奇岩を訪ねてブナ清水〜国見岳〜ハライド縦走
onetotani
その他5人 - GPS
- 09:29
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,216m
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- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:27
| 天候 | 晴れ 【気温は5℃前後だが、微風で恵まれた登山日和。】 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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藤内小屋も、2008年9月の豪雨災害から完全復旧したようです。
感想
onetotani
鈴鹿でも国見岳周辺は登山道脇に奇岩が多く点在する山域だが、
鯨岩と兎岩（仮称）は青岳から眺めるだけだった。
さらに林に隠れて桃岩（仮称）なんて岩もあるらしい。
茸岩に始まって、順にそんな奇岩に直に触れてみようと企画された
山行に参加する。
すっかり顔なじみになったメンバーと挨拶を交わし朝明を出発する。
先週は紅葉が美しかったが、一週間ですっかり葉を落として
さびしくなってしまった朝明川を渡り、伊勢谷下流に架かる堰堤から
散策路で池の尾に取り付きブナ清水を目指す。
急な尾根に踏まれた微かな跡も枯れ葉に覆われているが、
基本尾根筋を辿る。
展望は乏しく、時々漫然と広がる急尾根に岩の砦が現れると
北側が開けた展望地となり釈迦ヶ岳から御池岳方面が眺められる。
この先も急な登りが続き、徐々に石楠花がうるさくなるが、
春先には鮮やかな石楠花やツツジが咲き、林床を埋めるような
コイワカガミが楽しめるコースに変わるが、今日は冬支度を終えた
急なだけの尾根だ・・・。などと考えているとやがて傾斜が緩み
「池の尾」の由来となった池が涸れてしまった大きな窪地に出ると
池の尾も終わり、浅い谷の先に伊勢谷の源流、ブナ清水が広がる。
大きな岩下から吐き出された伏流水で喉を潤したら、奇岩巡りを
スタートしよう。
茸岩に上がり展望を楽しんだ後は、県境稜線で青岳に出て、
国見岳北面に見える鯨や兎の位置を確認して歩を進める。
登山道をわずかに逸れて兎岩に触れた後、傾斜を増した登山道を
行くと、右手の小さな谷側を透かして大岩が目に留まった。
行き過ぎるようにしばらく登り、谷地形が斜面に吸い込まれた辺りで、
横切るように谷を越え、しばらくして尾根地形が（上水晶谷出合と
地獄谷出合の中間辺りから上がってくる尾根かな？）現れた辺りで
右寄りに下ると見上げるような大岩が現れた。
クライマーなら斜めに走る溝に沿って「フリーでも先端に立てるかな」
等と話をしながら見上げるが、カメラのフレームには収まらないので
写真は諦め、尾根地形まで戻り南へ向かう。
すっかり落葉した明るい林は探し物にはいい季節だ。
梢を透かして物色しながら歩いていくと卵を立てたような巨岩が見えた。
「桃岩」は仙ノ石を丸くしたような形で微妙なバランスで立っていた。
近くの枝には古いテープも見られる。
人知れず一部の愛好家が密かに楽しむ場所に出会えた喜びを感じながら
登山道へ戻り、あとはメジャーな奇岩を巡る。
石門から国見尾根に出て天狗岩、ゆるぎ岩でたっぷり遊んだ後、
一気に傾斜を増した尾根を降下して、境石を過ぎてしばらくした
大岩で尾根を乗越すように山腹へ降り、絡むように急坂を一気の下りで
北谷の河原に飛び出すが、今回は此処までが前半戦だ。
これから腰越峠、ハライドを越えて朝明まで戻らなければならない。
石塔が残る旧三岳寺の参道？から北谷を渡った鐘突き堂跡の鞍部で
気合を入れ直して、割谷の頭からコブ尾根へと続くきつい尾根を
上がり、ヤシオ尾根の分岐で尾根を離れ腰越道へ入る。
腰越道も久しぶりだが、急な斜面に絡んだ山腹道で何度も谷を横切る
複雑なコースだ。
谷の縁に絡んだ滑りやすい道で越えた枝尾根の斜面を下り
谷を横切り、わずかに登った荒れた割谷の上流部で左岸へ横切ると
再び急降下し再び谷を横切り、吐き出した高度を稼ぐように斜面を
登るとやっと落ち着いた尾根に合流して到着した腰越峠から見る
県境の山並みは傾いた陽に照らされ、日没が気になる時間になってきた。
岩屑の急斜面を登った最後のピーク・ハライドは風が強く寛げる
状態ではないのを理由に、早々と駆けるようにして北尾根を下る。
【前半の奇岩巡りで少し時間をかけすぎ、最後は日没を気にした
下山になったのは反省点だが、変化に富んだコースと奇岩をたっぷりと
楽しめた一日だった。】
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d-suke820 さん
onetotaniさん、こんばんは
ガンダム岩懐かしく拝見しました。
私の知らない奇岩もあるんですね。ハライドも懐かしいww
ここからの釈迦は存在感抜群ですね。
石門とかもいいですね。
鈴鹿の魅力満載です。三重県側とんとご無沙汰してますが
またまたあ歩いてみたくなりました。
大勢でワイワイ行くと楽しめますねww
higurasiさん 今晩は。
なるほどガンダムの様に見えますね。
登山道を外れて林を彷徨えば、まだまだ知らない奇岩が
有るんでしょうね。
私も国見尾根や腰越道をフルに歩くのは久しぶりでした。
天狗岩ではつい岩遊びを楽しみ過ぎて、下山を急ぐ結果に
なってしましました。
おはよございます。
鈴鹿の玄人らしいルートですね
なかなか素人では思いつかないです。
さすが鈴鹿を知り尽くしていて、いつもながら気になってしまいます
奇岩巡り、楽しいですね。
鈴鹿らしいです。
最近、国見尾根は歩いていないです。
ガンダムに会いに行きたくなりました
totok さん 今晩は。
国見岳からは上水晶谷、根の平峠経由で朝明に戻るのが一般的ですが、
わざわざ藤内小屋まで高度を下げて、再びハライドを越えて朝明に戻るなんて
物好きな人は少ないでしょうね。
天狗岩での岩遊びが過ぎなければ、割谷の頭に寄って境石を見る事が
出来たのですが・・・。
久しぶりに歩いた国見尾根と腰越道の組み合わせも、変化に富んだコースで
楽しく歩けました。
朝明を基点にした、難易度の高そうな周回コース
皆様お見事ですね。冬枯れの山肌が
清清しい眺めですね。
この界隈は、奇岩がたくさんあって
楽しみながら歩けますね。
komakiさん 今晩は。
久しぶりに腰越道を歩きましたが、相変わらずうっかりすると
コースを外したり、見失ったりしそうで複雑なコースでした。
深い谷へ下ったり、荒れた谷を横切ったりとワイルドで
変化に富んでいますが歩く人は少なそうです。
茸岩から天狗岩、境石まで見て廻るには、今回のコースしか
無さそうですね。
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