高見山（高見登山口〜たかすみ温泉）

2018年01月21日(日) [日帰り]

• GPS: 04:24
• 距離: 8.7km
• 登り: 820m
• 下り: 836m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:23

8:40 杉谷登山口
9:39 9:43 小峠
10:16 10:16 大峠
10:58 11:12 高見山
11:56 11:57 杉谷・平野分岐
12:23 12:24 高見杉
12:58 12:58 平野登山口
13:03 たかすみの里

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）
近鉄大阪線 7:19 名張 → 7:34 榛原
奈良交通 霧氷バス 8:15 榛原 → 8:53 高見登山口（￥1060）
http://www.narakotsu.co.jp/rosen/rinji/2018muhyoubus_takamisan.html

（復路）
奈良交通 霧氷バス 15:00 たかすみ温泉前 → 15:43 榛原（￥1100）
近鉄大阪線特急 15:53 榛原 → 16:34 伊勢中川
近鉄名古屋線特急 16:37 伊勢中川 → 17:38 近鉄名古屋
JR東海道新幹線 のぞみ38号 17:55 名古屋 → 19:14 新横浜

コース状況／危険箇所等

■高見登山口〜小峠
登山道へは民家の横を入る。登山道は旧伊勢南街道になっており、石畳の箇所があるなどよく整備されている緩やかな登り。小峠の手前に崩落による迂回路あり。

■小峠〜大峠
小峠からは少し車道を歩き、すぐに登山道に復帰する。登山道への分岐がわかりにくいので注意。小峠からの道は小峠までの道と比べてやや荒れている。地すべり工事箇所は開けており、台高山脈が見渡せる。地すべり工事箇所からは緩やかに下り、苔むした岩を過ぎると大峠に到着する。

■大峠〜山頂
大峠から山頂まではつづら折りの急登。辛抱して登れば一旦展望の良いショルダーに出る。ショルダーで落ち着いたのも束の間、すぐにつづら折りの急登が始まる。植生が変わるともうすぐ山頂。

■山頂〜たかすみ温泉
山頂からは落葉樹林の尾根を下っていく。山頂付近に一部凍結箇所があるが、アイゼン不要。小峠への分岐点から先はややガレた道を下っていく。1箇所渡渉してさらに下ると小屋の脇にすっくと立つ高見杉に到着する。高見杉からしばらく杉の中の平行道を進む。やがて木の階段が現れ、その先はひたすら木の階段を下って行く。

その他周辺情報

たかすみ温泉 ￥500（霧氷バス利用客は￥100割引券がもらえる）

写真

1/21 8:37

本日も霧氷バスで高見山登山口まで来ました。

1/21 8:41

登山口へは少し車道を戻ります。

1/21 8:42

民家の脇が登山口になっています。

1/21 8:44

祠がありました。

1/21 8:45

登山道は旧伊勢南街道に当たり、歴史を感じさせます。

1/21 8:56

良く整備された登山道ですが、ふくらはぎが重く、ゆっくりとしたペースでしか歩けません。

1/21 8:58

撞木松だそうです。

1/21 9:08

古市、こんなところで市場を開いていたとは

1/21 9:17

虱とり

1/21 9:22

雲母曲（きららひし）、おもしろい名前の場所が続きます。

1/21 9:28

崩壊箇所がありました。迂回路が整備されています。

1/21 9:40

小峠に到着しました。ここから多くの人は直登していましたが、大峠に向かいます。

1/21 9:48

大峠への登山道はここを入ります。

1/21 9:54

小峠までの道に比べればやや荒れた感じがします。

1/21 9:58

それでもさすがは街道、歩きやすいですが、ペースは上がりません。

1/21 10:01

石畳跡、そういえば石が散らばっていた。

1/21 10:07

ベルギーワッフルのような地すべり工事箇所

1/21 10:09

ここからは国見山の方角が見通せます。

1/21 10:17

さらに足を進めると・・・大峠に到着したようです。

1/21 10:17

大峠の駐車場が見えました。

1/21 10:18

駐車場からはここを上がってくるようです。

1/21 10:20

ここからが正念場の急登です。ふくらはぎに響きます。

1/21 10:24

「高見山を越えるみち」という名前がユニーク

1/21 10:34

肩まで来ると高見山の山頂が見えました。

1/21 10:37

振り返ると台高山脈が見通せます。

1/21 10:39

前日に登った三峰山も見えます。

1/21 10:38

いよいよ山頂に向けて再び急登開始です。

1/21 10:56

山頂まであと300mまで来ました。ひい〜

1/21 10:56

まだ急登は続きます。

1/21 11:02

植生が変わると緩やかになりました。

1/21 11:05

あそこが山頂でしょうか？

1/21 11:06

最後の折り返しを曲がると山頂が見えました。大勢の人がこちらの方を見ています。

1/21 11:06

振り返るとそこには・・・おおっ

1/21 11:06

なんと霧氷が残っているではありませんか！

1/21 11:07

いったん高見山山頂1248mに登頂し

1/21 11:07

また戻って霧氷を鑑賞

1/21 11:07

三峰山をバックに

1/21 11:07

サプライズプレゼントですね

1/21 11:11

僅かですが、しっかりと枝についています。

1/21 11:12

険しそうな大普賢岳

1/21 11:12

霧氷と山頂の祠

1/21 11:14

山頂付近だけ別世界

1/21 11:15

山頂付近のみ氷の世界

1/21 11:16

来てよかった

1/21 11:18

下山します。

1/21 11:24

ほんのわずかだけ

1/21 11:26

笛吹岩

1/21 11:26

笛吹岩のそばにも少し霧氷が残っていました。

1/21 11:30

笛吹岩を過ぎると霧氷はありませんでした。

1/21 11:37

揺岩

1/21 11:41

国見岩、由緒正しい岩が残っています。

1/21 11:57

平野の方に下ります。

1/21 12:14

分岐点からの下りはややガレていました。

1/21 12:19

杉林の中を進みます。

1/21 12:23

避難小屋が見えてきました。

1/21 12:23

ここには立派な杉の木

1/21 12:24

高見山を代表する杉、高見杉

1/21 12:25

高見杉からはいくつか橋を渡って渡渉し

1/21 12:42

杉林の中の水平道を進みます。

1/21 12:47

その後はひたすら木の階段を下ります。

1/21 12:51

砂防ダムまで来ると階段はおさまります。

1/21 12:54

それでもさらにつづら折りに下ります。

1/21 12:56

2つ目の砂防ダムまで来るとあと300m

1/21 12:59

民家が見えました。

1/21 13:00

たかすみ温泉の方に進みます。

1/21 13:03

裏から周る道もあったようですが、車道を進んでしまいました。

1/21 13:05

たかすみ温泉到着です。ここで温泉に入り、霧氷バスがピックアップしてくれるのを待ちます。思いがけず霧氷を見ることができて大満足です。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

iPhone 7 Plus Apple

感想

やまぼうし

次の日は別の霧氷バスに乗り、三峰山の隣の高見山に向かいました。霧氷が見られないことは分かっていましたが、せっかくはるばるここまで来たので、関西のマッターホルンはやはり押さえておくべきと思ったからです。

登山道は大峠までは旧伊勢南街道なので緩やかな道でしたが、前日の疲れがふくらはぎに残り、スローペース。どんどん抜かれながら、マイペースで進みました。歴史ある街道をゆっくりと歩くのも趣のある感じがしました。小峠から先はほとんど他の登山者に会いませんでした。大峠から山頂までは急登。ふくらはぎの張りを我慢しながら、とぼとぼと登っていきました。

ようやく山頂付近まで来て最後の折り返しを曲がったら、10人以上の人がこちらを向いて昼食をとっていました。その視線の先には、何と、僅かながらですが、霧氷が残っていました。霧氷の先には前日に登った三峰山が鎮座していました。霧氷は完全に諦めていたので、ややあっけにとられましたが、急登を頑張ったご褒美のように感じられました。下山途中にあった高見杉も堂々たる一本杉で、その横を雪のあるときに歩きたいと思いました。

コメント

solosolokun

お疲れさまでした
霧氷が売りの『三峰山』『高見山』ですが、標高があまり無いので、天候の影響が大きいですね。

前の週はとても寒い日が続いたので、思いがけないところまで霧氷が楽しめたようでしたのに。

はるばる来られたのに、お気の毒だなと思って、コメ、してしまいました。

それにしても、説明が詳しくわかりやすいです。

それぞれの写真とコメントもいいですね。
うまいなーと感心しました。

お疲れさまでした。

やまぼうし

Re: お疲れさまでした
コメントを頂きありがとうございます。

三峰山では霧氷を見られませんでしたが、高見山ではさわりを体験することができ、良かったです。全面的に霧氷で飾られるとすごいんでしょうね。

今日はまた雪が降るようなので、下山すると雪が降る、は登山あるあるの一つのようですね。

三峰山、高見山とも、地元の人に愛され、歴史を感じさせる良い山でした。また機会があれば、今度こそ良いタイミングで訪れたいと思います。