仙丈ヶ岳〜秋の装いの女王様へ

2011年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,278m
• 下り: 1,367m

コースタイム

北沢峠 7:00→大滝頭 8:22→小仙丈ヶ岳(朝食) 9:25〜9:53→仙丈ヶ岳山頂 10:58 (3h58min)
仙丈ヶ岳 11:06→大仙丈ヶ岳 11:23〜25→仙丈ヶ岳 11:50(大仙丈ピストン所要 44min)
仙丈ヶ岳 11:58→仙丈小屋 12:09〜12:16→馬の背小屋 12:50〜53→大滝頭 13:34→北沢峠 14:14(2h16m)

天候

快晴〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

広河原から北沢峠へのバス乗り場が昨年とは変更になっています。
ロータリーの前です。

写真

9/11 11:35

混雑する北沢峠

9/11 11:39

鋸岳と甲斐駒ヶ岳

9/11 11:40

鋸岳から入笠山への稜線

9/11 11:41

鋸岳と甲斐駒ヶ岳
その向こうに八ヶ岳!

9/11 11:42

アサヨ峰(左)から早川尾根を経て鳳凰三山(中央)

9/11 11:43

正面奥に霧ヶ峰

9/11 11:53

鳳凰三山、富士山、北岳

9/11 11:44

青い空!

9/11 11:45

鋸岳の向こうに八ヶ岳もほぼ全山見える!

9/11 11:46

伊那谷と左に中央アルプス
遠くに乗鞍岳も見える

9/11 11:47

小仙丈ヶ岳山頂

9/11 11:47

女王様の定番の写真!
小仙丈ヶカールと仙丈ヶ岳

9/11 11:54

北岳　間ノ岳

9/11 11:56

この景色たまらん!　鳳凰&富士　地蔵岳のオベリスクもばっちり!　遠くに見えるのは大菩薩・小金沢連嶺かな

9/11 11:57

小仙丈ヶ岳で休憩

9/11 11:57

小仙丈ヶ岳

9/11 12:00

小仙丈カール

9/11 12:01

イワツメクサ

9/11 12:02

小仙丈と甲斐駒、アサヨ峰

9/11 12:04

あと一息で頂上

9/11 12:04

藪沢カール

9/11 12:05

藪沢カール

9/11 12:06

藪沢カールと仙丈小屋
ところどころに紅葉のウラシマツツジ

9/11 12:08

ウラシマツツジの紅葉

9/11 12:08

大仙丈ヶ岳と南ア南部の山々

9/11 12:10

トウヤクリンドウ
山頂直下にちょっとだけ咲いています

9/11 12:12

仙丈ヶ岳の標識

9/11 12:13

北岳、間ノ岳

9/11 12:14

大仙丈ヶ岳
このアングル、カッコイイですね。

9/11 12:15

大仙丈カール
女王様の後ろ姿?!

9/11 12:15

大仙丈ヶ岳

9/11 12:16

女王様のうしろ姿2　大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳

9/11 12:18

イワベンケイ

9/11 12:18

女王様のうしろ姿3

9/11 12:22

ウサギキク　一輪だけ咲いてました

9/11 12:26

仙丈小屋

9/11 12:28

気持ちの良いみち

9/11 12:30

ホソバトリカブト

撮影機器：

PENTAX *ist DS ペンタックス

感想

satfour

金曜日の気象庁の短期予報解説資料によると、暖湿気が九州から日本海側をぐるりとまわってくる予測。当初予定してた上信越国境や北アはやばいかも...。ということで太平洋高気圧の勢力圏内なら晴天が見込めると思い、南アルプスへ行くことにしました。それなら、今年中の目標としてた鳳凰三山を、広河原から夜叉神峠に戻るルートにしようかと思いましたが、広河原で地図を忘れたことに気づき断念。というか本当は日帰りで抜けられる自信がなく迷っていたのです。
　ちょうど会社の後輩が仙丈ヶ岳に行くとのことだったので、そのパーティに急遽まぜてもらうことにしました。仙丈ヶ岳は、8月17日に予定していたのですが、急な仕事が入ってしまい断念しています。まあ、そのリベンジでもあります。
　芦安から広河原、広河原から北沢峠へとタクシーとバスを乗り継いで行きます。北沢峠は昨夏の甲斐駒ヶ岳以来で約1年ぶりです。
　さて、トイレの裏側の登山道からスタートしますが、会社の後輩&友人の皆さん、30歳以下なんで速い!　急な樹林帯の中をガンガン登ります。私は、仙丈ヶ岳は2年前に来ているのですが、そのときは最初から飛ばしたため、後半バテバテだった悪夢を思い出しますが、会社では「体力バカ」で通っているので弱音は吐けません。
　1時間少々で大滝頭を通過。木々の間から甲斐駒ヶ岳が見えるようになります。すごい良い天気でテンション上がります。高度を上げるにしたがい、甲斐駒や鋸岳の間から八ヶ岳、奥秩父の金峰山などの遠望もききます。森林限界を越え、視界がぱあっと開け、地蔵のオベリスクも見えます。それに富士山も。西は木曽駒ヶ岳などの中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、そしてやや雲がかかった穂高連峰。天気最高です。本当に来て良かった!
　景色が展開するたびに「すげ〜」と感動しながら登るうちに、小仙丈ヶ岳に到着、小休止します。ここから仙丈ヶ岳がどーんと見えるようになります。この優美さが、さすが女王様ですね。それと富士山と北岳の1,2がばっちり見えてとても満足です。鳳凰も存在感ありますね。地蔵のオベリスク、つんと立っています。
　ここからは気持ちの良い稜線歩きです、コケモモがたくさん実をつけていましたが、まだ熟していないようですね。ウラシマツツジの真っ赤な葉がきれいです。山頂直下にはイワツメクサとトウヤクリンドウが咲いていましたが、他は見あたらず。残念ですが、景色が最高なのでたいへん満足です。秋の山も良いですねぇ。
　11時前、山頂に到着します。今回は3時半のバスなので時間の余裕があります。このため、大仙丈ヶ岳までピストンすることにしました。ザックをデポして向かいますが、空身だと楽ですね。気持ちの良い尾根ですし、何といっても女王様の後ろ姿は新鮮です。
　再び仙丈ヶ岳に戻ります。周りの山々には雲がでてきました。アミノバイタルを飲み、下りに備えて膝サポを装着します。残念ですが下山です。
　帰りは仙丈小屋から馬の背ヒュッテのルートです。仙丈小屋の水場の水、おいしいですね。藪沢なので天竜川水系ですね。馬の背ヒュッテから先は、何度か徒渉しながら、トラバース気味に進み、大滝頭に戻ります。ここから長い長い下り。後輩たちはハイペースで下っているので、なんとかついて行きます。膝も大丈夫そうです。それでも長い。気持ちがおれそうになります。北沢峠が見えたときは、本当に嬉しかったです(山頂に到着したときより嬉しかったかも!)。だって、山頂での写真は撮りませんでしたが、北沢峠では写真を撮ってもらったぐらいですから。
　早くおりたものの、バスはまだまだ。バスをのりついでなんとか芦安にもどりました。芦安の金山沢温泉で入浴し、竜王の定食屋で夕食、PAで仮眠して東京に戻りました。中央道も25k渋滞していましたが、仮眠後は渋滞は全くなし。快適に帰れました。

■花・実の情報
　　コケモモの実:稜線各所(まだ未熟)
　　ナナカマドの実:森林限界付近各所
　　イワツメクサ:山頂直下稜線(ごくわずか)
　　トウヤクリンドウ:山頂直下稜線(ごくわずか)
　　リンドウ:馬の背稜線(ごくわずか)
　　ウサギキク、イブキジャコウソウ、イワベンケイ、タカネナデシコ:大仙丈ヶ岳稜線(咲き残り、ごくわずか)
　　ホソバトリカブト:馬の背小屋付近

コメント

yatchi

好天！
素晴らしい天気ですね！微妙に夏の雰囲気と秋の雰囲気が漂ってますね！もう山は秋になっているんですね。
写真からよ〜く伝わってきます！

satfour

秋ですねぇ
yatchiさん、コメントありがとうございます。

すっきりした良い天気でした。紅葉はナナカマドはまだですが、ウラシマツツジは真っ赤で、良い感じでした。もうすぐ秋本番ですね。

yatchiさんのレポ読ませていただきました。前々から天女山から三ツ頭、権現に行きたいと思っているのですが、なかなか実現できないでいます。石柱さがし、おもしろそうですね。

Sphinx

はじめまして
sat4さん
　
仙丈晴れてよかったですね。僕も今年登ったんですが晴天でした。その後、知り合いが登った時は悪天候で断念したそうです。

仙丈って晴れると遠くまで見れて最高ですよね！

satfour

やっぱり天気
qakucatsさん、こんにちは。

今年の夏は天気に恵まれなかったのですが、久々に良い天気でした。遠くまで見えるし、もう、秋の空という感じでした。

それでは。