秋のご褒美山★桐生観音山と足利文化財一斉公開

2017年11月25日(土) [日帰り]

• GPS: 01:45
• 距離: 4.4km
• 登り: 233m
• 下り: 240m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:44
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:45

距離 4.4km 登り 240m 下り 240m

12:30 泉龍院駐車場
13:22 13:23 観音山
14:15 泉龍院駐車場

天候

晴れ、ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

麓の泉龍院にある駐車場に車を駐め、同寺を参拝後、反時計回りに山頂を一周しました。

コース状況／危険箇所等

ガッチン山から尾根に沿って下山するルートが、伐採地で道が不明瞭となっています。藪漕ぎする場所はありませんので、踏み跡をよく探しましょう。

その他周辺情報

下山後は、桐生市と隣接する足利市小俣地区の文化財を巡りました。（足利市文化財一斉公開で複数のお寺等が公開されていましたが、山車と旧家の見学だけでタイムアウトとなりました）

写真

11/25 11:37

まずは群馬と栃木の県境にある第三山本で、桐生のソウルフード、表面張力で溢れんばかりのカレーひもかわを頂きます

11/25 11:44

少し食してなかの麺の状態、きしめんとも違う歯ごたえで、タレがよく絡みます

11/25 12:32

車で移動し、桐生観音山の登山口にワープします

11/25 12:32

人慣れぬネコちゃん、髭が逆光で光っています

11/25 12:33

お寺の広い駐車場、土曜日だというのにがらがらです

11/25 12:37

車駐めさせてもらったお礼にまず参拝、境内は紅葉がまさに見頃

11/25 12:38

真っ赤なのや、

11/25 12:39

オレンジ色のも

11/25 12:43

足下の仏さまも喜んでいることでしょう

11/25 12:45

元からあったと思しき木々も負けてはいません

11/25 12:45

でも植栽チームの勝ちかな（爆）

11/25 12:48

お寺の反対側にある里山も色付きます

11/25 12:51

ここからは境内を離れ自然林、こちらも紅葉が見頃です

11/25 12:55

このレモンイエローが大好きなのです

11/25 12:59

クヌギやコナラの赤銅色も堪りません

11/25 13:02

里山色付く秋、いいですなぁ

11/25 13:03

熊さんには注意が必要ですよ

11/25 13:05

ちょっと登って見晴らし台、桐生市街の南の方がよく見渡せます

11/25 13:06

ぐんま百名山の茶臼山は、桐生富士として紹介されていました

11/25 13:06

こんな見晴らし台、手作り感が一杯です

11/25 13:07

適度な斜度のダラダラ坂を登り詰めると、

11/25 13:08

寝釈迦像がお出迎え、手前には三等三角点もあります

11/25 13:10

足の裏には人間にはない模様があるんですよ

11/25 13:12

寝釈迦像のある中尾根から観音山へはいったん鞍部を下ります

11/25 13:19

それなりに急な登り坂からは、

11/25 13:20

仙人ヶ岳へと連なる尾根が一望できます

11/25 13:22

あっという間に観音山山頂、眺望はよくありません

11/25 13:28

赤銅色のまあるい葉っぱ、かわいらしい

11/25 13:29

下山途中の下菱雷電山には石塔あり

11/25 13:31

ダンコウバイの黄金色の葉っぱが輝きます

11/25 13:33

ヤブムラサキはこっそりと

11/25 13:40

しばらくで露岩のあるガッチン山に到着

11/25 13:40

今日一番の絶景、吾妻山と桐生市街地方面が一望できます

11/25 13:40

桐生市民憩いの山、吾妻山です

11/25 13:40

鳴神山への尾根、また縦走したいなぁ

11/25 13:41

まずは親指立てたような相馬山が目印の榛名山

11/25 13:41

真正面には真っ白く雪を頂いて噴煙上げる浅間山

11/25 13:42

巨大な軍艦の荒船山、上には蓼科山がちょこんと乗っかっています

11/25 13:42

右手には奇岩連なる妙義山

11/25 13:50

ガッチン山からは踏み跡不鮮明ですが、ルートファインディングしながら住宅街に下山します

11/25 14:00

民家で咲くのはサザンカ

11/25 14:01

麓まで降りてきました

11/25 14:04

小学校の校門前には松の古木

11/25 14:08

一般の民家にも、お寺顔負けのカエデが輝いています

11/25 14:15

楽しい里山散策は終了です

11/25 14:37

遅ればせながらの足利の文化財一斉公開、まずは群馬との県境にほど近い小俣地区で、装飾煌びやかな山車を見学

11/25 14:42

月にうさぎの意匠です

11/25 14:46

台車外せば人が住めるような造り、演目上演時には両脇の袖が広がります

11/25 15:20

次に向かったのは、国登録有形文化財の大川家住宅

11/25 15:27

徳川家との縁が深い当家当主の説明を受けた後、紅葉美しい邸内を散策、こちらはドウダンツツジの赤

11/25 15:28

カエデも真っ赤

11/25 15:33

もうポワポワの冬芽が着いていました

11/25 15:46

緑色のカエデも絵になるなぁ

11/25 15:47

でもやはりカエデは赤

11/25 15:48

キラキラと輝く赤

11/25 15:49

タイムスリップしたような邸内、いまは現役の幼稚園として利用されています

11/25 15:50

もの悲しい秋の空、秋の雲

11/25 15:50

大川家住宅の全景です

11/25 15:52

今年は二つしか文化財見学しなかったけど、お腹いっぱいです（＾−＾）

11/25 15:53

夕日のなかを赤城山に向かって散歩するお父さんとワンコ、平和な一日をありがとう

撮影機器：

ILCE-7 SONY

感想

yamaonse

関西遠征で疲れた翌日、歩き過ぎて感覚麻痺している体を癒すべく向かったのは、桐生市郊外の観音山。1時間ちょっとのお手軽山ですが、麓のお寺は紅葉が見頃。里山の紅葉と、市街地に隣接する山の眺望も、それに負けず劣らずの見事さでした。

気楽な散策のあとは、お隣の足利市で文化財一斉公開に参加します。市街地の文化財は過去2回見て回ったので、めぼしいのは見てしまいました。今回は、群馬との県境にほど近い小俣地区を重点的に見てみようかと思いました。

先ほどの観音山のある菱町はもともと栃木県だったがの、住民の要請で戦後に群馬県に編入された経緯があります。この辺りは県境が複雑に入り組み、人の行き来も盛んに行われた場所。小俣地区が生糸で栄えた歴史も、今回初めて知りました。

観光客が多く訪れる市街地の文化財スポットとは違い、旧郡部は人も話し好き。保存会の会長さんとか、当家ご当主が自らしてくれる説明は面白く、結局2か所しか巡れませんでしたが、短い秋の一日を有意義に過ごすことが出来ました。