笠取山・和名倉山 (民宿泊）

2017年11月28日(火) 〜 2017年11月29日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 30.5km
• 登り: 1,987m
• 下り: 2,023m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:25
• 合計: 5:40

9:20 作場平橋駐車場
9:50 9:55 一休坂分岐
10:55 11:10 笠取小屋
11:10 11:10 雁峠分岐
11:25 11:30 小さな分水嶺
11:55 12:15 笠取山西
12:25 12:30 笠取山
12:40 13:15 水干
13:50 13:50 笠取小屋
15:00 作場平橋駐車場

2日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:35
• 合計: 10:25

6:20 民宿みはらし
6:55 7:05 牛王院下 林道分岐
8:20 8:25 山ノ神土
8:50 8:55 リンノ峰
9:30 9:30 西仙波
9:50 10:00 東仙波
11:15 11:15 川又分岐
11:30 11:30 二瀬分岐(二瀬・山頂・仙波方面)
11:45 12:15 和名倉山
13:45 13:50 東仙波
13:50 13:50 山ノ神土
15:45 15:45 牛王院下
16:15 16:45 将監登山道入口
16:45 民宿みはらし

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

勝沼IC−柳沢峠ー作場平橋　駐車場
※作場平駐車場から民宿みはらしまで車で移動

コース状況／危険箇所等

笠取山・・・道はわかりやすく整備されている（稜線は岩稜あり）
和名倉山・・東仙波から先はピンクリボンを探しながら進む必要あり

その他周辺情報

民宿　みはらし　泊

写真

11/28 8:17

途中　柳沢峠に立ち寄る。
明治11年に青梅街道は大菩薩峠経由から柳沢峠経由に変わった。

11/28 8:24

青梅街道の最高点1472mだけあり富士山が良く見える。

11/28 9:20

作場平橋の駐車場（2箇所あり20台くらい停められそう）
　トイレ完備

11/28 9:26

多摩川の水流を遡るように山道を登る。

11/28 9:49

一休坂分岐

11/28 10:03

ミズナラの巨木
東京都の水源林（水源の道）として整備され、標識、案内表示等公園のように整備されている。

東京都水道局広報HP参照
水干ゾーン　〜源流のみち〜

11/28 10:44

小屋直下の源流の水場で一息

11/28 10:53

笠取山

11/28 10:56

小屋前のベンチから大菩薩方面の展望が拡がる

11/28 10:57

小屋前の案内板によると、植林前の笠取山は禿山だったらしい。

11/28 11:09

小屋周辺に鹿が近寄ってきた。

11/28 11:09

人をあまり警戒していない。
奥多摩では鹿による食害が深刻らしい。

11/28 11:13

白樺が青空に映える。

11/28 11:19

笠取山までは明るい稜線

11/28 11:30

分水嶺の頂　奥は笠取
荒川・多摩川・富士川の分水嶺

11/28 11:25

黒金山〜国師岳

11/28 11:26

上河内〜聖〜赤石

11/28 11:40

よく見る笠取山の典型的な構図に感動

11/28 11:56

笠取山　山頂
南に展望が大きく拡がる。

11/28 12:00

南アルプスが一望

11/28 12:00

白根三山

11/28 12:01

聖〜赤石〜悪沢

11/28 12:02

大菩薩、三ッ峠を前衛にした富士山

11/28 12:11

Sさんは写真撮りで忙しい

11/28 12:19

白く輝く上信越の山稜

11/28 12:22

稜線には幾つか突起があり一番東にある笠取山の標札に1953mの表記があり最高地点らしい。

11/28 12:31

今回の山行では稜線からは終始　富士山が浮かんで見えた。

11/28 12:35

稜線から下り巻き道で戻る。

11/28 12:41

多摩川源頭の水干（みずひ）
水は流れていない・・・

11/28 12:59

水干の横のベンチでランチ

11/28 14:02

帰路　源流でコーヒータイム

11/28 15:01

駐車場到着
車で民宿　みはらしに移動

11/29 6:05

玄関には2年後には天皇に即位される皇太子が大菩薩に登山されたときの塩山市広報ポスターが張ってあった。

11/28 17:29

おかずがいっぱいの民宿　「みはらし」の夕食
みはらしの奥さんからお嫁に来た頃からの集落の貴重な昔話を聞いた。

11/29 6:23

翌朝、民宿から車道を少し下って左に林道に入る。
造林現場へ向かう軽自動車が何台も追い越していった。

11/29 6:58

30分ほど林道を歩き左に登山道に入る

11/29 8:14

将監峠との分岐
標札は朽ち果てている

11/29 8:23

山の神土の分岐

11/29 8:24

近くの斜面で治山作業の資材を運ぶヘリコプターが往復する

11/29 8:45

リンノ峰手前で西側に展望が拡がる
雲取〜三ッ山〜飛龍

11/29 8:50

リンノ峰の左を巻いて行く

11/29 8:56

この日も富士山が良く見えた

11/29 9:00

北側斜面では雪が残り慎重に足場を選ぶ

11/29 9:33

西仙波　1983m

11/29 9:41

西仙波から東仙波の間は明るい岩稜混じりの尾根

11/29 9:46

右奥に遠く和名倉山が見えてきた・・・
日没を逆算すると折りかえりは12時がリミットか。

11/29 9:46

浅間山　噴煙は少ない

11/29 9:47

雁坂嶺の奥に木賊〜甲武信〜三宝

11/29 9:52

東仙波　1983m
ここを北側左に折れないと！

11/29 9:55

東仙波から鋭角なカバアノ頭の尾根に引き込まれしまう・・・再び東仙波まで戻る

11/29 10:13

吹上ノ頭の手前の稜線から秩父方面の展望が拡がる

11/29 10:13

和名倉山と同じく200名山の武甲山が見える。

11/29 10:18

西側に奥秩父主稜　
左奥に国師、金峰

11/29 11:03

八百平周辺の樹林帯はピンクリボンを慎重に探して進む

11/29 11:14

川又分岐　
昭文社地図には川又方面に登山道の記載は無い。
ヒルメシ尾根はバリルート

11/29 11:31

二瀬分岐を右に折れる

11/29 11:40

さらに標識に従い北に折れ・・

11/29 11:45

苔むした樹林帯を進むと・・

11/29 12:14

和名倉山山頂に到着　

11/29 12:12

民宿から5時間半で到着　ほぼコースタイム通り

11/29 11:51

山頂で30分のランチタイム

11/29 13:31

帰路吹上ノ頭の稜線から雲取山方面を良く見ると（望遠）・・・

11/29 13:31

雲取山荘の赤い屋根がみえた。
昨年1月にここに泊まったとき西側の窓から和名倉山の大きな山魂が横たわってい見えた。

11/29 13:32

山頂は樹林らしいが、弓なりの美しい稜線が気になるカバアノ頭

11/29 14:56

山ノ神土に戻りひと安心！

11/29 15:46

林道に戻り

11/29 16:13

山頂から4時間で民宿にたどり着いた。

撮影機器：

COOLPIX S9900 ニコン

感想

nobureko

笠取山と和名倉山を民宿泊でピストン。将監小屋（平日無人）の利用も考えたが寒さが厳しい時期でもあり、三ノ瀬唯一の民宿「みはらし」を利用した。
★笠取山はかつて東峰だけ登ったことがあるが、笠取小屋からの三角錘の西峰から登るコースのほうがメインルート。明るい稜線をたどる眺望に恵まれたコースであった。
★和名倉山は往復10時間の長丁場。日が短いこの時期は日の出から日の入りまでのフルコースとなった。山頂は幻想的な苔むした樹林に囲まれているもの、途中の稜線から奥秩父最深部を望む展望はすばらしかった。想定どおりルートミスも多々あったがピンクリボンを忠実にたどり往復することが出来た。
宿泊した民宿「みはらし」は駐車場としてレコでも有名だが、宿泊して女主人から集落の歴史と隆盛の貴重な話を聞くことが出来きたことが山行同様に思い出深いものとなった。