霞沢岳(登る事を意識した山)


- GPS
- 11:20
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 1,604m
コースタイム
6:30上高地BT-7:10明神館7:15(徳本峠分岐)-8:50徳本峠手前分岐-9:45ジャンクションピーク-10:20,P2-10:50,P4-11:25,P5-12:15,K1-13:00霞沢岳山頂
・下り
13:10霞沢岳山頂-K1,13:40-P5,14:05-P4,14:25-P3,14:30-P2,14:40-15:30ジャンクションピーク-16:00徳本峠手前分岐-17:15明神館(徳本峠分岐)-17:55上高地BT
天候 | 晴れのち曇りのち晴れ、時々ポツポツ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・バイクは川上屋商店さんの駐車スペースに停めています。250円 自動車用はバイク利用不可だそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト情報・・・上高地バスターミナル内登山相談所窓口横にあります。 ・トイレ情報・・・バスターミナル、河童橋、小梨平、明神館、にあります。徳本峠分岐から先は、徳本峠小屋にあるかと思います。何れもチップ制。100円位。 ・水場情報・・・徳本峠、霞沢岳分岐の手前にあります。水量豊富。目印としてベンチがあります。 ・山道情報 徳本峠分岐⇔徳本峠(小屋)霞沢岳分岐・・・徐々に傾斜がきつくなります。つづら折れで登ります。沢を歩く事も。水は流れてません。以前に比べて山道の状態が大分変った様でした。 徳本峠(小屋)霞沢岳分岐⇔ジャンクションピーク…徳本峠までの登りが続く感じです。つづら折れで登ります。疲れます。 ジャンクションピーク⇔P5(K1直下)アップダウンの連続。きつくはないです。木の根っこに足を引っ掛けないように! P5⇔K1…直登。一番きついです。登山道としてもきついかもしれません。足場も滑り易い。ロープがあり有り難い。 K1⇔霞沢岳頂上…ピークを3つ位越えて到達します。K1の登りを体験したら頑張って行けます。 ・忘れ物情報…K1ピークに青いアルミボトル「LAKEN」の忘れ物ありました。心当たりのある方連絡下さい。写真、最後。 |
写真
感想
この霞沢岳、後に知る事となったのだが、山に登るきっかけとなった山だった。
以前より、上高地は二輪草の咲く5月下旬に訪れていた。
ある年、二輪草を求めて知らずに徳本峠の分岐を右に曲がっていた。傾斜がきつくなって道を間違えたと気付いた。でも、そうちょい先行ってみよう!
下山してきた女性に「この先に峠ある。」と言った事を言われ峠目指したけど、残雪に阻まれその年は先を行く事を止めた。
翌年は、秋の紅葉の頃に徳本峠まで足を延ばした。とても疲れた。しかし、明神や穂高の山々がとてもきれいだった事を今でも忘れていない。
そして、この霞沢岳をずーと意識していた。
霞沢岳までの行程は、かなり大変なようで行く機会を伺っていた。
そして、まだ陽も長い9月中旬前に登る事にした。
丁度、会社はスライド休日である最後の平日休みと言う事もあっていざ上高地を目指した。
沢渡中からのバスの始発はあまり早くないが予定通り上高地入り。
時間は押しているので明神館から徳本峠分岐まで早歩きで移動した。この時間は、朝の木漏れ日がとてもきれいだった。
そして、分岐から徐々に登りが傾斜をましてゆく。
倒木や、沢沿いの道が崩れたのか、以前歩いた道とはやや異なるルートとなっていた。
しかし、整備もされて歩くのには何ら問題ない。
最初で最後のおなじみの水場に到着。以前なら、ここまでの道のりもつらかったのだけれど、辛さも感じず到着した事に、少しは進歩したのかなぁ〜と思った。
ここで、十分水を頂戴し、先を目指した。
ジャンクションピークまでは、徳本峠分岐までの登りと変わらず、つづら折れのややきつい登りが続いた。距離がある分、意外と疲れる。
ジャンクションピークに到着するまでは北に穂高連峰、南に霞沢岳への長い道のりを伺う事が出来る。
何より、今日は天気がいいから穂高の峰々良く見える。
その先、きつくはないがアップダウンを繰り返す。P2からP5と木に直接書かれた案内があり目安となる。
そして、最後のP5に到達すると、その先にK1のピークがドーンと目に入る。そして、いかにもきつそうな登りが見えた。
すれ違う人みんな口を揃えてK1の登りはきついと言われた。「きついからここいらで休んでいきな。」なんて。
この辺りの開けた斜面にはトリカブトが沢山咲いていた。とてもきれいだった。
さぁ、K1の登りが始まった。
首を上に向け仰ぎ見る。「こりゃきついと言う訳だ。」一部、ロープがあってとても重宝した。
登りもそれなりに長い。とても、しんどい。ずーっと言ってしまいそう。
でも、いつかはK1!やっとの思いで到着。ここまで来ると満足感を十分得られた。
しかし、山を登るきっかけとなった霞沢岳のピークはもう少し。
帰りの時間を考えると止めるか行くか時間はさほどない。昼間になると雲も出てきて、肝心の眺望が大分なくなってしまった。
ぴーくで休憩していた女性の方に「40分程度で行ける。」との話しを伺ったので、山頂目指す前に腹ごしらえをして山頂目指した。
ここからも、アップダウンの連続。しかし、K1までの登りを体験したら意外に歩けちゃうんです。
ずーっと、先を見据えて幾つかのピークを歩き続け、一つのピークに達した時、ひょっこりって程でもないけど、看板が目に入った。
「霞沢岳…?えっ、着いちゃったの?」「あの先の山は?」あっけに取られた。
しかし、登頂することができたので嬉しさはやや少なくも感慨深い気持ちになった。
ここでも、山頂一人占めなのでゆっくり…とはできないけど物思いにふけった。
帰りの時間を意識してたので長居は出来ず山頂を後にした。
K1ですれ違った後は徳本峠分岐まで誰にも会う事がなかった。ひとり、バテバテ状態で一生懸命歩いた。ちょっとした登りも疲れた。
17時のバスに間に合うかもしれなかったので頑張ったけど、最後の水場で先の時間を考え諦め、最終18時のバスで帰る事にした。
水場ではゆっくり時間を取り、下りは花を探し写真を撮りながらゆっくり下山した。
そのせいで、最終10分前にバスターミナルに到着。ゆっくり過ぎた。
次回来る事があったら、前日に上高地入りしてバスの時間に影響も受けず早い時間から、登る事にしよう!
そうしたら霞沢岳の最高の魅力を感じる事が出来るから。
疲れたけど、思い出の山に登れて良かった!
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