたりからは緑の中に赤や黄色朱色模様が素晴らしい。が脇を流れる沢の水量は多く流れが早い。幅も広くなり道は岸すれすれのところもあった。
大きな沢を越えて炭屋道である。明るくなってここまで来たらもう安心と、ゆっくり紅葉谷を振り返る。魚屋道と合流し澄んだ空気と黄葉のトンネルの中を有馬へと下る
六甲はもう冬支度である。紅葉の最後の輝きを見ることができて嬉しい。
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