記録ID: 133607
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原
霊仙山 榑ヶ畑コースから西南尾根を経て周回
2011年09月10日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:24
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
榑ヶ畑登山口(7:30) → 山小屋「かなや」(7:45) → 汗拭峠(7:55) → (休憩5分・2回)→ 見晴台(8:50-9:05) → お猿岩(9:30) → (休憩5分) → お虎ヶ池(9:50) → (休憩5分) → 経塚山(10:10-10:15) → 霊仙山(10:35-45) → 霊仙山最高点(11:00-15) → 南霊岳(12:15) → (休憩5分・2回) 笹峠(13:35) → 廃村・今畑(14:15-20) → 今畑登山口(14:30)→ 落合登山口(14:40) → 汗拭峠(15:25-30) → 榑ヶ畑登山口(15:50)
天候 | 晴 のち 曇り 気温24〜26℃。 山上には風が通り、爽やかな歩きが出来ました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
醒ヶ井養鱒場から先の榑ヶ畑林道は舗装されているが、登山口近くの一部区間のみ舗装が流されている。 登山口前には少しスペースがあり、7〜8台駐車できる。 この奥に進入禁止の工事用らしい未舗装道路が続き、工事用のトラックが停めてあった。 工事関係者が早朝から来て、入口に駐車されないようにしているとのこと。 気をつけるようにして行きたいですね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
花と眺望を楽しめる山として知られた鈴鹿山系最北端に位置する霊仙山、5年前にはイブキトリカブトやアケボノソウが咲く大草原が楽しめたが、最近はシカなどの増加で食害が進み花所ではなくなったようだ。 野獣の増加でヤマヒルも多くなり、十分な備えが必要になっている。 榑ヶ畑コースは歩きやすい整備されたルートで見晴台を越えて、お猿岩手前の樹林帯を抜けてからは爽快な歩行が楽しめる。 榑ヶ畑廃村の山小屋「かなや」は普段は無人のようで、谷水で冷やした飲料の無人販売(料金表と料金箱がおいてある)を行っていた。 今回の周回コースでは今畑廃村内に水場があった以外、トイレなど人工的な設備は何もない。 どの登山口から入る場合でも谷筋ではヤマヒルに注意する必要がある。 今回は晴れた日が続いた後でヒルは少なかったのだが、大洞谷では吸われた登山者にも出会った。 雨の日などにはヤマヒルがピョンピョン飛び跳ねていることもあるようだ。 工事関係者から出た言葉も、ヤマヒルに気をつけろよということだった。 |
写真
感想
今回のコースでは、石灰岩帯(お猿岩近く)まで登ってしまえば、アップダウンの気にならない軽快な歩きが楽しめる。 ただ、陽射しを遮るものは少なく、暑い日は大変そうだ。 驚いたのはシカなどの食害。 いろいろな山でシカ避けネットを見てきたが、霊仙山ではこうしたネットは見かけなかった。 そのためか、草原にも笹原にも緑色のものは少なく、草の茎だけが残っている状態になっている。
登山道で姿は見なかったが、樹林帯ではケーン・ケーンという甲高い鳴き声が何度も響き、水溜りの周りは蹄跡が土を耕した状態を作っていた。 西南尾根では、死後何日も経たない姿を横たえていたが、それ程頭数も多いという事なのだろう。 この山から草花が消えてしまう時が来るのかもしれない、そう思わせてしまうインパクトがあった。 そうなれば、この山からシカが居なくなるのだろうが、それもそう遠くないような気がしてならない。
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はじめまして yamauchi-mさん!
霊仙山は最近知った山なのですが、5年前にはお花がもっとたくさん見られたのですね
鹿の多さには他の方のヤマレコ記録を見ても、驚くばかりです。
お猿岩なのですが、実は私もどこをどう見たらお猿に見えるのか分からず・・・、とても気になります
そうなんですよ、霊仙山は花の百名山だったはずなのに、今はそんな気配が感じられません。
5年前の花の写真です。
↓
http://yamauchi.maxs.jp/kihon/film/ryozenmain.html
六甲山にもたびたび来られているんですね。
私たち夫婦は、軟弱な”山歩きたい”で、padmaさんの行動力には驚かされます。
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