須走口から富士山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,852m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
朝食&仮眠〜10:00お鉢巡り〜12:00下山開始〜13:00七合目〜13:30六合目〜14:15五合目
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口の少し奥、一段高いところが駐車場です。 1:20に到着、暗くてよく判らなかったですが、80%ほど停まっていたかと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
六合目以降の登山道、端の方が崩れている箇所が何カ所かあり。 小屋の方に聞くと、先日の台風でだいぶ脆くなっているから気をつけて、と。 |
写真
感想
「富士山に1度も登らないのも馬鹿だが、何度も登るのも馬鹿だ」
そんなことを言っていた人がいた。なるほど。
以前登ったのは、確か6年前の8月。
混雑っぷりに辟易しつつも、山頂に立ち、確かに1度で充分だなと、納得。
あとは遠くから、その山容を眺めていた。
その後、いろんな山を歩くようになり、道具もそこそこ揃ってきて。
「8月を過ぎれば、富士山もそんなに混んでないんじゃないか?」
そんなことを思っていた9月の第1週に、突然の平日休み。
こっそり富士登山を計画していたところ、同行者も挙手。
久々に日本最高峰に挑む事に。
22時に都内発。東名高速をおしゃべりしながらひた走る。
しかし話に夢中になってしまい、気が付けば沼津。
夜のうっかりドライブ、慌てて高速降りて、引き返す。
思わぬロスタイム。
ふじあざみラインを登り、1時過ぎに駐車場到着。
夜空一面の星々。流星群の時などは、ここに来るといいな。
さすがに肌寒いので、長袖に着替え、一段下の登山口からスタート。
ヘッドランプを頼りに、岩道を進む、先行者のヘッドランプがチラチラ。
見上げると、時たま大きな流星もキラリ。
六合目の小屋で親爺さんに遭遇。「台風で道が脆くなってるから気を付けて」と。
七合目超えた辺りで東の空がうっすらと白んでくる。
もうこの辺で、御来光に備えようかと準備。
前回は「何としても山頂で!」と意気込んで登ったのですが。
今回の方がゆっくりと、御来光を堪能できた。
八合目辺りから、山頂御来光を終えた下山組がちらほら。
下山道と登山道が分れているのに、登山道を下りてくる方も。
そういう方にかぎって、山道は上りが優先なことなぞ露知らず。
まあここはそういう場所なのだと、笑顔で通過待ち。
山頂はやはり、強風。岩壁の影で朝食。
あまりの眠気に、ウッドデッキの上でお昼寝タイム。
寒くて眠れないよ、なんて思いながらも、2時間ぐっすり。
ヘリの音で目覚めると、太陽はだいぶ高く、風も柔らかい。
ザックをデポして、空身でお鉢めぐり。
笑っちゃうぐらい快晴の山頂。
眼下に山中湖、河口湖、甲府盆地、山梨の山々見ながらぐるり。
西側には八ヶ岳、北ア、南ア、中央ア。一大パノラマにクラクラ。
剣が峰に上るところで、マウンテンバイクをもった方に遭遇。
すごいなーと眺めていたのですが、観測所の作業の方が。
「ブル道通ると危ないから通らないでねー」の声かけに。
「うるせーな、わかってるよ!」と。
あれは多分、ブル道下る気でいたんだろうなあ。
山頂でおしゃべり、記念撮影もし、奥宮へ進む。
眼科には駿河湾、伊豆半島、富士川、清水港まで。
火口の日陰にはつららがいっぱい、やはり寒いんだなあと。
ザック背負って、下山開始。
八合目でトイレ&着替えして、あとはノンストップ。
名物砂走りも堪能、雲に向かって一気に駆け降りる。愉快。
案の定登山口は雲の中、下から富士山見上げたかったな。
須走温泉「天恵」にてお風呂、富士山の見えるという露天、残念ながら眺望なし。
イエティの帰りによく寄る御殿場の焼肉店「太龍」にて辛口坦々つけ麺。
ここで焼肉を食べたことは、まだ一度もない。
行き当たりばったりで臨んだ富士登山だったのだが、全てが大当り。
確かに、何度も登る必要はないかもしれないけれど。
5年に1度くらい、台風の後の晴れた日なら登るならいいかな。
ぼくと富士山の関係って、それくらいが多分ちょうどいい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する