大ダワ、土蔵岳、猫ヶ洞
- GPS
- 07:09
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
天候 | 快晴のち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪の状態により変わる.先週1週間は雨や気温の高い日が多く,昨晩は氷点下まで下がったため,今日は雪が締まり非常に歩きやすかった.ワカンの必要もなく,足元が不安な人はアイゼンをつければ安全.私は何もつけずに通した.ただ,標高が低いところは,部分的に(樹木の周囲など)雪が融け地面が見えていて歩きにくい.雪の下は藪である. |
その他周辺情報 | 道の駅「さかうち」にレストラン,トイレがある. |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
雨具
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
ピッケル
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
先週,イベントで土蔵岳に登る予定だったが,急に中止になった.そのイベントでは八草トンネルの西まで縦走し,下山口に用意していた車で入山口まで戻る予定だった.イベントは中止になったが,行ってみたい山だったので,周回コースとして計画しなおし,本日,再挑戦となった.先週一週間,雨や気温の高い日が多く,昨晩は氷点下まで下がったため,雪は締まってよい状態だろうと踏んでいた.また,今日から数日間でこの辺りの残雪期登山の適期が終わってしまうだろうとも思っていた.なるべく朝早く,雪が締まっているうちに登ってしまおうと考え,岐阜を6時集合にした.私にしては,かなりの早起きである.登山が趣味なのに,早起きが嫌いなのである.
道の駅「さかうち」でトイレをすまし,夜叉龍神社の駐車場に車を泊めさせていただく.除雪されており,10台以上は泊められそうだ.ここからは,戸粕にもアクセスができる.準備をして,早速,尾根に取り付く.この辺りの標高では半分以上,地面が見えていて,非常に歩きにくい.地面は藪である.もう,残雪期登山の適期の最後であることを実感する.標高を上げてゆくと次第に雪に覆われるようになってきた.雪は予想通り硬く締まっている.こういう状態を高速道路とい言うらしい.締まっているといっても若干強めに蹴りこめば滑るようなことはないので,アイゼンは不要である.ただ,冬靴でない場合,アイゼンをつけた方が安全である.同行者はアイゼンをつけ,下山までアイゼンで通した.
歩きやすい尾根を進むと奥美濃のマッターホルンと言われる蕎麦粒山(そむぎやま)が見えだす.この辺りからが最も尖がって見える.徐々に高度を上げてゆくと最初の目的地,大ダワに到着.本日の最高標高地点であり,地図には名前が書かれていないが,大ダワと呼ばれている.大ダワの山頂周辺は,非常に広い.こうした場所では大抵,樹木に覆われていて眺望がよくないものであるが,ここは,非常に眺望が良い.プチ平野である.南には金糞山も見える.
ここで,大きなザックを背負った若者に写真を撮ってもらった.話を聞くと,入山口は同じであるが,テント泊を続けながら,滋賀県,あるいは福井県との県境の尾根伝いに能郷白山まで行くそうだ.能郷谷に自分の車を泊めておき,本日は友人に送ってもらったとのことである.岐阜百山に挑戦中で,現在,8十いくつか,今回の山行を終えると一気に9十いくつかまで稼げるらしく,非常に効率が良いとのこと.それは確かにそうだが,ザックの重さは25kgとのことで誰でもできることではない.又聞きであるが,岐阜大学山岳部OBらしい.山小屋があるのにテント泊をする意義を感じていなかったので私はテント泊をやらないが,山小屋のない山では,テント泊ができるとこういう楽しみ方があるんだなと感じた.入り込みそうで怖いのですぐに忘れることにする.
大ダワからは,快適な広い尾根歩きで,ほどなく土蔵岳である.大ダワよりも標高が低いが山名が地図につけられている.不思議だ.山名の看板がないと山頂に気が付かないくらいである.朝は快晴だったが,この辺から天気が怪しくなってくる.いくつかのピークを越えると猫ヶ洞に到着.ここまでに,数パーティと出会った.知名度は低いが眺望はいいので,人気があるのかもしれない.冬だと,落葉しているので,尾根歩きの最中でも木々の間からも景色を楽しむことができる.
猫ヶ洞ではとうとう雪が降りだした.雪と言っても,雨が再度凍ったようなアラレっぽい雪である.さっさと昼食を取り,下山を開始する.下山は,一度,土蔵岳に戻り,R303に向かう尾根から下る.午後になると西日になるため,東に見える蕎麦粒山が日光に照らされて怪しく光って見える.蕎麦粒山は,南から見るとなだらかな舟伏山のように見えると,西から見ると三角形に尖って見える.マッターホルンほどではないが特徴的な山容をしている.
標高が下がってくると,雪もグダグダになり,踏み抜いたりし始める.ワカンをつけても良かったが面倒なのでツボ足のまま通した.先行するパーティの尻セードした跡もあった.一気に下ると,八草トンネルと川上トンネルの間のR303に降り立った.そこからは,R303を歩いて,川上トンネルも歩いて,入山口まで戻った.
コメント
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お二人が下山完了される直前で、お会いしませんでしたか?
赤のツートンのパジェロミニ。
お二人のその日のルートをお訊きしましたが・・・。
ぼくたちは、その日、点名戸粕(神ヶ岳)に行って来ました。
車の中と外でお話した方ですよね?よく覚えています.
その日は,登山中,トガスへの長い尾根がよく見えていて,
尾根に取り付くまではきつそうだけど,あとは楽かな〜とか
話しておりました.
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