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Yamareco

記録ID: 1328487
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬乗鞍岳 白い纏いを被った山並みの眺め

2017年12月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:51
距離
19.5km
登り
1,883m
下り
1,117m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:12
休憩
0:39
合計
8:51
天候 晴れ 山頂付近は風速15m/sほどの強風
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栂池高原スキー場は上部しか営業しておらず、ゴンドラ乗り場近くの駐車場もそれほど混雑はありません。
コース状況/
危険箇所等
<高原駅〜栂の森>下部ゲレンデは下山時は滑降禁止となっていました。
<栂の森〜栂池自然園>林道は雪は十分。ショートカットも可能。
<栂池自然園〜天狗原>尾根沿いは藪が少なくなっています。
<天狗原〜山頂>藪はなし。一面の雪原。山頂付近は雪が風に飛ばされてカチカチです。
ゲレンデ登高中に東の空が白みだした。
2017年12月03日 06:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/3 6:28
ゲレンデ登高中に東の空が白みだした。
間もなくご来光だ。
2017年12月03日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 6:47
間もなくご来光だ。
あいにく雲の中でのご来光となった。
2017年12月03日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 6:49
あいにく雲の中でのご来光となった。
わずかに赤く染まる八方尾根。その向こうには五竜〜鹿島槍ヶ岳の展望が素晴らしい。
2017年12月03日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 6:53
わずかに赤く染まる八方尾根。その向こうには五竜〜鹿島槍ヶ岳の展望が素晴らしい。
雲の切れ間からご来光。
今日一日の安全を祈願する。
2017年12月03日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 6:53
雲の切れ間からご来光。
今日一日の安全を祈願する。
八方尾根から唐松岳〜不帰キレットの真っ白な山並みは完全に冬の様相だ。
2017年12月03日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 6:53
八方尾根から唐松岳〜不帰キレットの真っ白な山並みは完全に冬の様相だ。
眩いほどの光に今日の活力をいただく。
2017年12月03日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 7:06
眩いほどの光に今日の活力をいただく。
栂の森からの白馬三山〜小蓮華岳〜白馬乗鞍岳の素晴らしい眺め。
2017年12月03日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 7:54
栂の森からの白馬三山〜小蓮華岳〜白馬乗鞍岳の素晴らしい眺め。
絶景を楽しみながらの林道歩きは楽しい〜
2017年12月03日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 8:34
絶景を楽しみながらの林道歩きは楽しい〜
白馬乗鞍岳も近くなってきた。
2017年12月03日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 8:58
白馬乗鞍岳も近くなってきた。
栂池平から見上げる白馬岳
2017年12月03日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 9:32
栂池平から見上げる白馬岳
栂池自然園から尾根に乗り上げると始発のゴンドラで上がってこられた方がもうやってきた。
2017年12月03日 10:21撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 10:21
栂池自然園から尾根に乗り上げると始発のゴンドラで上がってこられた方がもうやってきた。
白馬乗鞍山頂は真っ白な姿を見せてくれた。
2017年12月03日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 10:43
白馬乗鞍山頂は真っ白な姿を見せてくれた。
白馬三山から唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳の白き峰々
2017年12月03日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 10:44
白馬三山から唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳の白き峰々
白馬乗鞍岳の最後の斜面には先頭の方がラッセル中。ありがとうございます。
2017年12月03日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 10:55
白馬乗鞍岳の最後の斜面には先頭の方がラッセル中。ありがとうございます。
雪山の太陽はとてつもなく眩しい〜
2017年12月03日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 10:55
雪山の太陽はとてつもなく眩しい〜
頸城山系の右から妙高山、火打山、焼山が美しい。
2017年12月03日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/3 11:09
頸城山系の右から妙高山、火打山、焼山が美しい。
白馬乗鞍岳に着いた。強風に自撮りの三脚が傾いてしまった〜
2017年12月03日 12:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 12:10
白馬乗鞍岳に着いた。強風に自撮りの三脚が傾いてしまった〜
小蓮華岳も真っ白に美しい〜
2017年12月03日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 12:14
小蓮華岳も真っ白に美しい〜
堪んない景色
ずっと眺めていたいけど、風が強い。
早々に降りてきた。
2017年12月03日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 12:16
堪んない景色
ずっと眺めていたいけど、風が強い。
早々に降りてきた。
小蓮華岳へ登る山スキーヤーの姿を発見。
2017年12月03日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 12:16
小蓮華岳へ登る山スキーヤーの姿を発見。
荘厳な様相の冬の北アルプスを垣間見れた。
2017年12月03日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 12:17
荘厳な様相の冬の北アルプスを垣間見れた。
さあ、絶景を楽しみながら滑り降りよう〜
2017年12月03日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/3 12:17
さあ、絶景を楽しみながら滑り降りよう〜
山頂のケルンともお別れだ
2017年12月03日 12:21撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/3 12:21
山頂のケルンともお別れだ
気持ちいいパウダーをいただきました。
2017年12月03日 12:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/3 12:48
気持ちいいパウダーをいただきました。
またいつの日か、この山を越えて雪倉岳方面でも滑りたいものだ。
2017年12月03日 12:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/3 12:48
またいつの日か、この山を越えて雪倉岳方面でも滑りたいものだ。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

今年の夏の終わり、初めて栂池高原から白馬岳を目指した。
白馬乗鞍岳や雪倉岳の稜線が美しく、
近いうちに山スキーで滑ってみたいと想いを巡らせて・・・・

12月最初の日曜日、
その日はやってきた。
この時期としては十分な積雪に恵まれ、
未明の栂池高原駅からシール登高を開始する。
ゲレンデは上部しか営業されておらず、
下部は滑降にはまだまだ雪は少ないが、
シール登高なら問題ない状態だ。

ゴンドラ山頂駅を過ぎ、栂池自然園への林道を進む。
先週、このあたりで山スキーヤーがクマに襲われるという事故があった。
ゴンドラ始発はまだなので、このあたりで人は私のみ。
手に熊除け鈴をつけ、時折大声で独り言を叫びながら歩いて行く。

栂池自然園に着いた。
夏に見た景色とはまるで違う真っ白な世界が広がっている。
そしてそれを見ているのは私独り。
だから雪山はやめられないんだなぁ〜

ここから尾根を登らないといけないが、
一般ルートは成城大学小屋から取り付くのだが、
栂池平の風景を見たかったので、
ここから尾根まではトレースのない急坂を
シール登高となった。

そんなことで時間を食っている間に
始発のゴンドラで上がってきた人々が先行していったようだ。
そのお蔭で尾根から先は再びトレース泥棒させていただいた。

天狗平も藪はほとんど消えて、見事な雪面が広がっていた。
そこに木道が伸びていた夏の風景を被せてみるが
まるで違う景色にここが雪山であることを実感する。

目に前には白馬乗鞍岳への最後の登りが見える。
真っ白な面ツルの斜面が広がる様は
森林限界を越えた高山帯が魅せる景色が広がる。
滑落すれば天狗平まで落ちそうなきわどいシール登高を繰り返し、
さらに強風に磨かれた雪面に何度か足元を滑らせながら
冬の白馬乗鞍岳へと立つ。

そこからはさらに大きな真っ白い塊を見せる小蓮華岳があった。
素晴らしい景色、そして素晴らしい雪面。
しばらく眺めていたい景色・・・・

しかし吹付ける強風が早く帰れと急かせる。
時刻は午後1時前、もうそんな時間か。
今日は長距離を歩くのでのんびりペースで登ってきたから
思ったよりも時間が掛ったようだ。
まあ、帰りは早いさ。

山頂直下の雪面を堪能し、尾根の林間を潜り抜け、
ゴンドラ山頂駅へと着いた。
さらにここからゲレンデ下まで滑り降りたいが
あいにく積雪不足なので上部ゲレンデ以外はクローズであり
滑り降りれないという。
逢えなくゴンドラの人となり下山となった。

シーズン第二弾、今日もいい雪山であった。

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コメント

お久し振りです、素晴らしい展望でしたよね
私のレコにコメありがとうございます。
こちらから返信させていただきます。
偶然にも白馬三山を挟んで対峙していたとは偶然ですね・・・
上部へ上がるまでの朝方は以外と風もなく大展望が満喫できました。
眩しい無垢な白銀の世界は言葉が出ません。
今年は雪が多くなりそうで、行動範囲が広がりそうですね。
最近は様々な方とお目に掛かり、お知り合いになることが多く、楽しい山行が続いてます。
tekapoさんともまたどこかでお会いできますことを・・・
2017/12/4 19:18
tekapoさん こんにちは!
◎ シーズン第二弾も良い雪に巡り会えて良かったですね! それに上部での素晴らしい景色を見ながらの登高&滑降は気持ち良かったでしょうね! tekapoさんの笑顔が目に浮かびます。 ただただ羨ましいなぁ〜〜!! ^0^
◎ 雪崩は怖いですが人を襲ったクマも怖いですね、、。 ベテランの方が多く行かれて雪崩もクマも安心出来る時期が来たら、今シーズン中に同じルートを登高&滑降にチャレンジしてみたいと思いました。(できる範囲内で、、まずは上部だけ、、;;^,^;;)
◎ 刺激を貰えるレコを有難うございました! スーパーtekapoさんですから疲れて無いでしょうが、お疲れ様でした! m(_ _;)m
2017/12/5 17:16
my paceさんへ
今回も日曜日と天気の巡り合わせに感謝の1日でした。
前日、安曇野の高瀬川沿いに車を走らせていると
満月近い月光に北アルプスの白き高嶺が浮かび上がっているのを見て
感動しました。
冬の北アルプスは本当に惹きつけられますね。
その中でも白馬乗鞍岳はアクセスも良く
豊富な雪と素晴らしい景色に出会える山スキーエリアです。
mypaceさんもタイミング良く登れると良いですね。
2017/12/5 22:47
プロフィール画像
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