堂満岳
- GPS
- 05:04
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 853m
- 下り
- 836m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
堂満岳の東陵は台風21号の影響による倒木が多いと聞いていたが、登るには問題ないほどに整理されていたように思う。尾根筋に出るまでは積雪はほとんど無し。尾根筋からはノートレースであり、雪の中を慎重にルートファインディング。堂満岳山頂から金糞峠までは50cmはゆうに越える積雪だったが 一人分のトレースがあったので、トレースを辿ることが出来た。 |
写真
感想
スノーシューを携行して、いざ野坂山地へと向かったものの、マキノ高原に入ると雲ですっかり山容が覆われており、予報では午後からの雨が既にに降り始めたので、晴天が見られていた比良山系に向かうことにした。マキノ高原からは約40分ほどで登山口に。
湖西道路から見上げる堂満岳は山頂付近は真っ白であり、霧氷の美しさを予感させる。晴天が続くことを期待して登山開始したが、そんなに都合よくことが運ぶわけがない。ノタノホリあたりで雪がちらつき始める。東陵尾根に上がると山道は完全に雪に覆われていたが、驚いたことにトレースがなかったことである。ルート・ファインディングしながら雪にトレースをつけていくというのは多少の不安はあるものの、なかなか出来ないことである。
頂上直下の登りはかなりの急登であり、しばしば2本のポールを片手にホールドを探す。慣れた者でなければ下りに向かないかもしれない。頂上に着いた時にはなんとか眺望が得られ、琵琶湖は勿論、打見山、釈迦岳への稜線がみえた。しかし、頂上を後にすると、すぐに吹雪がはじまり、山頂付近は雲の中となってしまった。南北の比良峠を結ぶ尾根道に入ると昨夜、降ったばかりと思われるかなりのパウダースノーである。良質な雪を踏めしめる踰越に浸りながら、金糞峠を目指した。金糞峠からの青ガレは確かにガレ道の急降であるが、雪があるせいで下りやすくなっている箇所も少なくないと思われた。雪の上にわずかに一人分のトレースがあったお陰で、ルートファインディングに苦心しなくて済んだのはとても有り難かった。
数日前に登った武奈ヶ岳の踏み固められたトレースに比べると、この山の人気の無さは以外である。その割には登りごたえのある山であり、また山道によってみせる表情の変化にも富む魅力的な山であった。
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