黒姫山でラッセル三昧(表登山道ピストン)


- GPS
- 34:50
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
天候 | 19日:曇り時々小雪 20日:快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
長野駅ー黒姫駅間は1時間に1本ペースで所要35分(しなの鉄道北しなの線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
表登山道: 下部には古いトレース跡が読み取れる所も有りましたが、基本的にフルラッセルでした。上部は結構な斜度が有るので雪の状況を確認して雪崩に注意しながら独自にコース取りした方が良いと思います。今回はデブリやクラック等の兆候は見られませんでした。 外輪山稜線: BCの方のスキートレースがしっかり付いていますが、ワカンでは所々でヒドゥンホールの踏み抜きがみられました。 |
写真
前日の富山駅のセブンイレブンで見つけた立山のスリムな紙パック1.2L。さすがに1泊では多過ぎるので前日に少し味見をして5合程度に軽量化しておきました?!
お腹も満ち足りて身体も温まったところで、疲れも手伝い7時前には就寝しました。
その後は除雪された一般道で街灯も有り、暗くなってもヘッデン無しで問題無く歩けました。
感想
前日に富山に用事が有ったものの、積雪期の富山で手の出せそうな手ごろな山を見つけられず、その日の内に長野まで戻って一泊しての計画です。5:14長野始発の電車で向かえば6時には黒姫駅を出発でき、登山口まで1時間もかからずに歩けるので、公共交通機関を利用してのアクセスとしては良好な方ですが、時間の読み間違いで数分遅れで始発に乗り損なってしまい、予定の1時間遅れのスタートとなってしまいました。
当初の予報では2日とも良い天気で、少なくとも初日は曇り程度でしたが、当日は小雪が舞って登るにつれてガスも出てきて全く眺望が得られず中々モチベーションの上がらないコンディションでした。
表登山道は町民の森の範囲には少し古い踏み跡が残っていましたが、本格的に登りが始まる頃には完全なノートレースでした。雪質は最初の内は堅めのモナカで下の雪もそれなりに締まっていましたが、高度をあげるにつれてモナカの下の雪のしまりが緩くなり、一度急斜面でワカンでは厳しいと判断してアイゼンに履き替えてみましたが、途端に股まで踏み抜いてしまい、再度ワカンに履きなおしてその後は無理やりキックステップで進むことにしました。
そんな訳で、中々高度を稼げず時間ばかりが過ぎて行き、予定の外輪山上での幕営は諦めて適当な平場を見つけて早々に幕営としました。更に当初の計画では翌朝に黒姫山山頂を踏んでから御巣鷹山をピストンするつもりでしたが、このラッセルのスピードでは無理と判断し、黒姫山のみでスキー場側に下山してアスティー黒姫で汗を流してから帰ろう等と考えながら眠りについて目覚めたのが驚きの6時過ぎ!いつもなら疲れていても3時頃には一旦目が覚めるのですが、山でこんなにぐっすりと長時間寝たのは初めてです!そんな訳で折角の快晴にもかかわらず、前日に何の準備もせずに寝てしまったのでテントを畳んで出発したのが9時半でした!
その後も益々斜度があがりラッセルに難儀しながら外輪山の稜線に乗ったのはお昼を回っていました。稜線上はスキーのトレースがしっかり付いていたので程無く黒姫山山頂を踏めましたが、復路で予定していたスキー場トップへの下降点が見つけられず、行ったり来たりして、最終的には自分の辿って来たトレースを見つけてそのまま途中まで下ってからスキー場の下部に出ようと下り始めました。しかしながら、時間も時間なのでスキー場のお風呂には寄らずに真直ぐ黒姫駅を目指すことに変更したところショートカット出来そうな新しい踏み跡を見つけて、何とか明るい内に別荘街の奥に無事下山しました。
目的の御巣鷹山には登れませんでしたが、十二分にラッセルを堪能出来て充実の山行となりました。
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