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Yamareco

記録ID: 1364886
全員に公開
ハイキング
関東

「秀麗富嶽12景」3座を繋ぐ(冬の低山足馴らし尾根歩き:田野倉駅〜九鬼山〜高畑山〜倉岳山〜簗川)

2018年01月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:36
距離
18.7km
登り
1,763m
下り
1,874m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
2:00
合計
9:31
7:30
6
7:36
7:36
8
7:44
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8:24
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9:30
2
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3
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1
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62
16:41
16:41
20
17:01
天候 晴れ午後一時曇り
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
・往路:富士急・田野倉駅(SUICA・PASMO等使用可)から徒歩。禾生駅からのルートも複数あり。九鬼山までの距離はほぼ同様でしょうか。
・復路:JR梁川駅(無人、SUICA・PASMO等使用可)まで、車道にも要所に指導標あり、分かりやすい道。
コース状況/
危険箇所等
・九鬼山の直下はいずれも急阪、スリップ注意。高指までの尾根道は、倒木等も多くややルートが分かりにくい区間あり。特に、小ピークを迂回する顕著な巻き道へ引き込まれ、そのまま下山する作業道へ入ってしまう箇所あり、進行方向に要注意。
・大桑山〜高畑山の間の稜線、一部細い岩稜の区間あり。よく見ると向かって左側に巻き道もありますが、通行注意。
・立野峠から梁川駅への下山路は、沢沿いの徒渉を繰り返すルート。要所には小橋や赤ペンキの表示あり、特に迷いやすい区間はないものの、一部沢筋が荒れ、歩きにくい箇所あり。特に夕暮れ時の下山は方向等注意。
その他周辺情報 梁川駅周辺には適当な日帰り温泉ナシ。(時間があれば、高尾でJR下車、高尾山口の京王高尾山温泉が最もお手近でしょうか?)
今日は、富士急・田野倉駅からスタート。朝寝坊のため、当初予定から約30分遅れのスタートです<冷汗>…。
2018年01月21日 07:26撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
1/21 7:26
今日は、富士急・田野倉駅からスタート。朝寝坊のため、当初予定から約30分遅れのスタートです<冷汗>…。
正面の尾根を登り、九鬼山を目指します。早朝の冷え込みで畑にはザクザクの霜が…。
2018年01月21日 07:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 7:31
正面の尾根を登り、九鬼山を目指します。早朝の冷え込みで畑にはザクザクの霜が…。
ここで踏切横断。奥には大菩薩連嶺がスッキリ見えてます。。
2018年01月21日 07:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 7:39
ここで踏切横断。奥には大菩薩連嶺がスッキリ見えてます。。
地味ですが、ここに「登山道」の標識あり。こうした取り付きの車道歩きや舗装の林道チョイスが意外に難所だったりします(本日この後このことを実感…)。
2018年01月21日 07:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 7:41
地味ですが、ここに「登山道」の標識あり。こうした取り付きの車道歩きや舗装の林道チョイスが意外に難所だったりします(本日この後このことを実感…)。
リニア実験線の向こうに、富士が頭だけ出してます…。
2018年01月21日 07:44撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 7:44
リニア実験線の向こうに、富士が頭だけ出してます…。
ここで2つのコースに分岐。距離が短く、「みんなの足跡」でポピュラーな池ノ山コースをチョイス。
2018年01月21日 07:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 7:48
ここで2つのコースに分岐。距離が短く、「みんなの足跡」でポピュラーな池ノ山コースをチョイス。
沢を徒渉して対岸へ。水量は問題ナシ。
2018年01月21日 07:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 7:49
沢を徒渉して対岸へ。水量は問題ナシ。
尾根出合、標識あり。ここからは尾根通しのルートとなります。
2018年01月21日 08:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 8:04
尾根出合、標識あり。ここからは尾根通しのルートとなります。
少し登ると、いきなりの好展望スポット!眼前にリニア実験線ドーン、白妙の富士も少しずつ全貌を現し、Goodな構図。
2018年01月21日 08:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 8:10
少し登ると、いきなりの好展望スポット!眼前にリニア実験線ドーン、白妙の富士も少しずつ全貌を現し、Goodな構図。
ここで禾生駅からのルートと合流。最後の一登りです。。
2018年01月21日 08:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 8:36
ここで禾生駅からのルートと合流。最後の一登りです。。
この辺りが、ちょうどリニアトンネルの真上でしょうか…。ゼネコン談合事件で本線工事の遅れが懸念されます…。
2018年01月21日 08:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 8:41
この辺りが、ちょうどリニアトンネルの真上でしょうか…。ゼネコン談合事件で本線工事の遅れが懸念されます…。
ここで、尾根通しの急坂と新道が分岐。少々クタビレてきたので、ここは新道へ。
2018年01月21日 08:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 8:45
ここで、尾根通しの急坂と新道が分岐。少々クタビレてきたので、ここは新道へ。
天狗岩。エアリアマップには記載ナシ。歩いて3分だそうなので、ちょっと行ってみましょう!
2018年01月21日 08:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 8:59
天狗岩。エアリアマップには記載ナシ。歩いて3分だそうなので、ちょっと行ってみましょう!
確かに、展望バツグン!富士も裾野までキレイに見えてきました。
2018年01月21日 09:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 9:02
確かに、展望バツグン!富士も裾野までキレイに見えてきました。
尾根直登のルートと合流。九鬼山まであと少し。
2018年01月21日 09:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 9:20
尾根直登のルートと合流。九鬼山まであと少し。
九鬼山山頂着。山梨百名山です。山名標識が多数!
2018年01月21日 09:24撮影 by  SBM303SH, SHARP
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九鬼山山頂着。山梨百名山です。山名標識が多数!
初登頂なので、山頂証拠写真撮っていただきました。逆光気味ですが…。
2018年01月21日 09:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
3
1/21 9:25
初登頂なので、山頂証拠写真撮っていただきました。逆光気味ですが…。
ここも「秀麗富嶽12景」の一つですが、樹間から垣間見える控え目な感じ。
2018年01月21日 09:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 9:28
ここも「秀麗富嶽12景」の一つですが、樹間から垣間見える控え目な感じ。
ここで禾生駅方面の第二ルートを分け、鈴ヶ音峠(標識では「鈴懸峠」)方面の縦走路へ。行き交う人もほとんどない、静寂のコースです。
2018年01月21日 09:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 9:36
ここで禾生駅方面の第二ルートを分け、鈴ヶ音峠(標識では「鈴懸峠」)方面の縦走路へ。行き交う人もほとんどない、静寂のコースです。
高指山頂着。地味にキツい登りが続き、結構ヘロヘロです。ここも未踏峰、男性ソロの方に証拠写真お願いしました。
2018年01月21日 11:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 11:12
高指山頂着。地味にキツい登りが続き、結構ヘロヘロです。ここも未踏峰、男性ソロの方に証拠写真お願いしました。
一瞬タヌキの顔かと見紛う、アートな枝木。
2018年01月21日 11:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
1/21 11:15
一瞬タヌキの顔かと見紛う、アートな枝木。
昼食を済ませ、一旦下ります。本日のラスボス、高畑山〜倉岳山方面が見えてきました!
2018年01月21日 11:43撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 11:43
昼食を済ませ、一旦下ります。本日のラスボス、高畑山〜倉岳山方面が見えてきました!
落ち葉のプロムナードがステキな尾根道。
2018年01月21日 11:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 11:45
落ち葉のプロムナードがステキな尾根道。
鈴ヶ音峠。ここで尾根道を一旦外れ、しばしの車道歩き。猿橋駅方面への下山路もあり。
2018年01月21日 12:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 12:01
鈴ヶ音峠。ここで尾根道を一旦外れ、しばしの車道歩き。猿橋駅方面への下山路もあり。
ここは左(入り口には「NTT中継所専用道、行き止まり」の表示あり)が正解。右は秋山街道へ下る林道でしたが、NTTの「行き止まり」の表示に幻惑され、一旦林道を下ってしまう仕儀に…。
2018年01月21日 12:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 12:09
ここは左(入り口には「NTT中継所専用道、行き止まり」の表示あり)が正解。右は秋山街道へ下る林道でしたが、NTTの「行き止まり」の表示に幻惑され、一旦林道を下ってしまう仕儀に…。
ここに高畑山方面への登山口あり。急坂の尾根道です…。
2018年01月21日 12:21撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 12:21
ここに高畑山方面への登山口あり。急坂の尾根道です…。
秋山街道沿いのリニア線の地上部分が見えてます。この区間はトンネルだらけですが、僅かな地上部分でも、残念ながらリニア車両走行の雄姿は見えないようですね…。
2018年01月21日 12:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 12:37
秋山街道沿いのリニア線の地上部分が見えてます。この区間はトンネルだらけですが、僅かな地上部分でも、残念ながらリニア車両走行の雄姿は見えないようですね…。
大桑山頂着。本日の最高標高点に近く、アップダウンの疲労も重なってかなりヘロヘロです…。
2018年01月21日 13:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 13:08
大桑山頂着。本日の最高標高点に近く、アップダウンの疲労も重なってかなりヘロヘロです…。
標高1,000m弱とは思えぬ険しい岩稜を通過。濡れているとオッカナイ感じ。(振り返って右側に巻き道あり。)
2018年01月21日 13:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 13:33
標高1,000m弱とは思えぬ険しい岩稜を通過。濡れているとオッカナイ感じ。(振り返って右側に巻き道あり。)
高畑山着。「秀麗富士12景」の1座。かなり逆光気味ですが、秀麗富士も微かに見えてます…。
2018年01月21日 13:47撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
1/21 13:47
高畑山着。「秀麗富士12景」の1座。かなり逆光気味ですが、秀麗富士も微かに見えてます…。
ここも小生未踏峰です。居合わせた男性ソロの方に証拠写真お願いしました。
2018年01月21日 13:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 13:48
ここも小生未踏峰です。居合わせた男性ソロの方に証拠写真お願いしました。
ここが雛鶴峠への縦走路入り口。道志方面への貴重な接続ルートですが、余り踏まれてない感じです…。
2018年01月21日 13:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 13:56
ここが雛鶴峠への縦走路入り口。道志方面への貴重な接続ルートですが、余り踏まれてない感じです…。
高畑山手前の険しい岩稜とは打って変わって、歩きやすいなだらかな道です。
2018年01月21日 14:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 14:04
高畑山手前の険しい岩稜とは打って変わって、歩きやすいなだらかな道です。
穴路峠が近づき、本日本当のラスボス、倉岳山も眼前に…。
2018年01月21日 14:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 14:15
穴路峠が近づき、本日本当のラスボス、倉岳山も眼前に…。
ここは「天神山」という小ピーク。
2018年01月21日 14:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 14:18
ここは「天神山」という小ピーク。
大菩薩〜百蔵山方面がキレイに見えてます。
2018年01月21日 14:19撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 14:19
大菩薩〜百蔵山方面がキレイに見えてます。
穴路峠通過。鳥沢駅への下山路あり。ここからいよいよ最後の一登りです!(アアシンド…。)
2018年01月21日 14:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 14:22
穴路峠通過。鳥沢駅への下山路あり。ここからいよいよ最後の一登りです!(アアシンド…。)
倉岳山頂到着!秀麗富士12景だけあり、富士山方面の展望も開けた明るい山頂です。午後の逆光と雲で、肉眼でうっすら見えるぐらいですが、まずは目標達成に満足。。
2018年01月21日 14:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 14:53
倉岳山頂到着!秀麗富士12景だけあり、富士山方面の展望も開けた明るい山頂です。午後の逆光と雲で、肉眼でうっすら見えるぐらいですが、まずは目標達成に満足。。
こんな感じ。果たして写ってるのでしょうか…?(目を凝らすと、辛うじて見えますね…。)
2018年01月21日 14:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
1/21 14:56
こんな感じ。果たして写ってるのでしょうか…?(目を凝らすと、辛うじて見えますね…。)
立野峠着。寺下峠まで歩けば、昨年末の足跡と尾根で繋がりますが、本日は時間切れ&疲労のため、ここから簗川へ下山します。北側斜面ははや暮れなずむ夕景の趣…。
2018年01月21日 15:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 15:36
立野峠着。寺下峠まで歩けば、昨年末の足跡と尾根で繋がりますが、本日は時間切れ&疲労のため、ここから簗川へ下山します。北側斜面ははや暮れなずむ夕景の趣…。
昨夏に北アで転倒・負傷した時と同じような、手すりのない桟橋…。緊張してソロリソロリと渡ります…。
2018年01月21日 16:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 16:33
昨夏に北アで転倒・負傷した時と同じような、手すりのない桟橋…。緊張してソロリソロリと渡ります…。
倉岳山登山口に無事降り立ちました。山間の日暮れは早く、あと30分もすると、沢筋の本ルートも通行困難となりそう…。
2018年01月21日 16:43撮影 by  SBM303SH, SHARP
1/21 16:43
倉岳山登山口に無事降り立ちました。山間の日暮れは早く、あと30分もすると、沢筋の本ルートも通行困難となりそう…。
夕景の倉岳山の上に細い月が。今日も長い一日でした…。
2018年01月21日 17:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 17:04
夕景の倉岳山の上に細い月が。今日も長い一日でした…。
ゴールの簗川駅に到着!長いハイキング歴でも、この駅に下山するのは初めてという気がします。
2018年01月21日 17:05撮影 by  SBM303SH, SHARP
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1/21 17:05
ゴールの簗川駅に到着!長いハイキング歴でも、この駅に下山するのは初めてという気がします。

装備

備考 消費水分量:PET(500ml:ソルティライチ)×1、ガッツギア×1、昼食スープ・コーヒー用お湯(THERMOS)約500ml(倉岳山から梁川方面の下山路前半に美味しい水場あり。)

感想

先週土曜、夏の転倒・骨折の回復状況を掛かり付けの整形外科で定期検診、順調な回復を確認、主治医からも「ひとまず定期チェックは今日で終わり」と嬉しい仮卒業許可。家族からは「喉元過ぎれば…」と冷やかな視線を浴びながらも、週末の好天と週明けの大雪予報に背中を押され、日曜未明から足馴らし(手慣らし?)にこの時期ならではの中央沿線・低山尾根歩きに出撃です。
 前夜、全豪テニスの見過ぎでいきなり寝坊、京王線の始発を逃しますが、何とか予定の30分遅れでスタート地点の富士急・田野倉駅に降り立ちます。早速取り付きの尾根から本日最初のピーク、小生未踏の九鬼山を目指します。途中、眼前のリニア実験線と朝靄の富士、更に天狗岩からの三ツ峠〜富士〜道志の大展望に早くもすっかり満足。急坂をクリアすると、九鬼山頂には朝イチで結構多くのハイカーが。ここは「秀麗富嶽12景」の1つ、樹間越しに額入り油絵のような富士の美しい構図と、小生自身の登頂証拠写真をカメラに収め、早々に賑やかな頂上を辞します。
 その名もズバリ・富士見平から尾根縦走路へ足を踏み入れると、一転して行き交う人も疎ら、ルートもやや心許ない倒木混じりのか細い小路に。途中、顕著な巻き道に引き込まれ、本年お初のヤブ漕ぎで正規ルートに復帰したりするうち、すっかり腹の虫が音を上げ、小ピークでスープスパ軽食の後、高指山で早くも弁当昼食タイム。時刻は昼前、日の短いこの季節、食休みであまりノンビリもしていられず、低山の割には意外に激しいアップダウンにアゴが上がりながらも、どうにか中間点の鈴ヶ音峠に到達。ここからは暫しの車道歩き、NTT中継局取り付け道路の紛らわしい「この先行き止まり、立入禁止」表示に眩惑されタイムロスしながらも、突坂峠からようやく正規の高畑山方面への尾根道へ。この先も大桑山の急坂でヘロヘロになり、途中の岩稜をビビりながら通過、コースタイムオーバーで高畑山に辿り着く頃には、このまま鳥沢駅にエスケープしようか、と弱気の虫が頭をもたげます。
 それでも、山頂からの低山と思えぬ好展望に力を得て、再び元気に最終ターゲットの倉岳山に午後3時前到達。ここも未踏峰、しかも本日3座目の「秀麗富嶽12景」 ということですっかり満足。居合わせた男性ソロの方と「富士はどこだー」と目を凝らして夕映えの霊峰の展望を楽しみ、フルーツヨーグルトのご褒美を流し込んで、立野峠から計画通り梁川駅への下山路へ足を進めます。このコースは意外にタフな沢沿いのルートで、一部荒れている区間や、昨夏の北アでの転倒場所を彷彿とさせるビミョーに怖い小橋を慎重に通過。どうにかトラブルなく、明るいうちに瀟洒な造りの簗川駅へ無事ゴール。
 ということで、翌月曜(1/22)に予報通り関東は4年ぶりの大雪、大寒波襲来で気温もぐっと下がり、近郊の低山も暫くはアイゼンなしでは歩きにくい状況が続きそうです。今年こそは、300名山ラスト1で最近小康状態の箱根・神山の登山規制解除を期待したいところですが、折悪しく昨1/23、これまた想定外の草津・本白根山の噴火が発生。火山防災の規制緩和は益々遠のきそうな雲行きです(涙)。噴火後も火山性微動の続く草津白根はじめ、山の神々のご機嫌が早く治まることを祈るばかりです…。(この場を借り、草津白根山噴火で犠牲になった方、負傷された方々に心からのお悔やみ、お見舞いを申し上げます。小生もスキーや山登りで同山域にはかれこれ10回近く足を運んだだけに、他人事とは思えません…。)

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