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記録ID: 133403
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳(硫黄岳・横岳)

2011年09月10日(土) 〜 2011年09月11日(日)
 - 拍手
geranium その他13人
GPS
32:00
距離
14.2km
登り
1,158m
下り
1,323m

コースタイム

桜平12:05-15:50硫黄岳山頂-16:10硫黄岳山荘(泊)6:05-7:10横岳奥の院7:25-硫黄岳山荘8:30-9:20赤岩の頭-10:55赤岳鉱泉-14:00美濃戸口
天候 初日-晴れ・二日目-快晴
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。
沢沿いを行きます。
2011年09月10日 11:56撮影 by  SC-02C, samsung
9/10 11:56
沢沿いを行きます。
苔むしてます。
2011年09月11日 11:13撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 11:13
苔むしてます。
硫黄岳の爆裂火口。
2011年09月10日 15:31撮影 by  SC-02C, samsung
9/10 15:31
硫黄岳の爆裂火口。
日の出前。
2011年09月11日 04:35撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 4:35
日の出前。
徐々に明るくなってきます。
2011年09月11日 04:44撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 4:44
徐々に明るくなってきます。
雲の加減でできた青く美しい筋(左側)。
2011年09月11日 04:58撮影 by  SC-02C, samsung
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9/11 4:58
雲の加減でできた青く美しい筋(左側)。
雲海もくっきり。
2011年09月11日 05:21撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 5:21
雲海もくっきり。
ようやくお出まし。
2011年09月11日 05:25撮影 by  SC-02C, samsung
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9/11 5:25
ようやくお出まし。
眩い朝日。
2011年09月11日 05:26撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 5:26
眩い朝日。
左に横岳、真ん中が赤岳、中岳を挟んで右に阿弥陀岳。
2011年09月11日 09:28撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 9:28
左に横岳、真ん中が赤岳、中岳を挟んで右に阿弥陀岳。
何だったかな?大同心?
2011年09月11日 06:25撮影 by  SC-02C, samsung
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9/11 6:25
何だったかな?大同心?
富士山。
2011年09月11日 06:34撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 6:34
富士山。
右端に見える富士山の左手にかなとこ雲。
2011年09月11日 06:34撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 6:34
右端に見える富士山の左手にかなとこ雲。
かなとこ雲にズーム。
2011年09月11日 07:18撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 7:18
かなとこ雲にズーム。
北アルプス。写真ではよく分かりませんが、右に槍ヶ岳、真ん中やや左に大キレットが見えます。
2011年09月11日 07:13撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 7:13
北アルプス。写真ではよく分かりませんが、右に槍ヶ岳、真ん中やや左に大キレットが見えます。
巻雲が美しかった。
2011年09月11日 07:42撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 7:42
巻雲が美しかった。
赤岩の頭から振り返った硫黄岳。
2011年09月11日 09:28撮影 by  SC-02C, samsung
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9/11 9:28
赤岩の頭から振り返った硫黄岳。
ザ・夏空。
2011年09月11日 10:38撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 10:38
ザ・夏空。
眩しい太陽。
2011年09月11日 10:38撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 10:38
眩しい太陽。
赤とんぼが秋の始まりを告げています。
2011年09月11日 13:14撮影 by  SC-02C, samsung
9/11 13:14
赤とんぼが秋の始まりを告げています。

感想

南八ヶ岳に行ってきました。ツアー登山の記録なので、あらかじめご了承願います。
天候に恵まれたことに加え、経験豊富なお二人のガイドと楽しいツアー参加者たちのおかげで、素晴らしい二日間を過ごすことができました。

初日はまず唐沢鉱泉までバスで行き、タクシーで桜平まで。唐沢鉱泉からだと2,000円位ですが、茅野駅からだと7,000円位かかるようです。
でこぼこしたダート道なので、車高の高い車でないと下を摺ると思います。
マイカーの場合、休日はかなり朝早く到着しないと留められないと思いますが、かと言って暗いうちだと走りづらいだろうなという印象を持ちました。

桜平から夏沢峠までは、沢を詰めるようにして緩やかな登りが続きます。途中オーレン小屋に水場があります。
苔むした原生林に囲まれ、木々の息吹を胸一杯に吸収しながら歩いてゆきます。
夏沢峠から尾根道に入り、硫黄岳を目指します。ここがややきついところですが、大した距離ではありません。
迫力ある爆裂火口を見ながら山頂を目指します。

山頂の眺めは抜群。
北を向けば天狗岳、南を向けば横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳などを望むことができます。

硫黄岳と横岳の鞍部に下り、一日目は硫黄岳山荘に宿泊します。この山小屋のトイレはウォシュレット付きです。
早速生ビールを注文して、一服。旨かった。食事も美味しくて満足です。

日が沈んでから外に出て見ると、ガイドの方が教えてくれた通り、夕方出はじめたガスはすっかり下り、丸い月と星空を見ることができました。
星はこんなものかなあ、などと思って寝床についたのですが、明け方4時前に起きて再び外に出てみてビックリ。
月明かりが消え、漆黒の夜空に満天の星たちが輝いていました。
しばし呆然と眺めていると、もう一度ビックリ。夜空をスパッと切り裂くように、流れ星が斜めに横切っていきました。

星空ショーを堪能し朝食を終えたあとは、お約束のご来光タイムです。
刻々と色彩を変化させ、徐々に明るくなってゆく東の空。
やがて雲上に現れる丸いオレンジ色。眩い光を放つ朝日のエネルギーを全身に浴びました。

二日目は横岳を目指します。
風が強くやや寒かったものの、天気は快晴。絶好の登山日和です。
日が高くなり気温が上がるとガスが上がってくるということで、朝のうちに奥の院を往復します。

横岳の稜線にはナイフリッジとやらがあることを知っていたので、少し緊張していましたが、天気がよかったので問題ありませんでした。
鎖を掴まなければならない箇所はほとんどありませんでした。
高度感のある場所もありますが、足場はしっかりしています。下を覗き込むと、中々のスリルではありますが。

奥の院(横岳山頂)では、360度のパノラマが広がる絶景が待っていてくれました。
南アルプスから時計回りにぐるっと見渡すと、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスを望めます。
小さく尖った槍ヶ岳とスプーンで抉りとったような大キレットも見えます。
そして硫黄岳、天狗岳を経て奥秩父、金峰山へと目を移し、再び南を向くとお馴染みの富士山です。
もちろん、富士山以外は全部教えてもらったことです(笑)。
富士山の近辺では積乱雲がいくつも発達しており、かなとこ雲(成層圏近くまで発達し、上部が平らになった積乱雲)を初めて見ることができました。

しばし絶景を満喫してから硫黄岳山荘に戻り、硫黄岳に登り返します。
高度に慣れたためかもしれませんが、横岳の下りは登りよりずい分楽に感じました。

天気のよい日の稜線歩きは素晴らしい!
時々立ち止まって振り返ると、真っ青な空に刷毛で描いたような巻雲、眼下に広がる綿菓子のような雲海、雲海の切れ間から見える街並み、山肌にべっとりと塗りつけたような濃い緑、そしてはるか彼方に望む山脈、これらの光景が渾然一体となって目に飛び込んできます。

硫黄岳から赤岩の頭を経てしばらくすると沢沿いの道に入り、涼やかな川音のリズムに乗って赤岳鉱泉を目指します。
その先、赤岳鉱泉から美濃戸口までが長かった。十分満喫したし、もういいかなという感じでした(笑)。
無事下山したあとはもちろん温泉とビール。もみの湯で汗を流し、冷たい生ビールを一気飲みしました。

余談ですが、今まで信頼していた山旅ロガーが稜線上で衛星をロストしてしまいました。
山小屋で宿泊中に電源を落とさなかったため、二日目の途中で電池が残り少なくなり予備のバッテリーで充電したのですが、この時点で再起動しなければならなかったのかもしれません。
いずれにしても、もうしばらく試用する必要があるようです。

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