芽室岳
- GPS
- 08:05
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:05
天候 | 曇り時々晴れ / 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通行止めゲート手前の待避所に駐車。 |
写真
感想
芽室岳を登って滑ってみた。
芽室岳登山口までのアプローチ道は工事のためかなり奥まで除雪されていた。一般車通行止めゲートの少し手前の待避スペースに駐車。そこからスタートした。除雪されていたおかげで予定の行動時間より一時間は短縮出来たと思う。
工事事務所手前まで除雪された道を進む。その後は除雪されていない車道を芽室岳登山口までスネラッセルで進んでいく。密度の濃い片栗粉雪で足が重くてめっちゃしんどいラッセルだった。小屋を過ぎたところから夏道の尾根に取り付く。あとはひたすら尾根をまっすぐ上へと登っていくだけ。
尾根に入るとヒザラッセルとなる。ここも重くて深い雪であまりペースも上がらなかった。あまりのラッセルの辛さに何度も「ここで止めよう...」と思いながら半泣き状態で登っていた。風も強くて久しぶりにキツい登りだった。標高1400mぐらいまで登って雪が硬くなったところでようやく深いラッセルから解放された。
なんとか稜線まで上がると、そこは立っているのもしんどいぐらいの爆風だった。耐風姿勢を取っていないと倒されてしまう。今すぐにでも帰りたい気分だったけど視界が良くて進む尾根もバッチリ見えるし、もうすぐ山頂なので我慢して登った。
山頂では写真を一枚だけ写して風下側の斜面に逃げた。そこもあまり風の強さは変わらなかったがとりあえず急いで滑走準備をする。シールを外してブーツのバックルを締めていると...、横に置いていたザックが風で動いて斜面の下に転がり落ちていった。そのまま全く止まることなく僕の視界から消えていってしまった。マジかヤバい…。
急いでスキーを履いて探しにいくと幸い100mぐらい下で木にぶつかって止まっていた。良かった。先日も準備中にスキーを流してしまったばかりなのに注意が足りない。それにしてもザックのような重い物が風で動くとは思わなかった。
無事ザックを発見後、登ってきた尾根まで横移動。分かっていたけど尾根は激重い雪でほぼ滑りにならず。片栗粉に水を混ぜたようなねっとりとした雪で「重い!」という感想しかないような雪質だった。滑るのも曲がるのも止まるのもしんどかった。早くこの環境から抜け出したくて急いで登山口まで下りた。
登山口からの戻りは何度か登り返しがあるけどシールは必要なかった。最後の除雪された道はほぼ自動運転。ただ石が多くてソールがひどいことになってしまった。涙。
重い雪、深い雪、強い風で久しぶりにタフな山スキーだった。下山後にGPS データを見て三角点の山頂まで行っていないことも判明。何ともアホ過ぎる。今度は天気のいい日にまたいつか登ることにしよう!
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