記録ID: 1355030
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
涸沢岳西尾根より涸沢岳
2018年01月07日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,153m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:04
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 12:44
最初は雪が降っていたがすぐに止み、快晴の中で登山ができて良かった。
天候 | 2018/01/07:深夜は雪、未明より快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【新穂高〜白出沢出合】 スタートより深雪の右俣林道を歩く。ここ数年は、年末の右俣林道を毎年歩いていたが、今年の積雪は非常に多い気がする。しかしながら今回は年末年始山行の方々による立派なトレースが出来上がっていた。おかげで夏と変わらない時間で歩けた。年末年始に歩いて立派なトレースを作ってくださった何人もの方々には頭が上がらない。現状は完全なわだち道であるが、今回の連休明けより3月くらいまでは人の出入りが少なくなるであろうから、今後はトレースの期待ができない。 【白出沢出合〜2400テント適地】 例のトウヒからスタート。もはや説明不要の目印だらけのバカ尾根をガンガン登る。積雪により先人のトレースが薄くなっていたが、ベースはしっかりと踏み固められていたためラッセルもなく快適に歩くことができた。2,000m弱のところで1箇所急斜面があるが、灌木にフィックスロープが掛けられているため安心である。しかしながら、数年前の3月に歩いた時はこういったお助けロープの類は雪に埋まっていた記憶がある。まあそうなっていてもキックステップで登れるかと。 【2400テント適地〜蒲田富士】 ここから自分が一番手となりラッセルスタート。テント適地直後の急斜面は仕方ないにしても、蒲田富士稜線部の新雪が意外と手強かった。年末年始に歩いたと思われる先人達のトレースは消失しており、さらに暗闇であったため、ナイフリッジ歩きにかなり気を遣った。暗いとどこまで稜線上でどこから雪庇なのかが分かりにくい。蒲田富士直下の急斜面はフィックスあり。これは半分くらい埋まっていた。今回掘り起こしたが、今後埋まるのは時間の問題である。というかもう埋まってるかも。ちなみにラッセル区間はこの区間と、せいぜいF沢のコルまでであった。トレースを刻んだ先人の方々には本当に感謝。 【蒲田富士〜涸沢岳】 F沢のコルへの下りだが、去年の記憶が飛んでしまいどこを下降するのか忘れてしまった。暗闇の中を30分ほどウロウロしたり違うところを下ったりしていた。ヘッデンしていても離れた下方向は見えづらいと改めて気付いた。F沢のコルから涸沢岳まではルンゼ状に稜線めがけて登っていく。新雪でふくろはぎまで潜るが気にせず直登。稜線は近くに見えるが中々近づかない。また、稜線上はめちゃくちゃ風が強そうなので、今回は山頂までトラバース気味に歩いた。涸沢岳山頂は貸し切り、爆風吹き荒れめちゃくちゃ寒い。1時間滞在した自分に拍手。周りの山を見回すと、岐阜県側の斜面は雪がほとんど着いていない。風で飛んでしまったのか。 |
その他周辺情報 | 新穂高は観光客が多かった。下山して賑わっている新穂高を見るまで観光地であることを忘れていた。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | バラクラバを忘れたことに稜線で気付いた。鼻と耳が痛かった。ネックウォーマーがあってよかった。 |
感想
年末年始は恒例ににりつつある右俣林道。今年も来ました。いつもは賑わう年末年始だが、連休終盤であり翌日8日からは天候が崩れることもあってか、ほとんど登山者とは出会わず静かな山行であった。とはいえ年末年始ラッシュがあった痕跡(トレース)はしっかりと残っており、かなり楽させてもらった。先人の方々本当にありがとうございました。今回日帰り登山なので、涸沢岳留まりであったが、奥穂に行くのも捨てがたい選択肢だった。次来るときは泊まりの山行を行いたい。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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