南比良縦走(霊仙山、権現岳、ホッケ山、蓬莱山、打見山、比良岳、烏谷山、堂満岳)


- GPS
- 09:00
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
天候 | ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、無線中継所の約200m手前権現山登山口の分岐にあり。 |
写真
感想
天気予報では晴れだったので、比良の南端から北に向かって行ける所まで縦走しようと考えた。栗原無線中継所跡までバイクで行き、下山地から交通機関で堅田駅まで戻り、嫁に車で迎えに来てもらい、バイクを回収する予定だ。自宅を出るときは曇っていたが雨が降るような様子ではなく、天候回復傾向と信じて登山開始。しかし、霊仙山に取り付くも途中から完全にガスの中。権現山に着くも、下界は全く見えなかった。稜線では琵琶湖側からガスを運んでくる風で涼しいが、稜線までは蒸し暑く、かなりの汗をかいた。本来なら琵琶湖を見下ろす稜線歩きだが、今日は全く視界が利かず、蓬莱山までは一人の登山者とも会わなかった。打見山ではロープウェーで登って来た家族連れやカップルがいたが、視界がないので気の毒なような気がした。ロープウェーの駅でコーラを飲んで元気をチャージし、先を急ぐが、シカ除けの電気柵があり、打見山から木戸峠への最短ルートが通れないため、少し蓬莱山方向に戻り、汁谷経由で木戸峠に向かい再度縦走路にのった。相変わらずガスの稜線を歩き、比良岳、烏谷山と進み、金糞峠まで来たところでやっと下界が見えた。金糞峠休憩中、スパッツに山ヒルが2匹付いていたが、幸い吸血される前で助かった。ここから、武奈ヶ岳へ向かい、時間に余裕があれば釣瓶岳、地蔵山と考えていたが、金糞峠より上は未だガスの中であることと、ヒルの出現でテンションがダウンし、少し戻って堂満岳を踏んで下山することにした。堂満の山頂直下で、「ヤッホー、ヤッホー、ヤッホー」の合唱が聞こえたと思うと、熟年山岳会の20人ほどと対向したので道を譲った。堂満岳から先の下りは、急斜面のうえによく滑り、膝と足首に負担がかかる。人里までは結構時間がかかる。ノタノホリから桜のコバまで下り、舗装路に出た付近で、15年ほど前に知人が熊に襲われ20針ほど縫う大怪我をしているので、熊鈴を鳴らしまくった。下界に降りると照りつける太陽は真夏と同じであった。比良駅にたどり着くと駅前の商店はいつものように地元のおじさん達が昼から飲んでいた。また、ワンちゃんが改札まで見送ってくれる。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する