蓼科山に初詣（女の神茶屋より）

2018年01月01日(月) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 7.4km
• 登り: 857m
• 下り: 854m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:03

7:23 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
9:02 9:03 標高2110m標識
9:16 9:17 幸徳平
10:48 10:53 蓼科山
10:55 10:55 蓼科山頂ヒュッテ
10:59 11:02 蓼科山
11:03 11:13 蓼科神社奥宮
11:14 11:20 蓼科山
11:20 11:20 蓼科山頂ヒュッテ
11:21 11:21 蓼科山
12:18 12:18 幸徳平
12:33 12:33 標高2110m標識
13:25 13:25 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
13:26 ゴール地点

天候

曇りときどき晴れ。山頂はマイナス10度/風速10mぐらい??

アクセス

利用交通機関：

自家用車

諏訪南I.C.を下りて北に向かいビーナスラインで女の神茶屋へ。I.C.下車後は前日の雪で道路が凍っていたので慎重に行きました。

コース状況／危険箇所等

大晦日の雪が降っていたためかフカフカの道で凍っているところは少なく、森林限界以下で岩がむき出しのところはそれほどありませんでした。とはいえ急登が続く登山道なのでしんどかったです。頂上の岩の隙間は踏み外すとももまで潜りました。下山直前、同行者がアイゼンの前爪を笹の根っこに引っ掛けて大転倒しました。

その他周辺情報

蓼科温泉共同浴場 http://tateshina.ne.jp/onsen/tateshina_onsen.htm
浴槽はひとつだけ、ボディソープのみでシャンプー無し。シャワーがないため体を洗うときは桶にお湯と水を混ぜて適温にします。脱衣所で休憩できますが、玄関を開けたら目の前が番台で待ち合わせる部屋がありません。そのような簡素なつくりですが、硫黄の香りがするぬるてかのいいお湯です。古い設備ながら清掃が行き届いていてたいへん清潔です。西日のまぶしいピンクのタイルの浴室はひなびた雰囲気でリラックスできました。

写真

1/1 6:41

凍った道を長々走ったのは初めて。ゆっくり進んだおかげか怖い思いをすることなく登山口へ。

1/1 7:21

登山口のトイレは非常に清潔です。

1/1 7:29

登り始めは笹原を進みます。あとから気づいたのですがストックはたたんでおいたほうが楽でしたね。

1/1 7:32

本日一番のサルオガセ。

1/1 7:33

サルオガセファンとしてはとろろ昆布具合がたまらない。

1/1 8:11

初めて熊棚を見ました。

1/1 8:22

いきなり急坂だったのでさっさとアイゼンを装着。

1/1 8:40

!

1/1 8:53

このまっ平らなところはなんだろ?（d）
三角屋根だから縞枯山荘？と思いましたが、どうやら違うようでした（p）

1/1 8:56

急坂なので振り返るとたまにこういう景色が覗けます。

1/1 9:01

看板があったらしばらくは平坦な道が続きます。

1/1 9:28

再び急登に入ったらずいぶんと曇ってきた。

1/1 9:36

2100m付近から大きな結晶の樹氷があった。グラニュー糖をまぶした感じ。

1/1 9:54

夫婦げんかしながら登る。

1/1 10:30

ペンキの付いた岩が見えました。

1/1 10:32

1/1 10:35

寺山修司の映画でこういう映像みたことあります!

1/1 10:35

しばらく山頂の南側をまく感じで岩の間を進むのですが、アイゼンが岩にカリカリしてうまく歩けない。

1/1 10:47

ピリッとした空気が漂う中、静かにうかれながら黙々と進む。

1/1 10:50

お話をした方が「今日は風が弱いよー」とおっしゃっていたのですが、やはりバラクラバをかぶらないと痛い。が、装着がうまくいかずメガネが曇る。

1/1 10:54

蓼科山頂ヒュッテは年越し営業していたようです。

1/1 10:58

山頂に到着。

1/1 11:02

さて、本日のメインイベントといきますか。

1/1 11:09

お社がありますので初詣します。

1/1 11:05

安全登山祈願。（d）
「今年はすぐにキレないようになります…」と神様に誓った数分後からブリブリと怒り出す私（p）

1/1 11:10

今年こそはやせますように。

1/1 11:10

賽銭箱が雪でいっぱいだったので10円玉をねじ込んできました。

1/1 11:10

展望ゼロなので下山。

1/1 11:32

山荘の隣を通り過ぎたら晴れ間がみえやがった。

1/1 11:41

森林に戻るあたりで展望が良くなった。脳みそみたいなウネウネ。

1/1 11:46

南アルプスは雲の中。

1/1 11:47

八ヶ岳も雲の中。

1/1 11:48

やべえ、青い。

1/1 11:56

西日が樹氷に反射してる。

1/1 11:56

いいものが見れて天国でした。（d）
この辺りでザックのポケットからお財布を落としてしまい、スルスルとセルフで雪山を降って行ってしまいました。シリセードならぬ財布セード（p）

1/1 12:18

中間地点の平らなところ。

1/1 12:50

俺の支度の遅さに怒りがMAXに達した妻が激おこになっており、恐ろしい形相と速度で下っていく。（d）
鬼瓦みたいな顔をしていたと思います（p）

1/1 12:55

アイゼンを笹の根っこに引っ掛けたため推進力そのままに90度回転しギャグマンガのように地面にたたきつけられた妻。決定的瞬間を写真に撮らなかったことを今でも後悔している。（d）
本当にキレイに転びました。転び検定なるものがあれば初段位には認定されても良いレベルかと。幸い大した怪我にならずに済みました。これも初段レベルだから成せる技でしょう。（p）

1/1 13:11

熊棚にも雪が。丈夫!

1/1 13:24

げざーん。

1/1 14:40

プール平の共同浴場。見かけ通りの味わいのある風呂でにじうまる。（d）
登山翌日に起こる偏頭痛が無かったのもここのお湯のおかげ？良い温泉でした（p）

1/1 15:21

蓼科山を下から望む。プリンのようだと聞いたけどほんとうにそう見える。

1/1 15:24

山の上から望めなかった甲斐駒ヶ岳をパチリ。

撮影機器：

Nikon 1 V2 ニコン

iPhone 7 Apple

装備

備考

男のほうです。

【足元】FITSの厚手の靴下 + ネパールEVO + ロングスパッツ + 12本爪アイゼン

【トップス】薄手のメリノウール + U.L.サーマラップジャケット + ストームクルーザー
最初は夏用のフリースを着ていたけれども、停滞時に寒かったのでサーマラップジャケットに交換。汗抜けもよくて停滞しても暖かく動いていても暑くない。体感気温があとマイナス5度低くてもいけそう。

【ボトムス】ibexの一番薄いタイツ + Verb Pants ＋ ストームクルーザー
まったく問題なし。

【ザック】Paago Works Rush28
大好きなザックですがフォルムや開け閉めが特殊なので手袋したままの操作や大きな物を頻繁に出し入れするには不向きな気がします。アイゼンやお湯の入った大きい水筒を持ち歩いてもいつもどおりのぴたっとした背負い心地なので移動するには快適なんですけどねえ。

【その他】モンベルのバラクラバ、防寒テムレス
これより寒くなると防寒テムレスでも指先が冷えそうな気がしますがそんなものなんですかね。

感想

popopopop

今冬の集大成は蓼科山にしよう！と言っていたのですが、お正月だし初詣もしたいし蓼科山に行ってみよう！となりました。集大成は撤回です。
ケンカの内容は犬でも食わない位どーでもいい事なので割愛しますが、とにかく雪山では普段よりもシビアに効率を考えて行動してもらいたいのです…とか言ってるわりに、自分も財布を雪上に落としてしまったりとか（スルスル滑って追いかけるのが大変だった…旦那が回収してくれた）、何もないところで笹の根に引っかかってずっこけたり、ほんとはたくさんやらかしてるのは私の方かもしれないと思いました。あー課題はたっぷり。
でも今年も楽しく爽やかな山行が出来ますように。。

dududuup

新年はどこか遠くの雪山に遊びに行きたいと思っていましたが、鳥居があることが決め手となり蓼科山へ。雪山を始めたばかりで不慣れなことが多く、気が短い夫婦は行程の半分ぐらいは喧嘩をしており最後は憮然と下山してきました。疲れてると売り言葉に買い言葉になりやすいんですが、思った以上に体力使ったんですかねえ。山では冷静でいたいものです。
とはいえ、新年から雪山ちょびっと森林限界超えができて一つ階段を登れた感じがしますので、幸先のいい登山だと思います。いろんな方にお話できてそれぞれの楽しみ方をされており非常に刺激になりました。