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記録ID: 6324445
全員に公開
アイスクライミング
甲斐駒・北岳

三峰川 岳沢

2023年12月29日(金) 〜 2023年12月30日(土)
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dokushogirai その他1人
GPS
32:00
距離
24.3km
登り
2,518m
下り
2,360m
天候 1日目=晴れ、2日目=晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三峰川本流の河岸を歩く
2023年12月29日 13:15撮影 by  Pixel 6a, Google
12/29 13:15
三峰川本流の河岸を歩く
岳沢出合からしばらくは河原歩き。雪はほとんどなく氷も少ない
2023年12月29日 14:09撮影 by  iPhone 8, Apple
12/29 14:09
岳沢出合からしばらくは河原歩き。雪はほとんどなく氷も少ない
F1は滝壺が凍っておらず、落ちたらずぶ濡れになる。右岸から滝壺の淵を回り込んで薄い氷を登る。すぐ上の小滝も滝壺が凍っていないので右から高巻いた。どちらも空身で登ったあとに荷揚げした
2023年12月29日 14:35撮影 by  iPhone 8, Apple
12/29 14:35
F1は滝壺が凍っておらず、落ちたらずぶ濡れになる。右岸から滝壺の淵を回り込んで薄い氷を登る。すぐ上の小滝も滝壺が凍っていないので右から高巻いた。どちらも空身で登ったあとに荷揚げした
F2。これくらいは全装で登れなきゃ
2023年12月30日 07:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 7:01
F2。これくらいは全装で登れなきゃ
F3は右側から高巻けば省略できるが、ちゃんと登ることにする。出だしの15mは相方が空身でリードして荷揚げした
2023年12月30日 08:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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12/30 8:35
F3は右側から高巻けば省略できるが、ちゃんと登ることにする。出だしの15mは相方が空身でリードして荷揚げした
F6の1段目。ここは荷揚げなしで登る
2023年12月30日 11:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 11:21
F6の1段目。ここは荷揚げなしで登る
F6の2段目は2本に別れている。左の易しいラインを登る
2023年12月30日 11:55撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 11:55
F6の2段目は2本に別れている。左の易しいラインを登る
ソーメン流しの滝F8は3ピッチで登る
2023年12月30日 12:40撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 12:40
ソーメン流しの滝F8は3ピッチで登る
F8の3ピッチ目核心部を見上げる。上部は部分的に氷柱状で、全体を通して一番難しかった。相方が空身でリードして荷揚げした
2023年12月30日 13:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 13:50
F8の3ピッチ目核心部を見上げる。上部は部分的に氷柱状で、全体を通して一番難しかった。相方が空身でリードして荷揚げした
2023年12月30日 19:18撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 19:18

感想

柏木登山口に自転車をデポして、市道三峰線の終点ゲート前から入山する。丸山谷南沢はところどころに赤テープがあるのでわかりやすいが、岳沢越の手前からの急登がきつい。樹林帯の尾根上にトラロープがフィックスされているが、ロープは途中で途絶えていた。そのまま直登すると2113mピークあたりに来てしまったので、藪こぎとガレ場の横断を交えつつコルを目指した。三峰川本流への下降路も赤テープがあるのでわかりやすかった。岳沢出合は雪のないただの河原歩きで、途中から沢床にうっすらと氷が張っている程度。F1手前の左岸で幕営する。
今回は軽量化のため60mダブルロープ1本で登攀する。全装をかついで登るのが難しいヴァーティカルのセクションだけ空身でリードし、1/3システムで荷揚げする作戦。時間節約のためフォローは全装を担いで登る。

F1:滝壺が凍っておらず、落ちたらずぶ濡れになる。右岸から滝壺の淵を回り込み、薄い氷へ乗り移って登る。すぐ上の小滝も滝壺が凍っていないので左岸から高巻いた。どちらもリードが空身で登ったあとに荷揚げした。
F2:荷揚げなしで担いで登る。左側から登ったあと、右へトラバースして抜けた。
F3:左岸を高巻けば省略できるが、ちゃんと登ることにする。出だしの15mは相方が空身でリードして荷揚げし、2ピッチ目を荷揚げなしで担いで登る。
F4:氷柱状で悪く、左側の凹状部を登る。相方が空身でリードして荷揚げした。
F5:傾斜が緩いので荷揚げなしで登る。
F6:2ピッチを荷揚げなしで登る。2段目は2本に別れており、左の易しいラインから登った。
F7:出だし5mほどの傾斜が強いが、すぐに傾斜が弱くなる。荷揚げなしで登る。
F8:ソーメン流しの滝は3ピッチで登る。3ピッチ目上部は部分的に氷柱状で、全体を通して一番難しかった。3ピッチ目は相方が空身でリードして荷揚げした。
全ピッチでオールフリー・ノーテンションで登れたのでよかった。

時間が押しているので、F9氷瀑の手前で左の涸れたルンゼを詰めて2710mピークを目指す。雪がいっさいないため強烈な藪こぎとなった。もうしばらく岳沢を素直に登っていたほうが良かったのでは。尾根上に出た時点で真っ暗。翌日の天気予報が雨だったので、このまま仙丈ヶ岳から地蔵尾根を経由して柏木登山口へ下山した。この日は21時間行動だった。

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