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Yamareco

記録ID: 1325885
全員に公開
山滑走
増毛・樺戸

浜益御殿〜浜益岳

2017年12月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:30
距離
28.6km
登り
1,440m
下り
1,440m

コースタイム

日帰り
山行
9:14
休憩
0:16
合計
9:30
6:00
252
スタート地点
10:12
10:17
98
11:55
11:55
81
13:16
13:27
123
15:30
ゴール地点
天候 風雪強め
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道入口に駐車(特にゲートは無いので雪がなければもっと奥まで行けます)
その他周辺情報 下山後は浜益温泉
ao)スキーを背負ってのスタート
m)ヘッドランプで歩き出しました。装備見直しもはかったザック重量に加えて、板も背負いで私はスタートからスローペースに…^^;
2017年12月02日 06:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 6:00
ao)スキーを背負ってのスタート
m)ヘッドランプで歩き出しました。装備見直しもはかったザック重量に加えて、板も背負いで私はスタートからスローペースに…^^;
ao)林道以外はヤブ
m)途中に舗装路もあり。
2017年12月02日 06:58撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 6:58
ao)林道以外はヤブ
m)途中に舗装路もあり。
ao)ヤブが薄いところはショートカット
m)様子見に行ったaoさんに、林道歩いた方が歩きやすいよと教えていただき。
2017年12月02日 07:31撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 7:31
ao)ヤブが薄いところはショートカット
m)様子見に行ったaoさんに、林道歩いた方が歩きやすいよと教えていただき。
m)林道の積雪は薄っすらでしたが、先は長いので、もはやaoさんトレースに頼っております…^^;
2017年12月02日 07:43撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 7:43
m)林道の積雪は薄っすらでしたが、先は長いので、もはやaoさんトレースに頼っております…^^;
ao)稜線が見えてきた
m)悪天候覚悟してましたから、眺望が得られるとは思っていなかったので嬉しくなりました。
2017年12月02日 07:56撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 7:56
ao)稜線が見えてきた
m)悪天候覚悟してましたから、眺望が得られるとは思っていなかったので嬉しくなりました。
ao)増毛山道入口は標識とピンクリボンが目印
m)増毛山道、地形図表記もされていました。
2017年12月02日 08:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 8:04
ao)増毛山道入口は標識とピンクリボンが目印
m)増毛山道、地形図表記もされていました。
m)樹林帯も思っていたより穏やかな天候でした。
スーパーファットの板、長さも重量もあるのにサクサクと登るaoさん。
2017年12月02日 08:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 8:07
m)樹林帯も思っていたより穏やかな天候でした。
スーパーファットの板、長さも重量もあるのにサクサクと登るaoさん。
m)増毛山道の標識
ao)これのおかげで迷わず登れた
2017年12月02日 08:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 8:40
m)増毛山道の標識
ao)これのおかげで迷わず登れた
ao)尾根まで上がると樹氷の風景
m)雪山最高!って思う景色です。
2017年12月02日 09:01撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 9:01
ao)尾根まで上がると樹氷の風景
m)雪山最高!って思う景色です。
ao)微妙にブッシュが邪魔だった
m)下山の滑走時に、何度か罠にかかりましたよね…^^;
2017年12月02日 09:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 9:06
ao)微妙にブッシュが邪魔だった
m)下山の滑走時に、何度か罠にかかりましたよね…^^;
ao)尾根は比較的風も穏やかで快適な登りだった
m)こんなに平和で良いのだろうかと思うような^ ^
2017年12月02日 09:18撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 9:18
ao)尾根は比較的風も穏やかで快適な登りだった
m)こんなに平和で良いのだろうかと思うような^ ^
ao)登ってきた尾根と後ろは海
m)時々開けた眺望に足がなかなか進まなかったです。
2017年12月02日 09:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 9:26
ao)登ってきた尾根と後ろは海
m)時々開けた眺望に足がなかなか進まなかったです。
ao)樹氷の森に心が癒された
m)何度でも見たい銀世界♪
2017年12月02日 09:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 9:38
ao)樹氷の森に心が癒された
m)何度でも見たい銀世界♪
ao)かなり疎林になってきた
2017年12月02日 09:48撮影 by  iPhone 7, Apple
12/2 9:48
ao)かなり疎林になってきた
ao)ニセピークの細尾根は巻かずに直登した
m)細尾根歩きも視界があったので、テンションもアップ♪
2017年12月02日 09:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 9:55
ao)ニセピークの細尾根は巻かずに直登した
m)細尾根歩きも視界があったので、テンションもアップ♪
ao)バックには海
m)壮大な銀世界に浸りながらのシール登行、至福の時♪
2017年12月02日 09:56撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 9:56
ao)バックには海
m)壮大な銀世界に浸りながらのシール登行、至福の時♪
ao)先に見えるのが浜益御殿のピーク
2017年12月02日 09:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 9:57
ao)先に見えるのが浜益御殿のピーク
ao)浜益御殿への最後の登り
m)急登になるとトレースを歩かせてもらっているのに、更にスローペースになってしまいで…^^;
2017年12月02日 10:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 10:08
ao)浜益御殿への最後の登り
m)急登になるとトレースを歩かせてもらっているのに、更にスローペースになってしまいで…^^;
ao)一瞬だけど浜益岳方向も見えてモチベも上がる
m)浜益岳に行けそうです♪
2017年12月02日 10:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 10:08
ao)一瞬だけど浜益岳方向も見えてモチベも上がる
m)浜益岳に行けそうです♪
ao)浜益御殿到着
m)浜益御殿に登頂。
2017年12月02日 10:13撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 10:13
ao)浜益御殿到着
m)浜益御殿に登頂。
m)強まる風雪。
ao)御殿を過ぎたころから急に風雪が強まった
2017年12月02日 10:17撮影 by  iPhone 7, Apple
12/2 10:17
m)強まる風雪。
ao)御殿を過ぎたころから急に風雪が強まった
m)激ラッセル、ありがとうございます。
ao)御殿から浜益岳間のラッセルは深くて重くて結構タフだった
2017年12月02日 10:43撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 10:43
m)激ラッセル、ありがとうございます。
ao)御殿から浜益岳間のラッセルは深くて重くて結構タフだった
m)目指す浜益岳が見えました。この後は風雪強まり写真は撮れなかったです。
ao)景色が見えるとやる気が出るね!
2017年12月02日 10:43撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/2 10:43
m)目指す浜益岳が見えました。この後は風雪強まり写真は撮れなかったです。
ao)景色が見えるとやる気が出るね!
ao)広い稜線を進む。後ろは浜益御殿
m)本当にめまぐるしく変わる天候でしたが、時々眺望が得られました。
2017年12月02日 10:46撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 10:46
ao)広い稜線を進む。後ろは浜益御殿
m)本当にめまぐるしく変わる天候でしたが、時々眺望が得られました。
ao)浜益岳山頂到着、真っ白…
m)過酷な気象条件の中で、念願の浜益岳に登頂!
2017年12月02日 11:53撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 11:53
ao)浜益岳山頂到着、真っ白…
m)過酷な気象条件の中で、念願の浜益岳に登頂!
ao)浜益御殿まで戻って記念撮影! 定番?の後ろ向き…
m)朝は浜益御殿までも登頂できないかもねとの想定だけに、嬉しさ倍増です^ ^
2017年12月02日 13:22撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 13:22
ao)浜益御殿まで戻って記念撮影! 定番?の後ろ向き…
m)朝は浜益御殿までも登頂できないかもねとの想定だけに、嬉しさ倍増です^ ^
ao)最後は林道を戻る
m)登り返しが結構あり、自動運転になかなかならない緩い斜度でした。
2017年12月02日 14:46撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
12/2 14:46
ao)最後は林道を戻る
m)登り返しが結構あり、自動運転になかなかならない緩い斜度でした。
ao)海へ向かって滑る
m)ありがとうございました!
2017年12月02日 15:16撮影 by  PENTAX Q-S1 , PENTAX
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12/2 15:16
ao)海へ向かって滑る
m)ありがとうございました!

感想

浜益御殿・浜益岳をmikuriさんと登ってみた。ルートは石狩市幌地区から登る積雪期のノーマルルート。このルートから登る浜益岳は僕は約5年ぶり。mikuriさんは浜益岳に登るのが初めてとのことだった。

僕は浜益岳は色々な時期に色々なルートから何度も登っているけど初冬のこの時期は初めて。雪が少なくても近年開通した増毛山道を使えば浜益御殿まではヤブ漕ぎなしで登れるだろうという予想。

林道を少し入ったところからスタート。まだ砂利が見えていたためスキーは背負って林道を歩き始める。少し進んで砂利が見えなくなったところからシール登行開始。あとはひたすら林道を進んでいくだけ。積雪はまだ少なくショートカット出来ないため忠実に林道を進んだ。

増毛山道入口からは林道を離れて山の方?に入っていく。山道はヤブもかなり埋まっており大体どこでも歩ける感じだった。しばらくは山道に付けられた標識に沿って、その後は適当に尾根を登る。

稜線まで上がると樹氷の風景が綺麗だった。悪天予報に反して風も比較的穏やかで視界も良かった。ラッセルも足首ぐらいしかなく思いのほか快適な稜線歩きだった。悪天予報で苦行の稜線歩きを予想していただけに嬉しい。

稜線は灌木が完全に埋まっていない場所も多く真っすぐ進めないのが面倒だった。何度か枝パンチ?を食らった。浜益御殿まではすんなり到着。そのまま浜益岳に向けて進む。

浜益岳とのコルへ向けて下ったところから急にガスが出てきてホワイトアウト状態となる。風雪も強まってきて今までの平和な雰囲気から一変した。少しだけ見えているササとブッシュを目標に広い稜線を進む。

浜益御殿から浜益岳の間は深くて密度の濃い片栗粉雪でしんどいラッセルだった。浜益岳山頂直下の急斜面はブッシュが邪魔で結構難儀した。

浜益岳の山頂に到着後はシールは付けたまま登ってきたルートをひたすら戻る。登りトレースは風で全てリセットされていたため帰りもラッセルとなった。

浜益御殿のニセピーク辺りまで戻ってシールを外す。滑りは斜度が緩すぎて全く進まず。ほぼ滑りを楽しむこともなく林道まで合流。それでも数ターンぐらいは滑りを楽しめた場所もあったと思う。林道は途中に登り返しがあるし滑りが悪い雪で楽ちん下山とはならなかった。

悪天予報で浜益岳山頂まで行けるとは思っていなかっただけに嬉しい誤算だった。やっぱり山は行ってみないと分からない。

aofukurohさんのご予定をお聞きしましたところ、登頂できるか分からないけれど増毛山道からの浜益御殿に浜益岳予定との事、私は全く進展していなかった北海道百名山の浜益岳に登頂したかった事もあり、ご一緒させていただきました。
増毛山道は整備されているという事は、以前に濃昼山道を歩いた時に教えていただいた事もあり、夏道も歩いてみたいと思っておりました。
地形図表記もされていたのですね。

当日は悪天候予報。札幌を抜け石狩の海岸沿いへ出ると景色は一変。
暴風雪で視界は時折無くなり、吹き溜まりもあり…
気象条件の厳しい山域だとはお聞きしていましたが…

林道に入り段差が大きい箇所もあり、早々に駐車することに。
車から出るのを一瞬ためらうような暴風雪の中でしたが、真っ暗な中ヘッドランプで登山準備をして、板を背負ってのスタートです。
風雪は弱まる事も多く、山容や海まで眺める事もでき、想定よりも穏やかな山歩きを楽しめました。
特に樹氷の美しさは毎回感動します。
浜益御殿までの細尾根歩きも、ある程度の視界があったので、気持ちが高揚しました^ ^

浜益御殿から浜益岳へ向かう稜線上では、めまぐるしく変わる気象を体感。
過酷な暴風雪に晒された中での浜益岳への登頂となり、より深く心に刻まれる事になりました。
ガリガリのバーンにハイマツ等が埋まっていない箇所もありで、下山の滑走時は少々難儀しましたが。
危険箇所を抜けると、足の疲労と緊張感から開放されたのか、平地の深雪で数回転んでしまって、起き上がるのに余計な体力を消耗してしまった…^^;
ホワイトアウトの中をしばらく歩いていたから、平衡感覚を失っていたのもあると思われ…
また広い尾根上では遠くに揺れている笹や木が人に見えてしまい。
雪山あるあるでしょうかね。

反省点は息苦しさから、バラクラバを下げてしまい、首回りで凍らせてしまった事とインナー手袋の小穴を見落としていて、軽いしもやけ状態に。
下山時は車まで板を履いていましたが、小砂利を踏み傷が。
チューンナップに出してきれいにしてもらったのに、億劫がってしまった…^^;
ラッセルの交代どころではなく、せめてラッセルしていただいているaoさんについていけるように体力作りに励まねばと思います。

aofukurohさん、ご一緒させていただきまして、ありがとうございました。
またひとつ貴重な雪山経験を積む事ができました。
残雪期は滑りも楽しめるからとの事で、春にも行ってみたいなと思いました。

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