子持山(若人P〜獅子岩〜子持山〜浅間山〜仏岩)-雪獅子

2017年12月15日(金) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,027m
• 下り: 1,022m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:04
• 休憩: 1:11
• 合計: 6:15

8:20 スタート地点
8:25 8:25 子持神社
8:48 8:48 5号橋駐車場
8:59 9:02 ７号橋駐車場
10:17 10:30 しし岩
11:04 11:04 柳木ヶ峰
11:20 12:03 子持山
12:16 12:16 柳木ヶ峰
12:46 12:48 牛十二
13:08 13:14 浅間山
14:27 14:31 子持神社
14:35 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

子持山若人のみち駐車場を利用(無料)。

本当は子持神社の駐車場を利用するつもりだったが
若人駐車場の前からもう雪がありバイクではそれ以上進めなかった。

コース状況／危険箇所等

コースの7割に積雪あり。
全行程トゲ無しで攻略できたが軽アイゼンやチェーンスパイクの携帯を推奨。

【若人のみち駐車場〜7号橋(登山口)】
舗装路歩きなのだがすでに雪道が出てくる。
特に6〜7号橋間はフワフワしっかり積もっていた。

【7号橋(登山口)〜獅子岩分岐】
整備された木道から始まり、ゴロゴロの涸れ沢を歩いて
林道を進み枯葉の急坂を登る。変化があって楽しい。
全体的に1cm程度の積雪があるが、枯葉の急坂ゾーンは無雪。

【獅子岩の周り】
全行程で一番雪に苦労したのがこの辺り。
岩の上に3cmほどフワフワの雪が積もって非常に滑りやすい。
獅子岩の頂上にも雪氷がくっついていて危険。
北面の日が当たらない箇所は5cm程積もっている。正直あせった。

【獅子岩〜柳木ヶ峰】
元のルートに戻ると途端に雪が減る。
日当たりの良い枯葉の上や岩場には全く雪のない箇所も多い。
勾配はきつめだが割と歩きやすい。

【柳木ヶ峰〜子持山】
雪の尾根道を進むと急な岩場の連続となる。岩場には雪が少ないが
ロープ付きの岩場に張り付いた雪氷が絶妙に邪魔だったりする。

【柳木ヶ峰〜オオタルミ(下山)】
日当たりが良く雪はほとんど無いが、注意が必要な急な下りが続く。
落ち葉が積もり雪が溶けて泥状になった斜面は非常に滑りやすい。

【オオタルミ〜牛十二〜浅間山】
雪道とカラカラの枯葉道を交互に進むことになる。
また微妙なアップダウンが多く地味にキツイ。
浅間山前の雪の斜面は辛かった。

【浅間山〜仏岩〜子持神社】
滑りやすい急な下りが続く。雪もまだまだ全然なくならない。
油断できない道がずっと続くので疲れが溜まる。
子持神社の手前は14時でもビックリするほど暗い。

その他周辺情報

◆北橘温泉 ばんどうの湯
http://www.bandounoyu.com/
〒377-0061 群馬県渋川市北橘町下箱田605-5

綺麗で広い温泉施設。内湯と外湯どちらも広く快適。露天は展望が良い。
コインロッカーはザックが放り込める大きさ。大人2時間\300！安い！

写真

12/15 8:21

8:20 子持山若人のみち駐車場。既に雪…。スタート時点でもう焦る。

12/15 8:25

あれ…？子持神社のあたりは雪無し。

12/15 8:32

少し歩くとまた雪…。タイヤ痕の上がメチャ滑る。

12/15 8:37

通行止め箇所。雪無し。

12/15 8:49

5号橋のすこし先。雪深くなってきた…。トゲトゲ持ってないので焦る。

12/15 8:50

少し歩くと雪無し。でも地面ボッコボコ。

12/15 8:55

6号橋の少し先。銀世界だ…。

12/15 9:01

9:00 7号橋登山口。行けるところまで行こうくらいの気持ちで山に入る。

12/15 9:03

木道歩き。雪があったり無かったり。

12/15 9:04

屏風岩。おお…すごい迫力だ。

12/15 9:06

小さいが鳥居も立派な造りをしている

12/15 9:06

屏風岩がつららだらけ！

12/15 9:08

極太つららがすごい

12/15 9:20

薄雪の積もった沢道を進み林に入る。勾配は徐々にきつくなる。

12/15 9:29

登山靴より遥かに大きい葉っぱ！

12/15 9:36

こういう光景は好きなのだが…どうにも足元が悪い。

12/15 9:40

枯葉の急坂に差し掛かると日当たりが良く雪は消える。

12/15 9:43

替わりに足首まで積もった枯葉が行く手を阻む。雪より滑るよ！

12/15 9:45

何やら分岐が出てきた。「この先危険」とのことで少し見に行ってみる。

12/15 9:55

獅子岩直下まで来れた。どうやら上級クライマーはここから獅子岩に張り付くようだ。信じられない。

12/15 10:12

元の道に戻り安全(？)なルートで獅子岩を目指す。獅子岩に近づくにつれて日陰が多くなり雪が増える。

12/15 10:14

獅子岩方面へ！ここまで来たら寄らねば！でも雪の積もった岩場が怖い…

12/15 10:17

10:17 獅子岩到着。帰るか。いやせっかくだ登ろう。

12/15 10:18

獅子か？ゴジラに見える。

12/15 10:21

鉄梯子自体は特に問題なかったが…

12/15 10:30

登りきった先に雪氷…超危ない…

12/15 10:24

2本の鎖で獅子岩頂上を目指す

12/15 10:24

岩にはつま先を突っ込むくぼみがある

12/15 10:25

登り切ったさきもまた雪氷…勘弁して…

12/15 10:27

獅子岩頂上はこんな感じ。足場が狭いので怖い。

12/15 10:23

獅子岩からの展望は絶景！町も白いぞ？

12/15 10:26

高度感は子持山山頂を遥かに上回っていた

12/15 10:27

天気は最高。風もなく暖かい。

12/15 10:33

元のコースに戻って子持山を目指す

12/15 10:37

獅子岩が作る大きな影の影響で雪深い道が続く

12/15 10:47

日の当たる岩場はカラカラ。雪道とはげ道を交互に進む。

12/15 11:04

11:04 柳木ヶ峰に到着。

12/15 11:06

中々雪深いが踏み跡がちゃんとあるので安心

12/15 11:12

視界の開けた展望の良い場所がちらほらある

12/15 11:17

子持山の手前はロープ付きの険しい岩場が連続する

12/15 11:21

11:20 子持山山頂に到着！先客は十日町から来られたグループ様3名のみ。

12/15 11:35

そこそこの広さがある。風もなく非常に暖かかった。

12/15 11:21

山頂はなかなか見どころが多い

12/15 11:35

神に硬貨をはめるのはなぜ？？

12/15 11:26

北方面。谷川連峰だろう。

12/15 11:28

東方面。左に目立つのは白根山。町も白い。

12/15 11:30

西方面。軽井沢、草津のほう。浅間山かな？

12/15 11:29

南面は木で覆われ富士山方面が望めない。それ以外はどこを見ても山脈が見えて楽しい。

12/15 11:37

綺麗だ。空気が澄んでいて遠くまで良く見える。

12/15 11:42

昼食後先客様から頂いたミカンでデザート。

12/15 12:16

12:03 下山を開始
12:16 柳木ヶ峰まで帰還。ここからオオタルミ方面に進む。

12/15 12:19

オオタルミ方面はかなりの急坂

12/15 12:29

雪はほとんど無いが枯葉と雪融け土で滑りやすい

12/15 12:36

12:36 オオタルミに到着。次は牛十二方面に進む。

12/15 12:38

オオタルミからも獅子岩が望める。獅子か？怪獣にしか見えない。

12/15 12:40

依然として雪深い箇所は多い

12/15 12:46

12:46 牛十二に到着。| ∵ |

12/15 12:58

牛十二〜浅間山は地味にアップダウンが多くてキツめ

12/15 13:06

浅間山手前の長い雪坂はなかなか堪えた…

12/15 13:08

13:08 浅間山に到着。「あさま」ではなく「せんげ」と読むらしい。

12/15 13:13

浅間山からの展望

12/15 13:23

雪深い道はまだまだ続く

12/15 13:26

13:26 5号橋分岐。標識や目印が多く迷わない。

12/15 13:38

厄介なのは雪より枯葉。雪が可愛く感じるほどよく滑る。

12/15 13:46

13:46 仏岩に到着

12/15 13:51

風化した標識が何ともカッコいい

12/15 13:59

雪は最後の最後まで消えなかった

12/15 14:05

おかげで色々なカワイイ足跡を見ることが出来た

12/15 14:04

やたらと鋭利な岩場が出てきたと思ったら

12/15 14:06

14:05 ソゲ石。なるほどさっきのがソゲ石。ソゲ？

12/15 14:13

子持神社の標識が出て来たらゴール間近なのだが

12/15 14:13

めちゃくちゃ暗い林道。怖っ！14時なのに暗っ！

12/15 14:19

また日の当たる場所に出て安心

12/15 14:20

すぐに舗装路に出る

12/15 14:21

朝と変わらず道路はこんな状態のままだった

12/15 14:21

道路は横切るだけ。またすぐ林道に入る。

12/15 14:26

夏は絶対に通りたくないと思う藪道を進むと

12/15 14:27

子持神社に抜け出た！

12/15 14:28

無事下山出来たことに感謝

12/15 14:31

鳥居をくぐればあとは舗装路歩き

12/15 14:35

14:35 子持山若人のみち駐車場にゴール！誰もいない。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 雨具 ネックウォーマー 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ

備考

水1.0ℓ お湯0.5ℓ持参 ⇒ 残 水0.4ℓ お湯0.15ℓ

感想

げんじゅ

色々と想定外もあったが、変化に富み飽きの来ない楽しいお山だった。

-雪
完全に読み違えた。寒波をなめてた。
雪なんて山頂付近にちょろっとだと思ってたら駐車場が白くなってた。
トゲ装備が無かったので撤退前提で入山したが
結果としては一度も転ぶことなく山頂を踏んで下山出来た。
雪道ではずっと集中していたので逆に安定したのかもしれない。

-アイゼン類の必要性
持っていたら使っていたか？というと微妙なところ。
バキバキに凍っているような箇所は無かったので使わなかったかもしれない。
使うにしても岩場が多いのでこまめに着脱しないとすぐ刃を痛めるだろう。
ただ常に不安を抱えて進むのはなかなか精神的に堪えた。
「持っている」という安心感は大きいのだと改めて感じた。

-筋肉痛記録
12/16 二の腕:弱　太もも:弱
12/17 完治