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Yamareco

記録ID: 137289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳-抜戸岳-弓折岳縦走(1泊2日)

2006年09月03日(日) 〜 2006年09月04日(月)
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yamafuji その他1人
GPS
32:00
距離
26.1km
登り
2,231m
下り
2,240m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2006年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
いくぜ!笠新道!
2006年09月03日 07:31撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 7:31
いくぜ!笠新道!
長い!
2006年09月03日 11:43撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 11:43
長い!
分岐
2006年09月03日 13:08撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 13:08
分岐
まだかいのー
2006年09月03日 13:39撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 13:39
まだかいのー
先は長いのー
2006年09月03日 14:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 14:22
先は長いのー
頂上、着いた!
顔死んでる(笑)
2006年09月03日 15:12撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 15:12
頂上、着いた!
顔死んでる(笑)
ブロッケン
2006年09月03日 15:13撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 15:13
ブロッケン
明日歩く道と槍ヶ岳が
見えて気合い復活!
2006年09月03日 17:35撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 17:35
明日歩く道と槍ヶ岳が
見えて気合い復活!
穂高ー!カックイー!
2006年09月03日 17:38撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 17:38
穂高ー!カックイー!
槍ー!
小槍も見えるぜっ!
2006年09月03日 17:56撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 17:56
槍ー!
小槍も見えるぜっ!
槍穂高連邦の
素晴らしい景観
2006年09月03日 17:58撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 17:58
槍穂高連邦の
素晴らしい景観
今日通ってきた道
明日も通る。
2006年09月03日 17:58撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/3 17:58
今日通ってきた道
明日も通る。
モルゲンロート
2006年09月04日 04:55撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 4:55
モルゲンロート
朝日が槍ケ岳の
肩から昇り始めた
2006年09月04日 05:43撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 5:43
朝日が槍ケ岳の
肩から昇り始めた
昨日登った笠ヶ岳が
朝日に輝く
2006年09月04日 05:43撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 5:43
昨日登った笠ヶ岳が
朝日に輝く
なんとも言えない一時
2006年09月04日 05:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 5:44
なんとも言えない一時
槍が輝いているようだ
2006年09月04日 05:44撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 5:44
槍が輝いているようだ
通ってきた道(笠ヶ岳)
を振り返る
2006年09月04日 05:46撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 5:46
通ってきた道(笠ヶ岳)
を振り返る
これから進む道
2006年09月04日 05:48撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 5:48
これから進む道
槍穂を見ながら縦走
最高だ
2006年09月04日 06:32撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 6:32
槍穂を見ながら縦走
最高だ
秩父平
同行者が小さく見える
2006年09月04日 06:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 6:42
秩父平
同行者が小さく見える
秩父平からも槍が見える
2006年09月04日 06:42撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 6:42
秩父平からも槍が見える
秩父平への下り
2006年09月04日 06:46撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 6:46
秩父平への下り
弓折岳
双六と笠への分岐
2006年09月04日 08:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 8:22
弓折岳
双六と笠への分岐
笠がどんどん遠くなってく
悲しい
2006年09月04日 08:28撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 8:28
笠がどんどん遠くなってく
悲しい
ずっと槍が見える
2006年09月04日 08:57撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 8:57
ずっと槍が見える
鏡平
水面に映る槍ケ岳が美しい
2006年09月04日 09:20撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 9:20
鏡平
水面に映る槍ケ岳が美しい
長い長い小池さーんの始まり・・・
2006年09月04日 09:22撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 9:22
長い長い小池さーんの始まり・・・
暑く長い下りだったぜ
小池さんてば。
2006年09月04日 11:29撮影 by  FinePix F30 , FUJIFILM
9/4 11:29
暑く長い下りだったぜ
小池さんてば。
撮影機器:

感想

深夜新穂高駐車場に着く。仮眠をし翌朝登山開始。 
今日はあの笠新道に戦いを挑みに来たのだ! 
 
今回の山行は 
【1日目:新穂高〜笠新道〜抜戸岳〜笠ヶ岳(笠ヶ岳山荘泊)】 
【2日目:山荘〜弓折岳〜鏡平〜小池新道〜新穂高】 
で、一泊二日の行程だ。 
 


【1日目】

「笠新道」…。そいつは北アルプス三大急登のひとつと言われ、登山口から山頂まで標高差1,800m…。
※北アルプス三大急登とは燕岳の合戦尾根・烏帽子岳のぶな立尾根・笠ヶ岳の笠新道の事をいう。 

いつかは登らなくては…と思っていた。
そう、その日が来たのである。 
三大急登の一つ、合戦尾根は登りと下りで2回経験しているがそれほどでもなかった。しかし…笠新道はそれ以上だと聞く。 
はたして、へなちょこの私に登り切れるか…?

 
ひたすら登る…。ただひたすらに…。
上を見ると嫌になるからなるべく見ない。このまま永遠に登り続けるのか…。
しかし、ゴールは必ずある。
 
「山荘に着いたらコーラ飲むんだ。」そんなちっぽけな夢が果てしなく感じる。 
相方は、快調に歩を進める…。どんどん引き離されていく…。 

私の頭の中では「奴め…毎日残業で終電帰りのくせになんであんなに体力あんだ…?
やっぱり奴の脳みそは筋肉で出来ているんだ。ちくしょー」と、
どうでも良いような事を悶々と考えていた。 
 
そしてようやく抜戸岳のピークに到着。そこからは稜線歩きだ。
つらい急登もこれで終わりだ…。
と思ったのもつかの間、そこから笠ヶ岳までの道のりの長いこと長いこと…。 
幾度かアップダウンを繰り返し、とうとう山荘に到着! 

ザックをデポして笠ヶ岳頂上へ向かう。 
頂上では運良くブロッケンがお出迎え。


 
笠ヶ岳山荘は、槍・穂高連峰が一望できる絶好の撮影ポイント。 
槍や穂高を望み、今日一日が無事であったことを感謝する。
 
「笠新道」は辛いことは確かだが、思ったよりは楽だった。 
コースタイムを30分は短縮できたが7時間半もかかってしまった…。 
私がいなければ、相方はもっと早く着いていただろう…。申し訳ない。 
 
山荘では、夕日が槍穂を照らす最高の景色を堪能できた。


【2日目】
早朝誰よりも早く山荘を出発。星酔いをするほど外は満天の星。 

しかし空は徐々に明るくなってきており、槍穂のシルエットが浮かび上がる。神々しい程感動的。 
 
昨日歩いた縦走路をしばらく歩いていると、ご来光が突然ピカー!!っと目の前に飛び込んできた。


数年前、表銀座縦走路から見た槍・穂高連峰に沈む夕日も素晴らしかったが 
やはりご来光の素晴らしさは格別だ。 
 
縦走路から見る景色は360度の大展望。 
遠く白山や、剣岳、立山から愛すべき富士山までもが一望できる。

 
あまりの美しさに撮影時間を取りすぎてコースタイムをオーバー。 
でも良いのだ。ここはゆっくり時間をかけてこの景色を堪能しなきゃ、勿体なさ過ぎる。  
 
そして楽しい縦走路を充分堪能した私達は、樹林帯の下りへと入っていった…。 

しばらく下ると鏡平に到着。ここは水面に映る槍の姿がなんとも美しい所だ。 

槍に別れを告げ、鏡平を後にする。 
後は小池新道下るだけ〜♪と楽観的な私。
 
そう、この後、地獄の4時間が待っているとは思いもせずに…。
 
暑い。暑い。暑すぎる…。 
長い。長い。長すぎる…。 

天気が良すぎて日差しが容赦なく照りつける。
 
ちょっと位風が吹いてくれても良いのにさ。 
全然吹かないんだよ…。 

しかも下っても下ってもまだ下りなんだよ。
 
私の頭の中では「そりゃそうだ。だって笠新道あれだけ登ったんだから、それだけ下るって事だろ…」
と昨日の悶々モード突入 
 
数年前、山仲間のお兄様達と新穂高から双六、鷲羽、雲ノ平、湯俣温泉への縦走の際に小池新道を通ったが、こんなに長かったっけ? 
あの時は若かったからなぁ…。うっうっ

それかあまりにもきつすぎて当時の記憶が自動的に抹消されたか…。

うううっ…あの時の私偉い!
よくぞこんなダラダラ長い道をテント担いで登ったよ。
 
もう嫌だね。絶対やんないね。もう、小池新道はこりごりだね。 
さよなら小池新道。もうこないよ。
 
…でも西鎌尾根もあるし、双六も又行きたいし…。
トホホ。また来る羽目になるな。 

やっとの思いで林道に出たが、この林道がまた長っ! 
時折コンクリートになるのだが、足が痛いのなんのって…。 
登山靴はコンクリには不向きだね。
 
新穂高にやっとの思いで到着したが私は生きる屍と化していた。 

今日はこれから旅館に泊まるので、この汚い格好では悪いだろうということになり近くの「深山荘」の露天風呂で汗を流す。 
河原にある自然の露天風呂なので女湯に向かう際、素っ裸のおじさんと目が合う。気まずい…。 
 
本日の行程は8時間半。コースタイム30分程オーバー。

かかりすぎだな、こりゃ。

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