那須と尾瀬を結ぶ中央分水嶺 三倉山〜赤柴山(1634.5m峰)〜1427m峰


- GPS
- 11:24
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山靴で歩いた.三倉山の登山口近くの林道から雪上を歩く.尾根に上がるところは雪の急斜面を直登し近道をする.空沢山から東側に雪庇が連続するようになり少し緊張するが端に近づかなければ特に危険はないと思う.三倉山(本峰)は急峻で慎重に通過した.三倉山(三角点峰)からの下りはやぶが出ていたので少しやぶ漕ぎをした.この区間の分水嶺は全体として展望の良い広く緩やかな稜線が多く歩きやすかった.下山した尾根は長いが特に危険はなかった.尾根末端の林道は荒れており沢にかかる橋も崩壊しており橋の残骸を利用して慎重に渡った. |
写真
感想
昨年の4月28日にも試みたコースだが,昨年は前日に山で雪が降り冬山の様相だった.ラッセルして三倉山(三角点峰)まで行ったが新雪があるにもかかわらずここからの下りの稜線にハイマツとシャクナゲのやぶがかなり出ており天気も悪いので断念した.昨年の三倉山近くの稜線と山頂の写真も最後に登録した.
今年はやぶを避けるために3週間ほど早い時期に来た.今回も出だしは曇りで三倉山(本峰)の山頂は霧で写真を撮らなかったが,分水嶺を歩く頃から次第に晴れてきて視界も良好になった.空沢山から三倉山(三角点峰)までは東側に雪庇が連続しており少し緊張するが雪庇の端に近づかなければ特に危険はないと思う.今回も三角点峰からの下りにハイマツ,シャクナゲのやぶが出ていたので少しやぶ漕ぎをした.もう少し時期が遅いとやぶ漕ぎが大変になるかもしれない.ここの分水嶺は全体として展望の良い広く緩やかな稜線が多く歩きやすい.ただし樹木が少ないので風雨,風雪の時は辛いと思う.昨年の5月3日に上海岳から分水嶺を歩いた時の教訓から今回の尾根を選択し下山したが特に危険はなく比較的楽だった.今回も最近歩いた痕跡はなく誰とも会わなかった.
三倉山から上海岳までの分水嶺を日帰り縦走で繋げるのは厳しい.特に今回のコースは標高差があり比較的長いコースで途中にエスケープルートもないので少し不安だった.結果として歩けたが迷うことは遭難に繋がるのでGPSは必要と思う.またビバークできる装備も準備した方が安心できる.
この記録は2018年に公開.
ここから東に続く中央分水嶺山行:
那須と尾瀬をhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1335409.html結ぶ中央分水嶺 大峠〜流石山〜大倉山〜三倉山
ここから南西に続く中央分水嶺山行:
那須と尾瀬を結ぶ中央分水嶺 上海岳(1501.3m峰)〜黒滝股山南の肩〜1427m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1335414.html
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