大晦日の石尊稜（赤岳鉱泉〜横岳西壁〜地蔵尾根〜行者小屋）

2017年12月31日(日) [日帰り]

• GPS: 13:20
• 距離: 10.3km
• 登り: 776m
• 下り: 1,297m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:51
• 休憩: 2:27
• 合計: 13:18

距離 10.3km 登り 776m 下り 1,299m

6:43 赤岳鉱泉
14:40 14:53 石尊峰
15:02 15:09 鉾岳
15:13 日ノ岳
15:21 二十三夜峰
15:34 15:56 地蔵の頭
16:26 16:34 行者小屋
16:54 18:29 赤岳鉱泉
19:22 19:23 堰堤広場
19:57 19:58 美濃戸山荘
20:01 ゴール地点

天候

12時までは晴れ、以降は曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸山荘から赤岳山荘までの路面は凍りついているが、四駆車＆スタッドレスタイヤなので赤岳山荘駐車場まで入れました。
年末なので駐車している台数は多め。

コース状況／危険箇所等

一般道から石尊稜取り付き迄には、しっかりしたトレースあり（途中で分岐2箇所）
取り付きに至る最後の登りは岩場と草付きを交えた急斜面を右上するが、結構緊張する。
本山行の確信である1ピッチ目の下部はペツルが出ているが、上部で左上した場合は支点が無い為、緊張感のある登攀となる。（上部は複数ルート在る模様）
2ピッチ目から上部岩壁までは、草付きの登りや雪稜歩きとなる。
至る所に丈夫な木が生えている為、ランニングは取り放題で割と楽に距離と高度を稼げる。
上部岩壁の開始位置から右にトラバースして一般ルートに合流するルートも在る。

写真

12/31 5:28

朝食は乾燥米を2袋

12/31 6:53

赤岳鉱泉から行者小屋に向かう途中の橋を超えて直ぐに左

12/31 7:11

12/31 7:14

振り返る

12/31 7:43

ルートを忘れない為にマメに振り返ります

12/31 7:44

ここに至る迄に分岐が2箇所、本ルートの地図をダウンロードしていたので、ヤマレコMAPで確認しながら歩く

12/31 7:47

この辺りでアイゼンとガチャを装着しておくべきでした

12/31 7:56

相方が登ってくるのが見えます

12/31 8:12

中途半端な場所でアイゼンとガチャを装着

12/31 8:19

振り返る

12/31 8:32

取り付きに向けて右上します

12/31 8:36

12/31 8:42

先行パーティーは男女のペア

12/31 8:42

12/31 8:42

下はこんな感じ

12/31 8:45

1ピッチ目の右の支点

12/31 9:03

1ピッチ目の左の支点に移ります

12/31 9:22

12/31 9:27

中山尾根かな？取り付きに3人います。

12/31 9:39

3箇所はクリップできた（ペツルは2箇所だったかな？）
ボルトが雪で埋まっていたら、かなり厳しそうな予感・・・

12/31 9:45

左上します

12/31 9:47

振り返る

12/31 9:51

12/31 9:54

本山行の確信である、1ピッチ目の最後を振り返る
左手を心許ない草付きを握り締め、右手を草付きに突き刺したアックスで体を引き上げます
セカンドでも怖く、トップは此処でミシン踏んだとのこと

12/31 9:57

トップ交代、ここから上部岩壁まではランニング取り放題

12/31 10:05

12/31 10:05

12/31 10:08

12/31 10:15

12/31 10:23

12/31 10:23

12/31 10:34

岩の左右を行くルートがある模様
左ルートを選択

12/31 10:52

12/31 11:16

12/31 11:31

ロープが絡んでしまった為、短めにピッチを切る

12/31 11:44

1ピッチ目のリードで抜け殻になっていたA氏が復活

12/31 12:04

振り返る
難しくは無いが、両サイドは落ちたら停止できない急斜面

12/31 12:04

12/31 12:09

12/31 12:09

岩の左を行きました

12/31 12:24

ナイフリッジを通過

12/31 12:53

ナイフリッジ辺りからは時間短縮の為にコンテで歩いた方が良かった（取り付きまでザイル無しの方が遥かに危ない）

12/31 12:56

12/31 12:59

12/31 13:03

12/31 13:16

雪稜は続く、上部岩壁が見えます

12/31 13:19

12/31 13:35

右側、上部岩壁からトラバースしている先行パーティーの2名

12/31 13:35

左側

12/31 13:59

12/31 14:02

12/31 14:13

上部岩壁から見下ろす

12/31 14:32

確かペツルが2箇所
正規ルートは、この岩稜を登って右方向だと思うが、トレースが在った為、此処から右にトラバース

12/31 14:36

ロープは片付けて、急斜面のトラバース

12/31 14:39

12/31 14:45

ヤマレコMAPで確認すると、ダウンロードした地図のルートから若干、右に外れていました

12/31 14:47

正規ルートに戻るのも考えたが、トラバースは大変そうだったので、少し戻って適当な所を登ります

12/31 14:49

12/31 14:49

12/31 14:52

12/31 14:53

トップの直ぐ上で一般ルートに合流

12/31 14:55

ふぅ〜

12/31 15:03

まっちろなので、気を付けて下り始めます

12/31 15:04

12/31 15:05

12/31 15:08

振り返る、この辺りのサイドは急斜面

12/31 15:09

12/31 15:11

トレースは、ばっちり在ります

12/31 15:12

12/31 15:14

12/31 15:16

縦走路を歩くのは楽しい

12/31 15:17

12/31 15:19

12/31 15:21

気を抜かないのを自分に言い聞かせて歩きました

12/31 15:27

12/31 15:28

暫く休憩した後に地蔵尾根を下ります

12/31 15:53

12/31 15:57

12/31 15:58

赤岳主稜と石尊稜、年末山行を無事に終われそうです
手を合わせました、お賽銭は入れてないけどね

12/31 15:59

12/31 16:00

毎回思うが、地蔵尾根の下りは一般ルートとしては厳しい
人により異なるが、自分は地蔵上り、文三郎下り派の一員

12/31 16:05

「先に行かせてくれ」と、自宅まで帰るというハイカーが抜いていきました
鈍足だけど、俺たちも同じだ(笑)

12/31 16:11

最後まで気を抜かない

12/31 16:14

12/31 16:23

12/31 16:40

少し吹雪いてきた

12/31 16:52

写真は取れなかったが、小屋には人が沢山
初日の出を赤岳で見る人が多いのかな

12/31 16:54

年越しを山でした事は無いが、テント数も多い

12/31 19:20

12/31 19:55

12/31 19:59

赤岳山荘に到着
この駐車場、美濃戸山荘の駐車場も殆ど車で埋まっていた

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 日よけ帽子 靴 ザック アイゼン 行動食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ ポール ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング ディッセンダー アイスアックス

感想

iwanon

昨日の赤岳主稜に続いての登攀。
同レベルとされる赤岳主稜と比較すると、石尊稜の1ピッチ目の上部はピンが遠いので辛いが、それ以外は草付きの登りや雪稜歩きがメインになる。（石尊稜の上部岩壁はトラバースして、すっ飛ばしているけどね）
難所は石尊稜、平均点を取ると赤岳主稜の方が難しいといった感じ（と言っても両方アルパイン初級）
本ルートの左右にもルートが在る為、掛け声は頻繁に聞こえる。
とりあえず、怪我もせずに充実した年末山行をする事が出来て良かった。