ガスの上空の青空は本当に青い! 武奈ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
- 11:47中峠 - 13:15奥ノ深谷出合(昼食)14:10 - 14:52牛コバ
- 15:58坊村駐車ポイント
天候 | 比良山系の上空だけが雲に覆われていました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
相当数の車が置ける駐車場で、今日も数台の利用でした。 |
写真
感想
比良の山に帰ってきました。
そんな生意気言うほどベテランでもないのに、比良を歩くと本当に「我が家」だと錯覚するような心地よさがあります。
今回は初めて葛川坊村からのスタート。
実は今回の山行は下見なんです。 ・・・というのが、ひょんなことから山が初めてという先輩の女性を「案内しましょうか」という話になって、私なりのお勧めルートを物色していた次第。
(「お前が他人を案内するなど100年早いわ!」の声はず〜っと頭の中で響いています)
デジイチが趣味で、体力自信なし。 山岳風景、山の植物(本人は高山植物と言っていますが)を撮りたい人を、さて、どの山にお連れすれば・・・?
今回のルートを候補に上げたのは、何より「山に登った」と実感できること、稜線歩き、ピークハント、沢沿いの雑木林などの山の要素が詰まったおなか一杯のコースはどうです? と思いっきりの自己満足理由によります。
いつもの一人歩きではない、しかも初めて山に登る女性のペースを予想して今回は歩いてみることにします。
スタートは7時半。 川を渡って神社の前を過ぎたところから登りはじめます。
いきなり結構な急登です。
最初に標高差800m近くを一気に登ってしまうのはかなりきついかも・・・?
ただ岩場でもない山道であればペース次第で対応できるだろうと、歩幅を小さくして歩調をゆっくり進めます。
まじめに歩いてはいるのですが、写真を撮ったりきょろきょろしてみたりと何度も立ち止まりながらの登り道。 息を切らすこともなく、ペースはこんなもんだろうと見当をつけます。
1000mあたりからガスに包まれ、御殿山山頂では周囲は真っ白です。
朝の車中では青い空を見ながらテンションを上げていたのですが、よりによって比良の山域の上空だけがすっぽりと雲に覆われていました。
今日は足元に集中しろということかと納得しておきましょう。
日曜日ですが歩く人は少なく、山は静かです。
西南稜に出て、晴れていれば絶景の稜線を歩きます。
風が強く、ガスが実体を持つように通り過ぎていきます。
朝の空の様子から、このガスの上は青空に違いないと空を見あげます。
いよいよ武奈ヶ岳の山頂に近づいて、風の中で何度目か空を見上げたときに、ガスが切れました! 数秒のことでしたが青空が顔を出しました。
その青いこと!
いつまでも目に残像が残るような強い印象を残してくれた一瞬の青空でした。
風で飛ぶガスの具合で周囲の尾根が少しずつ顔を出すのを楽しんだ後、南に下ります。
コヤマノ分岐からコヤマノ岳、中峠とここまでは前回の踏破ルート。
中峠から大橋に至る小川新道が今回のメインでした。
尾根を下り始めると、道標やテープの類が極端に少なくなり、ルートファインディングが必要な、しかも急勾配の下りが延々と続きます。
(ここを案内???)
ようやく沢に下り、渡渉点で遅い昼食。
コーヒーを沸かして岩に座っていると、時間の流れを感じないような気分ですっかりそこの雰囲気に馴染んでしまいました。
特に何をしていたのでもないのに、居心地がよかったんでしょうね。
沢を見下ろしながら牛コバへ、三の滝を見に寄り道して坊村にゴールが16時。
案内ルートの候補その1、おなか一杯コース。
面白いルートでしたよ!!
自分のオススメを案内出来るのはけっこういい経験になると思います。
私も最近、ルートの相談をされることが増えてきました。
が、同じく「人様を案内するなんて100年早い」系です
実はルートのアドバイスをする時に1つだけ気を付けてる点があります。
相手が男性だったら別に構わないんですが、女性の場合は特にトイレに気を遣います。
山を心から楽しんでもらうには"変なことを心配させない"配慮も必要ですからね
本当に!
気づかなかったのが迂闊でした・・・
貴重なアドバイス
花
「ホツツジ」ですか?
初めて聞きました。
(もっとも
また教えてください!
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