伯耆大山2days*雪遊びと感動のお日の出♪
- GPS
- 07:15
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 3:33
- 合計
- 6:48
天候 | ■day1 曇りのち晴れ ■day2 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中で買い出しに行く必要が有り、係員の方に伝えたところ出入り可能でした。 ■今回宿泊したのは ⇒ 『山と旅の宿 大山ゲストハウス寿庵』さん http://www.daisen-guesthouse-juan.com/ 素泊まり3000円(冬季は暖房代として+500円) 自炊用にキッチン(調理器具、食器等)あります。 ゲストハウスならではの他の宿泊者や女性オーナーさんとの会話も楽しいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み固められているため序盤からアイゼン必要。私たちは1合目過ぎたあたりから。 ピッケルは今回使わなかったけれど6合目より上では持っていた方多数。 6合目までは樹林帯、それより上は基本吹きさらし雪原台地。 7合目〜山頂避難小屋付近まで風の通り道となっている。耐風姿勢をとるほどではないがそれなりに爆風。山頂に行くと逆に無風。 |
その他周辺情報 | ■『豪円湯院』さん http://www.goenyuin.com/ 最近値下がりして大人1人380円。初日と2日目のお山の後に利用。 今回の宿泊地・寿庵さんから徒歩5分。am11:00オープン。 |
写真
感想
あの北陸の大雪以来全くお山に行けていませんでしたがようやく行けました。
大山は無雪期に一度だけ行ったことが有りますが、頼りになる3人のお山先輩と共に、憧れの厳冬期大山へ。
同行して下さったみなさん、本当にありがとうございました。
【18日(日)】金沢発
15時出発。一般道で舞鶴まで寄り道しながらのんびりと。舞鶴からは初めての舞鶴若狭道をテロテロ走り、姫路のHさん宅に到着したのが19日のAM3時。そこからHさんの運転で岡山へGO。関東から夜行バスで来たAさんとS師匠も5時に岡山到着。そのままHさんの車に全員で乗り込み大山方面へ。ファミレスで朝ごはんを食べるとすでに8時過ぎ。寝不足の人もいるので初日ゆるゆる、二日目ガッツリで。
【19日(月)】元谷スノーハイク
前回は夏山登山道ピストンだったので大山寺も大神山神社も寄れずでしたが、今回は元谷ということでこれらが通過点となります。大変静かですが、一般の参拝客の皆さまもちょいちょいいらっしゃるので参道階段は冬あるあるな滑り台にはなっていませんでした。
元谷の避難小屋まで1時間ほど。かなり広いゆるやかスペースがあります。こちらはBCボーダーのみなさまの通り道にもなっているようで、たまに滑って来る方を見かけます。着いた途端北壁が姿を現し始め皆コーフン!軽くパンをかじったあと、それぞれが思い思いの時間を過ごします。北壁が完全にガスに飲みこまれたのを見届け、来た道を戻ります。
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下山後、宿泊地の寿庵さんから徒歩5分の豪円湯院さんへ。前回大山の時は下山しても営業開始時間にすらなっておらず行けず仕舞いだったので今回とても楽しみにしていました。寿庵さんがこの往復10分のために我々全員にスパイク長靴を用意して下さいました。面倒な登山靴を履かなくても良いようにと。。心遣いと言えば、お部屋に戻ってベッドメイキングしようとしてふとんを広げると、なんとゆたんぽがお布団にしのばせてありました。おかげでぽかぽかぐっすり。矢田さんのお人柄がもう素晴らしすぎて、ここに集うみなさんとの会話も楽しくファンが多いのもうなずけます。寿庵さん最高。来年も絶対来ます。
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【20日(火)】大山お日の出ハイク
実は2日ほど前まで今回予定の2日間だけピンポイント雨予報、その前後が晴れというなんとも悩ましい予報だったのですが、前日になってあれよあれよで晴れに好転!まさかまさかTheDay来ちゃった?とざわついたので、当初話にすら登っていなかったご来光ハイクに満場一致で決定。これも大山を知りつくしたHさんがいてくれたからこそです。
南光河原から夏山登山道で上がります。たいそう踏み固められた高速道路が出来ており、アイゼンがないと序盤からずるずる滑ります。6合目までは樹林帯の中を上がります。風もなく暑い。4合目付近から眼下に米子だか松江だかの夜景がキレイ。S師匠が「あ!流れ星!」と叫びますが、煩悩人間には終ぞ見えませんでした。とほほ。
6合目を過ぎるとフリーダム直登大会です。どこからでもあがれます。ピッケルに換装する方も多いようですが、ストックでも行けそうだったのでそのまま。7合目付近からは森林限界を越え、一面雪原に。コースには等間隔で青い棒が立っています。ホワイトアウト時など次の棒が見えない場合は引き返すよう推奨されています。
7合目から先はこれまでとは一転激しい風。吹っ飛ぶほどではないけれど、体中に容赦なく雪が叩きつけられます。後で気づいたのだけれどハードシェルのベンチレーション全開でした。。
山頂直下の避難小屋あたりからこれまでの環境がウソのよう、限りなく無風。神はここにいらっしゃるのだなぁと思わざるを得ません。山頂到着後ほどなくしてお日の出です。地平線付近に多少の雲があったためぼんやりと上がってきましたが、それが逆に幻想的で息を飲むような美しさでした。
朝の色の変化を楽しんだ後は避難小屋で朝ごはん。この避難小屋の意味。冬の大山では命に関わることもある。トイレもありますが出来るだけ下界ですませたいところ。(下山後の温泉で会った女性にお聞きしたのですが、避難小屋のし尿はボランティアの方々が人力で下しているとのこと)
下りはあっという間。ただあまりにも踏み固められているので足への負担がかなりあって個人的に辛かったです。再び豪円湯院さんでホッとしたらお世話になった寿庵さんともお別れ。悲しい。また来年来ますと約束。
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この後まっすぐ帰途に…は就かず、別のお友達に会いに一路広島へ。鳥取や岡山から近いと思っていた広島(広島市)、実はかなーーーり遠かった。笑
牡蠣、ウニホーレン、お好み焼、そしてお酒に友達との会話。楽しい時間はあっという間に過ぎるもので滞在時間たった2時間。Aさんは新幹線で先に広島を発ち、残り3名はHさんの車で姫路までのんびり戻ります。S師匠の夜行バス時刻まで茶をしばいて私もゆっくり雪の金沢へと帰りました。そんで午後から仕事!我ながら元気です。
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