山の辺の道★桜井駅から三輪山、石上神宮、天理駅まで
- GPS
- 09:52
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 654m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 晴れ、ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山の辺の道は、田んぼの畦道のような明るい農道を歩きますが、一部に鬱蒼とした山道も含まれています。行程が長いため、ヘッドライトなどの用意は必要かも。(JR線に沿って歩くため、いざとなれば最寄駅にエスケープすることもできます) 三輪山は神さまの聖域、写真の撮影や飲食等は出来ません。また、行事等で立ち入りを制限することもあるようなので、事前にHP等で確認した方がいいかも。(台風被害で暫く立ち入り禁止だったようですが、登山道は復活していました) http://oomiwa.or.jp/jinja/miwayama/tohai/ |
その他周辺情報 | 大神神社のそばにあるカフェ「山の辺の道 花もり」さんのランチが素晴らしく美味しかったです。年末年始は営業日が限られるようですので、事前に確認したほうがいいかもしれません。 |
写真
感想
関西遠征二日目は雨予報、雨でも歩けそうな山の辺の道へ、予定通り向かいます。桜井と奈良を結ぶ古道ですが、せっかくなので三輪山に登拝し、天理駅を目指すことにしました。まさに日本でも指折りの古さを誇る道、どんな発見があるのかな。
平日にも関わらず熟年ハイカーで賑わう桜井駅、安倍文殊院に行く人、談山神社に行く人と、目的地は様々ですが、三輪山の方角へ向かう人もちらほら。大和川を渡る頃には単独行となり、厳かな雰囲気漂う大神神社を経て、狭井神社に到着。
ここで宮司さんから説明を受け、御神体である三輪山に登拝します。少し前まで台風の影響で登れず、明日23日も行事で登拝できないようですが、今日はなにごともなく登ることができました。受付で注意事項を聞き、首から襷を掛けて歩き出します。
日本有数のパワースポット、裸足で歩く女性がふたりもいたことに驚きながらも、神聖な神の領域を歩かせて頂いたあとは麓の茶店で豪華なランチ。飛び込みで入った通りに面した店なのに料理は本格派、今回の旅で一番のおいしさを満喫しました。
ということでたっぷり時間を取ってたらすでに午後1時半。まだ山の辺の道の3分の1も歩いていません(汗)他の見どころは手抜きしながら、暗くなる寸前にたどり着いた石上神宮、なんと今日は年1回のお祭りの日で大勢の人たちが待機しています。
せっかくなので自分も参加することにしましたが、事前知識ない2時間。汗で濡れた体が冷え、低体温症になりかけながらも厳かな神事に驚きます。延々と続く神事のなかでは、真っ暗になった境内で鈴の音と鳥の声だけが響くのが印象的でした。
午後7時過ぎに神事は終わり、冷えた体を温めるべく天理駅へ急ぎます。大阪には9時前に到着し、焼き肉で打ち上げ。大阪は在日の方が多い土地柄、電車でも韓国語が飛び交っていました。異文化が交わり合う伝統は今も続いていると感じました。
コメント
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yamaonseさん はじめまして
優雅な大人旅 素敵ですね。
関西と言えば行くのは京都奈良ばかり、
ほかにも色々歩いてみたいと思っていたので
今回のyamaonseさんの旅、とても参考になりました。
山の辺の道、生駒山、とても興味がある場所でしたが
さらに楽しげに紹介してくださるので
私も一人旅に出かけたくてたまらなくなりました。
ありがとうございました。
mattyanさん、こんばんわ。お気に入り登録まで頂き、ありがとうございます。レコを拝見する限り、寺社仏閣や史跡、仏像等がお好きとお見受けしましたが、自分と興味のあるモノの共通項が多そうでびっくりしました。歴史のある場所は旅のし甲斐がありますよね。
去年は京都一周トレイルで紅葉ピークの京都を歩きましたが、嵐山などを除けば静かな山歩きを楽しめました。もちろん大混雑の人気スポットは素晴らしいですが、ちょっと外した場所もいいところはたくさんあり、庶民的な場所も興味深い信仰の場所があったりします。
山の辺の道は歴史のある古道、見どころ満載コースでエスケープしやすそうだし、生駒山は庶民信仰篤く、人に寄り添う癒し山。どちらも気軽にふらりと出掛けられると思いますので、これからの季節、関西に行くようでしたらぜひ選択肢に入れてあげてください(^^)
yamaonseさん、こんばんは^ ^
関西二日目は山の辺の道ですね。私も山の辺の道が好きで2回歩いていますが、三輪山は登ったことがありません。狭井神社の登山口までは行きましたが時間がなくて、、、羨ましい限りです。三輪山は写真撮影はNGとのことですがどんな山でしたか?
桧原神社からの二上山は有名で春分秋分の日にちょうど夕日が山に落ちるらしいです。その日にはカメラマンで溢れるんでしょうね。
この前、奈良に行ったときに、奈良駅から桜井駅まで歩くロングな山の辺の道があると知りました。いつか歩いて見たいと思っています。
yakidangoさん、こんばんわ。関西遠征二日目は、長らく歩いてみたかった山の辺の道。今回はこれに三輪山もセットにしてみました。三輪山自体は眺望もなく、特別大きな岩や巨木がある訳でもないのですが、熱心に歩く人たちにパワーをもらった感じがします(爆)
桧原神社からの二上山、道のちょうど奥に見えるんですね。二上山は日が落ちる山、悲哀の皇子の物語や中将姫の伝説など、神とは違う人の吐息が感じられる山です。麓の當麻寺も飛び抜けて古い仏像や五重塔もあり、いいですよ。次回登りたい山のひとつです。
そして、山の辺の道は天理までがおよそ半分、北コースは舗装路が増えるようですが、静かなコースみたいです。若草山あたりまで繋いで歩いてみたいですね。またまた関西に行きたくなってきました。秋冬でも歩ける歴史の道が多いから、里山歩きも楽しいですね。
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