石鎚山 ラッセルの果てに見た神様のご褒美

2018年01月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,043m
• 下り: 1,037m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:07
• 休憩: 2:13
• 合計: 6:20

8:53 山頂成就駅
9:14 9:28 成就社
9:36 9:36 八丁坂
9:47 9:47 八丁のコル
10:29 10:36 前社が森
11:04 11:04 夜明峠
11:20 11:26 一ノ鎖（下）
11:43 11:52 二の鎖下
11:58 12:16 二ノ森・面河渓方面分岐
12:19 12:22 三ノ鎖（下）
12:24 13:08 石鎚山・弥山
13:11 13:12 三ノ鎖（下）
13:14 13:18 二ノ森・面河渓方面分岐
13:21 13:24 二の鎖下
13:31 13:36 一ノ鎖（下）
13:43 13:44 夜明峠
13:55 13:56 前社が森
14:17 14:18 八丁のコル
14:31 14:31 八丁坂
14:43 14:59 成就社
15:13 15:13 山頂成就駅
15:13 ゴール地点

二ノ鎖小屋から先はまさかのトレース無し。撤退も考えましたが、頑張って登頂。
腰まで埋まる雪の斜面に、ワカンを持って来なかったことを激しく後悔・・・。

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

石鎚山ロープウェイ最寄りの京屋旅館駐車場に駐車し、ロープウェイで成就駅へ。
駐車1日700円、ロープウェイ往復1950円。

コース状況／危険箇所等

二ノ鎖小屋から先の階段や桟道はまだ完全には埋まっていませんが、区間により雪斜面のトラバースが必要になる場所もあるので、注意が必要。

その他周辺情報

成就社前の売店は、2軒営業していましたので、食事等可能だと思います。

写真

1/27 8:17

ロープウェイ前、京屋旅館。奥で土産物店営業中。

1/27 8:18

ロープウェイ入口。

1/27 8:20

石鎚山ロープウェイ山麓下谷駅。スキー客も利用します。

1/27 8:47

標高1300mの成就駅まで8分ほど。気温-9℃。

1/27 8:53

ロープウェイから成就社へ。徒歩30分。

1/27 9:08

時折のぞく青空に映える霧氷の森。

1/27 9:11

成就社到着。登山の無事を祈願。

1/27 9:25

神門を抜けて、いよいよ登山道へ。

1/27 9:57

霧氷に染められた樹林帯を行く。

1/27 10:25

試しの鎖方面は誰も行っていません。

1/27 10:33

前社ヶ森。売店は休業中。

1/27 11:00

風に流された雲が次々流れ、幻想的な風景を見せてくれます。

1/27 11:00

そして、たまに青空が。

1/27 11:38

土小屋方面との合流点。さすがに道路閉鎖中の土小屋方面から来た人はいない模様。

1/27 11:38

二の鎖小屋。

1/27 11:43

ここから先の核心部はノートレース。果敢に挑む勇者が。

1/27 12:29

途中で勇者を交代し、腰まで埋まる雪の中を前進。
ワカンを装備した年配のベテランさんと交代でラッセル。

1/27 12:30

最強寒波後の山頂に一番乗り。
山頂についてすぐ、なんと雲の中から天狗岳が！

1/27 13:00

それまでのガスガスから一転、強風に雲が飛ばされ、凍てついた峰々の姿が(嬉泣)

1/27 13:23

瓶ケ森へと続く稜線も姿を現しました。

1/27 14:39

無事成就社へ下山。
成就社にお参りしてお礼を申し上げ、ロープウェイへ。

撮影機器：

RICOH WG-M1 リコー

PENTAX K-1 ボディ ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

tsune00

最強寒波後の石鎚山へ突入。予想通り、どっかり雪が積もっており、トレースのある場所でも膝上までハマります。
しかも、二ノ鎖小屋まで来ると、頂上までの核心部はトレースが無い！
山頂付近はガスガスで展望もなく、撤退も考えましたが、数名の勇者が進むのを見て、13時までと時間を決めて後を追います。
途中から先頭に出て、ワカン装備のベテランさんと交代でラッセル。腰まで埋まる斜面に難儀しましたが、階段や桟道はまだ完全には埋まっていなかったので助かりました。
三ノ鎖小屋のところで、「ここからはアイゼンで大丈夫だから、先へどうぞ」とうれしいお言葉。
お言葉に甘え、寒波後の石鎚山頂に一番乗り。
まずは山頂社にお参りして振り向くと、それまでのガスガスから、すーっと雲が晴れ、頭上には青空、そして雲の中から天狗岳の姿が・・・！
その後も雲の晴れ間が次々と流れてきて、瓶ヶ森方面の大展望もみることができました。
雪まみれになり、息も絶え絶えで山頂にたどり着いた人間に、石鎚の神様がご褒美をくれたように感じました。