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Yamareco

記録ID: 1335732
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光白根山

2017年12月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:47
距離
8.5km
登り
872m
下り
863m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:24
合計
4:47
6:29
100
スタート地点
8:09
8:14
65
9:19
9:38
34
10:12
10:12
64
11:16
ゴール地点
6:36駐車場-9:23日光白根山山頂-11:15駐車場
天候 晴れ
樹林帯は無風
弥陀ヶ池から上は所により弱風
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅沼の駐車場利用。除雪はされていないので、スタック注意。到着時(5:55頃)の気温-8℃、出発時(11:30頃)の気温-2℃。この時期の標高1500メートル超としては穏やか。
コース状況/
危険箇所等
駐車場から山頂までずっと雪の上。今日の時点では凍った斜面はなかったが、硬い雪は散見したのでアイゼンがあったほうが良い。自分は駐車場から山頂までずっと使用した。
歩き始めはこんな感じ
2017年12月16日 07:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
12/16 7:15
歩き始めはこんな感じ
弥陀ヶ池から山頂方向。写真では分からないが雲の流れが速い。
2017年12月16日 08:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 8:05
弥陀ヶ池から山頂方向。写真では分からないが雲の流れが速い。
標高を上げる。この前にラッセルあり。
2017年12月16日 08:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
12/16 8:40
標高を上げる。この前にラッセルあり。
五色沼も見える
2017年12月16日 08:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 8:40
五色沼も見える
この辺りは雪は少ないが、風が通り寒い
2017年12月16日 08:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 8:51
この辺りは雪は少ないが、風が通り寒い
岩がちなところ
2017年12月16日 09:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 9:02
岩がちなところ
遠くまで見通せる
2017年12月16日 09:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 9:09
遠くまで見通せる
山頂付近はガスがかかる
2017年12月16日 09:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 9:13
山頂付近はガスがかかる
山頂
2017年12月16日 09:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 9:24
山頂
2017年12月16日 09:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 9:24
山頂はやはりガスがかかっていた
2017年12月16日 09:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 9:24
山頂はやはりガスがかかっていた
遠くが見えない
2017年12月16日 09:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 9:25
遠くが見えない
ここに落ちたら大変そう
2017年12月16日 09:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 9:26
ここに落ちたら大変そう
2017年12月16日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 9:42
やはりガス
2017年12月16日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 9:42
やはりガス
ガスの下に出てきた
2017年12月16日 10:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 10:01
ガスの下に出てきた
弥陀ヶ原から先は少しラッセルした
2017年12月16日 10:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 10:07
弥陀ヶ原から先は少しラッセルした
最後にもう一度弥陀ヶ原から
2017年12月16日 10:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 10:20
最後にもう一度弥陀ヶ原から
クリスマスツリー状態
2017年12月16日 10:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12/16 10:26
クリスマスツリー状態
駐車場は雪深くスタック注意
2017年12月16日 11:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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12/16 11:15
駐車場は雪深くスタック注意

感想

金精峠が冬季閉鎖になる前の恒例というか、お楽しみになりつつある菅沼駐車場からの日光白根山往復に出掛けてきた。天気は標高が低い所はまずまずだったものの、山頂付近がガスに覆われていて展望が効かず、その点は心残りだったが、それでもこの時期のこの山はなかなか捨て難い。以下に詳細。

菅沼の駐車場には6時前に到着。まだ当然真っ暗。先行者なし。駐車場とは言っても林道の脇に停めるだけなので圧雪も除雪もされていない。割と最近通ったと思われるクルマの轍はあるが、自分のクルマで行けるかは怪しいように見えた。それでもこういう時は四駆のクルマは助かる。深い雪道でガタガタしたが何とか進め、駐車もできた。クルマの温度計はマイナス8℃を示していた。この時期の1800メートル付近としては穏やかと言えるだろう。外に出ても風もない。準備をして歩き出す。駐車場でこれだけの雪があるならこの先ずっと雪の上だろうと容易に想像できたので、駐車場からアイゼンを履いていく。既に明るくなってライトが不要になった6時30分に行動開始。が、忘れ物を2回もしてその度クルマに戻ったため、実際の行動開始時間はこれより5分ほど遅れた。今期初のまともな積雪山行なので、気がそちらに向いてしまっていたようだ。トレースは駐車場からばっちり着いていて、ラッセルの必要は全くなかった。冬にここを登るのも三度目なので、さすがに勘所というか、先に何があるかは何となく分かるようになってきた。弥陀ヶ池まではとにかく登り。元々狭い登山道だが、雪が降って更に狭くなる。登りは自分が今日1番手なのですれ違いや追い抜きがなく、スムースに歩くことができる。標高を上げると共に樹上の積雪が増えるが、まだ朝早いので、溶けてドサッと落ちてはこない。途中立ち休憩を含む1時間以上をかけて弥陀ヶ池に到着。ここから山頂方向が見えるが、雲の流れがとても速い。上は風が強そうだ。ちなみにここまでは樹林帯歩きなのが原因だろうが、そよ風すら吹いておらず、気温氷点下とは言え厳冬期装備で歩いていると暑くて汗が滲むくらいだった。弥陀ヶ池は結氷していてどこでもあるけそうな雰囲気だったが、ここから先はトレースが消えている。風で運ばれた雪がトレースを消してしまうようだ。うっすら残っているトレースを便りに先に進むが、時折ズボッと膝したや、場合によっては股下まで潜ること度々。樹林帯の間はスノーシューなどは全く不要だったが、この区間だけは何か欲しいと思わざるを得なかった。とは言え今日はアイゼン以外何も持参していないので根性でラッセルする。分岐まで来て先を目指すがこの先も雪でトレースが見えない。弥陀ヶ池は要ラッセルとは言え平地なので楽だが、この先は曲がりなりにも登っている。前後左右人の姿はないので、距離は短いとは言え、自分でとにかくラッセルするしかない。ここもひどいところは股下まで潜りながら進む。距離が短いからなんとか根性で先に進むが、あまり長かったら敗退していただろう。雪はサラサラで重くはないが、足が完全に埋まるラッセルはやはり楽ではない。吹き溜まり地帯を抜け、尾根沿いに標高を上げる。雪に埋もれることはなくなったが、その代わり風が吹き抜けるので寒さを感じる。弥陀ヶ池でグローブもアウターを被せたので既にフル装備状態だが、このあたりで今度はジャケットのフードも被った。標高を上げると周囲の山々も見えるようになるが、生憎これから進む山頂方向はガスが掛かっている。しかも展望はなさそうだと諦めながら登る。途中、例によって岩場を越えていくが、ほぼ夏道が出ていたのでそれをロストせずに進めば楽できた。以前ロストしたときは変な所でラッセルをした記憶がある。岩場をこなすとほぼ山頂まで到達したも同然。あとは平行移動と、最後山頂付近で一度下って登ると山頂に到達する。風は思ったほどは強くはなかったが、やはりガスがかかっていて展望は良くない。それでも風の避けられるところで休憩と山頂からの展望を楽しむ。山頂付近は人の姿がなく貸し切りだった。ガスがなければ誰か来るまで長居しただろうが、この天気ではそれだけの価値もないと思い、早々に下山開始。下り始めは岩場でストックが邪魔になるのでしまって歩く。ピッケルを念の為出そうかと思ったが、特に難しいところもないのでそのままで途中まで下山。岩場が尽きたところでストックを取り出して先に進む。登りでは全く見掛けなかった登山者は、自分が下り始めると共に続々と登って来るようになった。行きでラッセルしたところも既に高速道路状態だろうと想像した。が、弥陀ヶ池付近はトレースが直ぐに埋まってしまうらしく、高速道路には程遠かった。それでも朝いちで登りでラッセルした状態に比べれば楽だった。弥陀ヶ池を通過し、後は樹林帯を消化試合のように下る。下っても下っても登山者は登ってきていた。どこまでいるか気になったが、ついに駐車場から3分程度のところでもすれ違った。上で泊まる装備は持っているように見えなかったので、行けるところまでか。駐車場には11時15分に到着。クルマは増えていて、路駐まで出ていた。というか、スタックの恐れがないぶん、路駐の方が条件が良さそうに見えた。ここに停めて良いかは微妙だが。

3年連続で冬期閉鎖前に訪問した日光白根山だが、初めて来た年がどうやら寡雪だったようで、この時期は場合よってはラッセルが必要になるし、山頂から五色沼の方に降りて行くなら、スノーシューなどがないとかなり大変だろうと思う。

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