リハビリ 上高地〜西穂高独標(寸前撤退)〜西穂高口


- GPS
- 09:30
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 367m
コースタイム
0645上高地BT-0651河童橋(朝食・休憩・散策)0721-<梓川散策>-0824ウエストン碑-0930西穂登山口
0841西穂登山口-<中尾根>-1028宝水-1155上高地・焼岳分岐-1214西穂山荘(昼食・休憩)
1333西穂山荘-<丸山>-1350お花畑-1400丸山1425-1454西穂山荘(宿泊)
【2日目】
0700西穂山荘-<散策>-0829西穂高口0845-<ロープウェイ乗り継ぎ>-0905新穂高温泉
天候 | ■9月18日=初日 曇りのち晴れ ■9月19日=2日目 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスターミナル ▽新穂高温泉(岐阜県側) バスセンター |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 ・危険箇所はありません。しっかりと整備されています。 ■登(下)山ポスト ・上高地側はバスターミナル、西穂登山口にあります。 ・新穂高温泉側はバスセンターにあります。 ■日帰り温泉 ・新穂高温泉に多数(鍋平高原の露天風呂は石鹸、シャンプーの使用不可) ・利用したのは「中崎山荘 奥飛騨の湯」。バスセンターまで徒歩2分。 大人800円、子供400円(割引券=西穂山荘でも配布=で700円、300円に)。 白濁湯。休憩所で飲食できます。ザックの預かり棚も完備しています。 清潔な施設。無料ロッカーは25リットル級ザックも収納できる大きさです。 |
写真
感想
台風接近の三連休。前の週末に表銀座で悪化させた左膝を気にしつつも、上高地の散策に出かけました。
天気が回復して、さらに西穂山荘の個室キャンセル待ちが取れたら、独標まで登ろうか、ということで。
果たして、河童橋は濃霧の中。と思いきや30分もすると山容が現れ、しかも西穂山荘に空きが出ました。
喜ぶ私、呆れ果てる妻。河童橋から梓川沿いに歩を進め、急激に回復する景色を堪能しながら登山口へ。
趣のある登山口には登山届を提出。しっとりとした山道をゆっくり登ります。すでに左膝には違和感が。
それでも、上り坂はそれほど苦になりません。旧友でもある主治医も「まあ、いいか」と話していたし。
中尾根を進み、宝水が近づくと、樹林の間から穂高連峰が見えてきます。眼下には大正池と上高地です。
地図には、道迷いに注意するよう書いてありますが、当該箇所は左右に緑色のロープが張られています。
平坦部が続き、木道を過ぎると、ヤマトリカブトが咲く坂に。あっという間に焼岳への分岐に至ります。
ここまで来ると東側の視界が開けます。深呼吸。喧騒に近いざわめきが聞こえてきたら、西穂山荘の脇。
正午すぎ。快晴の空の下、みなさん思い思いの昼食を楽しみ、寛いでいます。私たちはレストハウスへ。
有名な西穂ラーメンで腹を満たし、午後1時まで待ってチェックイン。部屋の窓からの眺めも抜群です。
小休止の後、西穂独標へ。山荘前の岩場を登りきると緩やかな登り坂が続き、左右の山並みが圧巻です。
独標から先、西穂高への頂が眼前に飛び込みます。右回りに明神岳、霞沢岳、焼岳、笠ケ岳、双六岳。
気が逸ります。独標はすぐそこ。ただし、このザレ気味の坂を下ってくることを考えると左膝に不安が。
断腸の思いで撤退。丸山では「私はプロなんです」という方に記念撮影していただき、山荘へ戻ります。
書庫を覗くと、さすがに「岳」がそろっています。意外にも、深代惇郎の「天声人語」までありました。
地酒を味わいながら夕食を平らげ、深夜には満天の星を仰ぎ見て、ぐっすりと眠って、朝食もおかわり。
翌朝は西穂高口まで、ゆっくりと散策しました。やはり下りになると膝が痛み、独標断念は正解でした。
ロープウェイからも特筆すべき絶景。今回の山行で初めて、前の週とは逆方向からの槍ヶ岳を見ました。
新穂高温泉の日帰り湯も抜群の快適さ。バスセンターで下山届を提出し、帰りのバスに乗り込みました。
誤算は、崖崩れで158号線が通行止めになったこと。連絡ミスも重なり、安房トンネルを2往復しました。
車内では運行記録装置や非常ドアの警報が相次いで鳴り響く大混乱。それでも、怒り出す客はいません。
バスは乗鞍高原を迂回して松本へ。前席の米国人夫妻に説明すると、むしろ楽しんでいて余裕綽々です。
帰宅してから、旧友に膝を診てもらいました。出発前夜の電話と同趣旨で、「少しなら、山もいいよ」と。
旧友「で、次はどこに行くの?」。私「体調と仕事の予定を考えながら、無理のない日程とコースを」。
大腿四頭筋が弱っているのは事実です。当面、スクワットとバイクのトレーニングを薦められました。
コメント
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こんにちは子連れ尾瀬テン泊で書き込みしていただいた
Nicolasです。
上高地は尾瀬の前に行ったのですが、その時はバスターミナルから横尾方面だけで、大正池方面には行ってませんでした。
まだまだ上高地を起点として見るところ、登れそうなところがありますね。
上高地にはまだまだ魅力的なところがあると再確認させてもらいました。
今年は秋、冬も日帰り登山で奥多摩方面などチャレンジしてみたいと思います。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
この週末、八ケ岳の麓で雑用を片づけてきました。
時間に余裕がなく、膝も復調していないため、
山には登らず、美しい頂を見上げただけでした
それでも次の週末は尾瀬だ! と思えば
Nicolasさんご家族が歩かれてから3週間余りの錦秋。
30年近い付き合いの友2人と、ゆっくり散策します。
記録を参考にさせていただき、改めてご報告します。
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