金峰山


- GPS
- 08:07
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘から大日小屋まではほとんど凍結箇所がありませんでした。 大日小屋から凍結箇所が増え、鎖場も凍結していたのでアイゼンが必要です。 特に大日岩以降は8本爪以上のアイゼンがあったほうがいいと思います。 |
その他周辺情報 | 増富ラジウム温泉峡の源泉かけ流しの増富の湯が10キロ圏内にあります。 良いお湯でした。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池(1)
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
|
---|---|
備考 | 山頂からの眺めは最高でした。 |
感想
大日岩を過ぎると風が強くなりますが、好天に恵まれそれほど強い風はありませんでした。
山頂からの眺めは素晴らしいの一言!
南アルプスと八ヶ岳や浅間山、そして目の前には富士山が!
先週、瑞牆山に登ってその景色の良さに驚いた。
それならば近くにある同じく百名山の金峰山(きんぷさん、但し長野県ではきんぽうさんと読みます)なら、もっと素晴らしい眺めが得られるのでは思った。
そして今週末の天気予報は晴れ、これは行くしかないと思い土曜日の真夜中に車を走らせた。
登山口は先週と同じく瑞牆山荘近くに無料駐車場。
道中、夜空にはオリオン座が見え、あまりの星の綺麗さに車を停めて見入ってしまったぐらいに天気が良い。
05:42 真っ暗な登山口からヘッデンを頼りに入山
06:09 先週登った瑞牆山はまだシルエット
06:23 富士見平小屋の富士見場所で日の出前の富士を見る。このままいくと赤富士が見られそうですが、残念ながらこの先の登山道に眺望得られそうな場所は無いようです。
06:41 周囲の山々が赤く輝きだしたみたいですが、全然見えません
06:52 何とか林の隙間を見つけた頃には既に普通の姿になっていました、残念。
07:10 大日小屋通過
07:16 小屋を通過して凍結路面が増えてきましたがまだ大丈夫。
鎖場が2か所ありましたが、アイゼン無しで登れました。
07:38 大日岩付近からの眺め、南に南アルプス、東には八ヶ岳
これは山頂からの眺めに期待が持てそうです。
ここから山頂までは約2時間の行程ですが、果たして順調に登れるかな。
07:47 大日岩を過ぎたあたりで登山道が完全凍結
07:56 ここでアイゼンを装着しました。
雪の付き方は場所によって差がありますが、ここでアイゼンを装着して正解でした。
08:49 時計の高度は2,400mを越えましたが、実際はそれほど高くないようです。
モルツの手袋はおまけでもらったもの、そろそろこの手袋では寒くなってきました。
09:01 砂払ノ頭に到着。ココから先は樹林帯を抜けるので寒くなるようです。
09:05 それにしてもいい景色
ここまで登ってきたら雲海を突き抜ける富士山まで見られたので、ここで降りてしまっても良いくらいに良い眺め
あと山頂までは1時間くらいで登れるはずですが、かなり寒くなってきました。
さて登りきることができるでしょうか、続きは次回に。
砂払ノ頭を過ぎると眺めの良い稜線となり、風が強くなる。
09:10 モルツのおまけの手袋ではアッという間に限界に達し、グローブ交換。
09:12 金峰山の山頂と五丈石が見えてきた。ここから上は北アルプスの稜線を思わせる険しい感じ。
風は思ったより強く吹いていないのが幸いだが、風が強いときに体を動かしていないとあっという間に体温を奪われる。
09:16 写真だと分かりにくいですがすごく重たくて太い鎖、こんない太い鎖が張られている場所は初めて。
09:18 なかなか近づきませんが、
眺めが良すぎて、足を止めてしまうのが原因かも。
疲れもあるのでゆっくり足を進めていると、
09:27 金峰山小屋との分岐点までやって来ました。ここから山頂まではあと30分!
でも、あんまり近づいている感じがしない〜
09:40 分岐点を過ぎるとハイマツと石の間の雪を踏み抜きそうな場所が続いてちょっと苦戦。そしてその先にはトレースの消えた登山道が…
ちょっと雪が深くて疲れますが、気温が低いのでサクサク。
09:48 振り返るとかなり標高を稼いだことが分かる。
09:48 そして先ほどまで小さく見えていた五丈石がかなり近づいたよ!
09:51 五丈石に到着!
ここで休憩したいところですが、山頂はもうちょっと西なのでとりあえず山頂へ。
09:55 山頂へ
五丈石をバックに
山頂からのパノラマ
富士山のふもとには雲海が広がって、これまた素晴らしい景色。
ちょっと望遠で撮影した画像でパノラマ作るとこれまたいい景色。
南アルプスも八ヶ岳も素晴らしいですが、富士山が雲海から聳えてカッコいい!
いつまでも山頂で景色を楽しみたいのですが、これでちょっと下がって五丈石のふもとでいつものカップラーメン。
山専ボトルの中栓のパッキンが無くなってしまってバーナーで水を温めてカップラーメンを作ったのですが、
水筒が凍りつくほど寒いので、水が沸騰するにはかなりの時間が掛かり、その間に山頂に登ってくる人がちらほら。
ようやく調理できたカップラーメンをすすり、体を温め、
富士山を見て癒され、
五丈石の不思議な姿
登ってみようと思いましたが、冬季は止めた方が良さそうなので諦めました。
カップラーメンの調理に時間が掛かり、ゆっくり山頂で時間を過ごしたので、そろそろ下山することにしました。
10:40 相変わらず端正な富士
10:45 五丈石の下からパノラマ
10:46 なんか下るのがもったいないくらい素晴らしい天気と景色。
でも、帰らないわけにいかないので下ります。
11:17 下るのはやはり早い。山頂がもうあんなに遠い
11:31 砂払ノ頭通過
12:12 大日岩
12:29 大日小屋通過
13:10 富士見平小屋
小屋の前からは朝とも山頂とも印象の違う富士山が見える。
この富士を見ると下って来てしまったんだな感じる。
小屋では先週買い忘れた瑞牆山と金峰山の山バッジを買っただけで直ぐに下る。
13:39 雪も無く先週も歩いた登山道なので、足が痛いが早めに下山。
そして下山後は、
増富ラジウム温泉の増富の湯で体を休めた。
源泉は30,35,37度と低温でゆっくり浸かるタイプの温泉。
さすがにこの温度では風邪をひいてしまうので上がる前には41度のお湯に入り、体を温めてから信州峠を越え、帰路につきました。
金峰山、富士の眺めが最高。
冬山では過去最高の標高(2,599m)となりましたが、天気が良くて非常に楽しい山行となりました。
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